Sの反対は何?

そう聞かれてMと答えるのが文系。Nと答えるのが理系。

#3講義(技術経営・外部組織連携)は、理系脳。世の物事は二律背反。文系知識(成長・競争戦略)と組み合わせ、バランス取るのが診断士。

.
■前置き:快走する自動車、苦悩する家電■

2008年リーマンショック以降の円高が、
日本の自動車・家電業界に与えた影響を説明せよ。(1,000字)

診断士試験でこんな問題は出ない。だがこの試験、

何かにつけ、モノ作りの話が大好き。

そしてモノ作り=製造業こそが日本のミライを支えると信じている雰囲気ありあり。上記の設問を今日の講義はこう説明。

自動車業界 家電業界
重たい 軽い
安全重視 機能重視
インテグラル型 モジュール型
参入障壁 移動障壁
貿易摩擦 一定規模の国内市場
海外現地化 ガラパゴス
為替リスクヘッジ 為替リスク直撃

次の競争=IoT(モノのインターネット)はすでに待ったなし。そして裾野産業である製造業は、中小企業の寄与度が高い。

文系脳が概念を広く捉える(フレームワーク≠切り口でなく、広い意味での枠組み)のに対し、理系脳は狭く緻密に定義(フレームワーク=切り口)

今日は、「事例Ⅲ」で具体策を考えるのに必要な知識を学ぶ。だが#2(成長戦略・競争戦略)に比べ知識の転用幅が狭く、☆一つ減の★★☆Aランク。

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■本題:重要度ミシュラン~#3日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#3 5技術経営 研究開発 ★★☆
イノベーション ★★☆
製品アーキテクチャ ★★☆
デファクトスタンダードと知的財産戦略 ★★☆
ベンチャー企業のマネジメント ★★☆
6外部組織の連携と事業構造の再構築 企業間連携 ★★★
産学連携 ☆☆☆
産業クラスター ☆☆☆
事業構造の再構築 ★☆☆

.

第5章 技術経営
❶研究開発
1研究開発の分類
1基礎研究 B
2応用研究 B
3開発研究(開発) B
2コア技術戦略 A
3製品開発のプロセス B
❷イノベーション
1イノベーションの定義 A
2イノベーションの累計 A
3イノベーションの進化と波及
1技術進歩のSカーブ A
2技術革新の非連続性 A
3革新者のジレンマ A
❸製品アーキテクチャ
1モジュール化(モジュール型アーキテクチャ) ★重要1 S
2オープンアーキテクチャ戦略 A
3インテグラル型アーキテクチャ A
4デジタル家電業界の動向
1製品アーキテクチャの
モジュール化と
システム統合技術の市場化
A
2顧客機能の頭打ち A
❹デファクトスタンダードと知的財産戦略
1知的財産戦略(特許戦略) B
2デファクトスタンダード競争
1デファクトスタンダード B
2ネットワーク外部性 B
❺ベンチャー企業のマネジメント
1ベンチャー企業の成長ステージと課題 B
2死の谷とダーウィンの海 A
3ベンチャー企業の資金調達 C
4社内ベンチャー C
第6章 外部組織との連携と事業構造の再構築
❶企業間連携
1垂直的統合と水平的統合 ★重要2
1垂直的統合 S
2水平的統合 S
2M&A
1M&Aの形態
(1)合併 B
(2)株式買収 B
(3)営業譲渡(事業譲渡) B
(4)合弁(ジョイントベンチャー) B
(5)戦略的提携(アライアンス) B
2M&Aの手法例
(1)TOB C
(2)LBO C
(3)MBO C
(4)MBI C
3M&Aの分類 C
4主な買収防止策
(1)ポイズンピル C
(2)クラウンジュエル C
(3)ゴールデンパラシュート C
(4)ホワイトナイト C
3プラットフォームビジネス C
❷産学連携
1TLO B
2産学連携によるメリット B
❸産業クラスター
1我が国における地域経済政策の変遷
1新産業都市・工業整備特別地域 B
2テクノポリス政策 B
2産業クラスター B
❹事業構造の再構築
1リストラクチャリング ★重要3 S
2アウトソーシング S

.

■本題:一言メモ例~#3日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

製品アーキテクチャ ★重要1
1モジュール化(モジュール型アーキテクチャ)
→モジュール化とは、一つの複雑なシステムを作る時、相互調整が不要なモジュールに分割して設計すること。そのありがたみは来年の今頃我が身を以て実感可能。ここではメリ・デメをテキストコピペ。

メリット
・構成要素間の調整等にかかるコストを削減。
・モジュールの独立性により、全体に対する変化を部分に集中。
・システムの多様性を容易に確保。
デメリット
・各モジュールを独立的に開発するため、インターフェースの固定化が求められ、進化が抑制。
・幅広いモジュールを扱うためインターフェースの汎用性が求められ、全体システムにムダが生じる。

統合 ★重要2
1垂直的統合
2水平的統合
→第6章で扱う連携のうち、互いがくっつき一緒にラブラブを目指すのが統合。サプライチェーンの中核企業が主にその上流下流企業を飲みこむのが「垂直」。対等合併、または事業拡大を目指し同業を買収するのが「水平」。

事業構造の再構築 ★重要3
1リストラクチャリング
2アウトソーシング
→社内の「ムダ」を無くすとリストラ。付加価値が低い所を外注、変動費化して固定費の「ムダ」を無くすとアウトソーシング。「ムダ」取りは頻出。

.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

2コア技術戦略
→診断士試験はモノ作りが好き。「コア技術」を上手に使うほど、嬉しくなって得点奮発。初見の知識を使いこなすため、ここもテキストコピペで理解。

コア技術戦略のメリット
・特定技術分野への集中によって技術優位性を獲得しつつ、そこから様々な製品を開発・輸入することによって、集中のリスクを分散。
・技術を多用な製品に応用することで技術的知識が深まり、それをフィードバックすることでコア技術が鍛えられる。つまりコア技術の体系の深さ・広さが増し、質的にも高度なものに進化する。
・多くの製品を開発・輸入することによって当該技術に関連する市場を自ら創造することができる。

イノベーション
1イノベーションの定義
2イノベーションの累計
1技術進歩のSカーブ
2技術革新の非連続性
3革新者のジレンマ
→イノベーションとは、狭義に技術革新。この波に乗り遅れない様にするには、常に自ら創造・挑戦。診断士試験で例解すると、「2次」の解答技術は2~3年で一新。新技術⇔旧技術のどちらを携え試験に臨むかも合否の差。

製品アーキテクチャ②
2オープンアーキテクチャ戦略
3インテグラル型アーキテクチャ
→モジュール化した部品をどう購買するかの思想の差。安ければウェルカムがオープン。あれこれ注文つけるのがインテグラル。

デジタル家電業界の動向
1製品アーキテクチャのモジュール化とシステム統合技術の市場化
2顧客機能の頭打ち
→読み物として。ほぼ毎年1マーク安定出題。

ベンチャー企業のマネジメント①
2死の谷とダーウィンの海
→ベンチャー創業の際、発売前の資金不足が死の谷、発売後に上手く行かないのがダーウィンの海。テレコで入れ替えてくるので、ここ暗記。
.

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

研究開発の分類
1基礎研究
2応用研究
3開発研究(開発)
→とりあえずそういうこと。

3製品開発のプロセス
→シーケンシャル(逐次)型は1つ1つ丁寧に。コンカレント(平行設計)型は多少工夫し短納期対応。

技術面での競争優位
1知的財産戦略(特許戦略)
1デファクトスタンダード
2ネットワーク外部性
→法的に保護してもらう知財戦略は「法務」で詳しく。デファクトスタンダードは、iPhoneの事例(オヤジ=VHSとβの争いで代替可)で理解。

1ベンチャー企業の成長ステージと課題
→出ない。こういう所の暗記に走らず、一般常識で対応。でないと暗記知識ばかり増えて動きが鈍る。

M&Aの形態①
(1)合併
(2)株式買収
(3)営業譲渡(事業譲渡)
(4)合弁(ジョイントベンチャー)
(5)戦略的提携(アライアンス)
→診断士試験のセオリー上、顧客企業が積極的にM&Aを仕掛けたり、買収の危機に瀕する設定は稀。一般常識で対応できるため、「法務」で出題される法的手続き、「財務」出題外であるが会計手続きの方が大事。

産学連携
1TLO
2産学連携によるメリット
→大学がアイデア、企業が資金を提供するのが産学連携。だが診断士試験での出題は少なく、今の実務は「大学発ベンチャー」。Bランク。

産業クラスター
1新産業都市・工業整備特別地域
2テクノポリス政策
2産業クラスター
→同種企業との水平的統合・提携をするには、同種企業が集積する立地を選ぶと良い(IT→渋谷、流行の最先端→六本木)。ただダイヤモンドモデル含め、ここは一般常識で対応可。丸呑み暗記は逆効果。
.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

3ベンチャー企業の資金調達
4社内ベンチャー
→出ない。金融緩和の時代にそぐわない。中小企業を相手にする診断士試験が社内ベンチャーを問う訳がない。一般常識で対応。

M&Aの手法例②
(1)TOB
(2)LBO
(3)MBO
(4)MBI
→選択肢に出るので意味を知る。だが英語にすれば理解可能で暗記不要。

3M&Aの分類
→友好的⇔敵対的でメリ・デメが異なる。一般常識

主な買収防止策
(1)ポイズンピル
(2)クラウンジュエル
(3)ゴールデンパラシュート
(4)ホワイトナイト
→たまに選択肢に登場するが一般常識。それ以上でも以下でもない。

3プラットフォームビジネス
→ネットオークション始め、知らない者同士が出合うと何かイイコトがある。企業連携・統合も同じ。だが一般常識。

.
■おまけ:「経営」学習上の留意点■

「経営戦略」は何かを暗記する科目でなく、既存の知識を体系化し、その使い方の正しい基本を教わる。その得点差が付く理由が実務能力=センス。

講義後は復習そこそこに過去問。すると、

○試験に出る所から覚える(知識の優先順位)

クセがつく。逆に「過去問は力試し」=知識を完璧にして解こうとすると

×試験に出ない所を一杯覚えてしまう

クセがつく。当シリーズは「BCランクの暗記は後回し」と説く。この発想が来年の合否差。また数年単位の学習期間差。これを10月末「経営」養成答練でニヤリと観察。

.
■今日のまとめ■

#2講義(成長戦略・競争戦略)は広く応用が利く。#3講義(技術経営・外部提携)はイイコト言ってるが、知識の応用先が少なく使える範囲が限定。

文系知識⇔理系知識の違いを使い分けて一人前。

さらにボクは文系、ワタシは理系と決めつけず、両方200%当り前にこなして一人前。次回#4~5講義は極めつけの文系論点。今日の知識で頭の柔軟体操し、思考停止を回避。ではまとめ。

・世の物事は二律背反。どちらかに偏重せず両方こなす。
・自動車の快走⇔家電の苦悩の差が、モジュール化の違いだと学ぶ。
・モジュール発想に立つと、統合・変革・改革・提携が自由自在。
・試験に出る所から覚える。試験に出ないBCランクの暗記は後回し。

byふうじん


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