確実80%で通過するのも合格。
たまたま20~50%でも同じ合格。

合格者のノウハウこそ有益とする見解に、これは一本取られた形。だがこれをニヤリと迎え撃つのがSランク。

試験はミライに向けて変化する。
合格ノウハウより、不合格リスク回避を重視。
昨年と同じことを同じやり方でやっても、同じ結果しか出ない。

従い受験校や合格者ブログにまず学び(守)、それを仮想ライバルとして蹴落とすこと(破・離)がスト合格の妙味。一方、次回夏セミナーが「合格者のノウハウ」重視に転じると宣言するミライに注目。

過年度合格ノウハウが垢抜けないのは、試験の題意・本質に反することを平気で主張・オススメしてきたから。

スト合格者の考えたノウハウ⇔スト合格者が気づく本質

が鎬を削り、互いに高めあうなら歓迎。とはいえブログ記事のハードル上げを伊達に5年続けてきた訳でなく、先手必勝でカードを一枚

そのノウハウは、以下90分講義の
内容をどれだけ超えるかな?

.
■TAC動画チャネル~2次試験合格を確実にするためのポイント■

受験校「2次」講義はメモを取る。そのメモを自らまとめ直す度に成長。

リンク先で「2次試験合格を確実にするためのポイント」動画を選ぶ。

視聴にあたり注意書き。初学スト生にとり、「2次」講義での講師説明は、

何言ってるか、しばしば意味不明。
言われた瞬間は理解しても、後で思い出せない。
後で思い出せないことは、演習・本番でも使えない。

なぜそうなるか→自分が知らないことを話しているから。
ではどうするか→理解できずともメモ。後からまとめ直して理解。

この動画チャネルで師は度々こう繰り返す。

問われた通りでなく、試験のデザインを自分なりに変える。

当記事、この意図を筆者視点でまとめ直し。だが「自分なり」に理解するには、当記事の先に必ず動画を視聴。

90分講義を自分なりに聞き、メモする(2倍速なら所要45分)
自分のメモと当記事を比較し、足りない点を補う。





ホントに90分(2倍速なら45分)、自力で視聴した?
自信持ってYESと言える方のみ、以下記事に進む。





■(1)導入■

・「2次」は、1年で合格する人もいれば、4~5年かけて合格しない人もいる。不合格になり続ける原因は、個人の能力差でなく、そもそも10人8人を不合格にすべくデザインされた=合格しにくい試験であること。ここが議論のスタート。
・合格に至るため、事例を数多く解いて腕を磨く方法がある。だが事例を解く前にゲームのルールを知らないと効果は薄い。その特徴を昨年の事例を使って解説する。

.
■(2)ゲームのルール■

・診断士試験の合否を、ある製品やシステムが故障なく稼働すること=合格、故障すること(事故)=不合格と例える。この時、故障の原因は、①システムエラー(設計ミス) ②ヒューマンエラー(操作ボタンの押し間違い)の2通り。
・ボタン押し間違いによるヒューマンエラーを防ぐには、ボタンの配置をわかりやすくする。診断士「2次」はデザインが悪い、つまりあえて間違う様にボタンが配置されるため、自力でデザインを変える、つまり問題要求を読み替えてわかりやすくする力が合否の差。
・それをせずわかりにくい配置のまま答えを導く、つまり複雑にマークや下線を引いて処理するから、合格が遠ざかる。

 

■(3)試験のデザインを変える~事例別対応■

上で学んだ「ゲームのルール」を、事例別の具体例でおさらい。

□事例Ⅰ~探す物を決めて読む

オリジナルデザイン:「その」「それ」といった指示語があいまい。
起きうるエラー:指示語の解釈が作問者とズレると、根拠を読み誤る。
変更後のデザイン:指示語の意図を複数解釈してから問題本文を読む。

対応ドリル:H26事例Ⅰ第4問「その要因
解釈1 良品率が60→90%へと改善した要因 (近年だけ)
解釈2 良品率が?%→60%→90%へと改善した要因 (かつて+近年)

・複数解釈しないと、作問者の意図した根拠を見落とし不合格。この問題は解釈1(近年だけ)で正解できるが、解釈2(かつて+近年)なら、より不合格になりにくい安全答案になる。
・「1次」は選択肢が与えられ、「2次」は与えられない。だが「1次」が「最後の2択」を必ず選ばせるのに対し、「2次」は最後の2択を両方含む答えで良い。このゲームのルールを使いこなす。

合格上位半数 それ以外
探す物の候補を決める
→問題本文で該当根拠を探す
→解答編集
探す物を決めずに読む
→根拠がいろいろ見つかる
→解答がブレる

.

□事例Ⅱ ~書かれていないことを補う

オリジナルデザイン:解答要求に直接対応する解決策が見当たらない。
起きうるエラー:時間不足になり、根拠のない思い付き解答を書く
変更後のデザイン:現在の問題点を探し、その逆を解決策にする。

対応ドリル:H26事例Ⅱ第4問「新商品または既存商品の改良」
解答方針1:問われた通りに、ナイスアイデアを何か考える。
解答方針2:現商品の問題点を導き、その解決策(支援・介護レベルを限定すると、海外や長期日程ツアーが可能)を示す。

・このデザイン変換作業は容易でないが、高度なテクニックや論理的な思考力は不要。それができないのは、時間が足りず間に合わないから。
・多くの受験生・合格者が行っている手順は正しくない。もともとエラーになるデザインの問題の指示通りでなく、解きやすい形にデザインしなおす、つまり問題文を読み替えるひと手間を掛ける。

合格上位半数 それ以外
目標点数と80分間の処理手順あり
→解答方針を検討する時間の確保
→題意通りの手順を踏んで解答
目標得点や時間配分のデザインがない
→全ての問題で、高得点を狙う
→時間不足で必要手順を飛ばす
探してない怪しい根拠が見つかる
→重複して使う
→行ズレ全滅は回避
探してない怪しい根拠が見つかる
→1問ごとに割り付けて使う
→当たれば高得点、外すと全滅

.

□事例Ⅲ ~解答要素の組み立て

オリジナルデザイン:解答マス目の字数が長く、解答要素が複雑
起きうるエラー:根拠から考えると、解答ブレや時間不足が起きる
変更後のデザイン:解答の設計図(組立て図)を自分で作る。

対応ドリル:H26事例Ⅲ第2問「改善するための具体的対応策」
解答構成1:要因や理由を問われたら、並列列挙で答えて良い。
解答構成2:問題点→原因→解決策の如く、因果関係で答える。

合格上位半数 それ以外
環境変化(短納期、小ロット化)
→C社がそれに対応していない
→具体的対応策
環境変化
→C社が対応できないことを選ぶ
→非現実的な対応策

・事例Ⅲでも、問題文の解釈が重要。解答要求が「加工不良率の増加」であれば、悪い原因でなく増加原因に絞り込んで探す。この絞り込みが甘いと、根拠を見つけてから解釈し、解答のブレや時間不足が起きる。

,

□事例Ⅳ~計算力より条件読み取り力

オリジナルデザイン:数値を当てないと点にならないっぽい。
起きうるエラー:計算を当てることに夢中で、やたら電卓を叩く
変更後のデザイン:解答要求は計算力でなく、問題設定読み取り力

対応ドリル:H26事例Ⅳ第2問(1)(2)
解答手順1:総額原価(NPV)を計算。手間。
解答手順2:差額原価(NPV)だけ計算。楽々。

合格上位半数 それ以外
問題設定読み取り力が重要
→設定を読み取る訓練をする
→設定に応じ、サクッと計算
計算力が重要
→問題集回転で計算力UP
→出題を捻られるとからっきし
差額原価(NPV)だけ計算 総額原価(NPV)をわざわざ計算

・「事例Ⅳ」は正解が数値で示されるため、計算を当てることに意識が向きがち。その結果、同じ問題集を繰り返し解き、計算力を磨く練習をしがち。
・「事例Ⅳ」作問者は、計算力で差が付くのを嫌い、計算量はごく最低限にしたい。例えば設備投資の経済性計算なら、FCFとWACCを必ず問い、その求め方の設定をいじって目先を変える。
・必要計算量がごく少ないと仮定すると、「計算ケアレスミス」はただの言い訳。というか、ケアレスミスをするような複雑な計算やってる時点でOUT。

.

□おまけ□

AK47クイズ~設問文・問題本文にアンダーラインを引くリスク
→Web動画視聴時のお楽しみ。

.
■今日のまとめ■

師は、ブログが勝手に動画チャネルの解釈記事を書くのを良しとしない。だが特にお目玉もしないのは、当ブログが、

試験に合格したいなら、まず講師の話をちゃんと聞け

という当り前のことを説くに過ぎないから。「2次」は相手の話の意図を汲む訓練。講師の話を正しく受け止める力を欠きつつ、合格するまで受け続けていつかは合格!している現実は何かヘン。

なお過去に①ストレート合格のノウハウ ②確実S合格するノウハウは存在しなかった。それはスト合格は単にたまたま、確実S合格はノウハウ合格の遥か上に位置するから。

それら過去の現実・常識をどれだけ塗り替えるか、今年の展開は要注目で風雲急。ではまとめ。

・当記事を読む前に、必ず動画チャネルを先に視聴。
・他人のやり方を安易に知ると、自力でデザインを変える力を損なう。
・当動画チャネルの解説趣旨は、過去のノウハウ合格の遥か上。
・昨年と同じことを同じやり方でやったら、同じ結果しか出ない。

byふうじん



コメント & トラックバック

ふうじん様
記事を有難く拝読し、目から鱗、でした。
今年の一次試験も自己採点では何とか突破し、3回目の2次試験を控えております。
最初の2次試験は、試験そのものが判らず、当然のように不合格、2回目はこれではイカン!、と二次専門予備校の通信で学びましたが、本番では、予備校の解法手法に答案を合わせることに腐心し、しかも設問の制約条件がすっかり頭から抜ける、と云う基本的ミスで、またまた不合格でした。3回目はそれまでの失敗を踏まえ、通学コースに切り替え、勉強をしてきたつもりですが、予備校での成績は低迷したままです。
TACのビデオを視聴し、記事を拝読し、試験の「本質」を見ずに、テクニックに頼っていた自分に気づきました。もちろん、テクニックは大変重要ですが、二次試験は、小手先の技で通用するような生半可なものではない、ということです。本当に「甘い」自分に気づきました。この時期になって恥ずかしいことですが、心を入れ替えて臨みたいと思います。決意を新たにしました。

文左衛門様、丁寧な感想コメントありがとうございます。
.
>一次試験を何とか突破し、3回目の2次試験を控えております。
挑戦3回目とは、「1次」7科目合格のスト生の強み、「2次」経験済のテクニックの強みの両方兼ね備えた状態ですね。
.
当動画で師が説く「知識を使って探すものを決めてから読む」とは、受験テクニックでなく、初見の人とコミュニケーションする実務スキルそのものなのでしょう。
.
だからこその「本質」ですが、「本質」勝負でスト生が毎年多数玉砕するのも事実です。ぜひ文左衛門様ならではの「本質」「テクニック」の使い分けで、12月に合格体験記をご寄稿いただけることを願っております。

ふんじん様
コメントを拝読し、ハッと致しました。そして、ちょっと恥ずかしいのですが、目頭が熱くなりました。

「3回目の二次受験」と書きましたが、ご指摘通り、今年は7科目全教科の受験でした。自分としては、二次試験免除の2年間に合格できず、再度、一次試験受験勉強をしてきた自分の情けなさ(無知さや計画性のなさ)を痛切に感じ、大きなコンプレックスでありました。

しかし、ふうじん様のコメントにあるように、「スト生の強み+2次の経験」と云った観点で考えると、「なるほど!」と思えてきました。

TACビデオでもありましたように、ラインマーキングすることにより、自由な発想が遮断され、固定概念に捕われ、正解から乖離する状況と似ており、すでに「敗者の発想」になっている、思いました。

「強み」×「機会」は成長戦略の基本です。「強み」を十分に活かし、頑張ります!ありがとうございました。

文左衛門様
コメントありがとうございます。「2次」合否は原則たまたまですが、「強み」×「機会」で成長し、さらにプラス思考で「弱み」を「強み」に変え続けてやっと合格ラインだったりします。
.
「こうすれば受かる!」という必勝法はありません。ぜひ相違工夫し、三度目の正直狙いでお願いいたします。

ふうじんさん、こんにちわ。ご無沙汰しております。
朝からようやく動画を見ました。
この1年間、過去問を中心にやってきて「仕組み」や「仕掛け」は自分なりにわかってきて、手順も出来ました。
しかしこの動画で、何回もやるうちに「素直に読む」が「楽して無防備に読む」になってしまっている事に気付かされました。ハンターの目を忘れてしまっておりました。
この動画では事例4の取り組み方が素晴らしいですね。計算にあわてず、地に足つけてガシガシ答えに向かって行こうと思います。
ふうじんさんから記事を通じてハッパをかけていただいたおかげで目標とした490点には程遠かったですが、保険はできました。来年使わずに済むよう頑張ります。TACの直前演習を受講予定で、企業診断も1年間買い揃えました。初見問題はこれで慣れようと思ってます。
引き続き皆さんの記事を楽しみにしてます。

たなち様、コメントありがとうございます。
.
>「楽して無防備に読む」になってしまっている
→これは難しいです。事例慣れすると先の展開が読めるため、ついラクするクセがついて本試験で撃沈・・が毎年起こる悲劇です。ぜひ10月に成功談をお聞かせください。
.
>この動画では事例4の取り組み方が素晴らしい
→はい、解答側でなく、実際に作問をする受験校ならではのアドバイスです。「事例Ⅳは国語の試験」が定着したのは受験校ノウハウの単なる受け売りですが、計算条件を想定して読みに行くのは、受験テクニックではなく実務のやり方そのものです。従い決して廃れないので、安心してご活用ください。

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