ゆるわだ ACのコマーシャル

こんにちは、JCです。
今回の地震は皆さんの心にも大きな影響を及ぼしているでしょうね。

被災している方々はもとより、そうでない地域に住む方々でも気持ちが沈んじゃっている方や余震や原発の問題で神経がすり減ってしまっている方等、日本人全体に重い影を落としているのではないかと思います。

でも、一方で、何とか明るくしなきゃsign03と募金を募ったり、ボランティアで活躍したり頑張ってくださっている方々も多くいるのも事実です。

僕にもできることはないだろうか?

そんな時、まずは、この道場で、ゆるい話題略して「ゆるわだ」を発信することで地震と勉強で疲れている皆さんの気持ちを和ませられないかと考えました。
こんな時期に不謹慎!と怒られるかなとも思いつつ、厳しい環境でも笑ったり、心を穏やかに保ったりすることも大事かなと考えて思い切って書かせてもらうことにしました。

■子供たちの文句■
3月11日の地震以来、テレビ大好きなうちの子供たちには、
大きな不満があります。ひとつは報道番組とか計画停電で好きな番組が見れなくなったこと。
でも、これは大切なことだからと文句言いつつも納得してくれています。

もうひとつは民放局で繰り返し流されている公共広告機構ACの
コマーシャル。確かにしつこい。
子供たちは「もう飽きたぁ」とぶーぶー言ってはいますが、
文句言いながらも、数種類しかないCMの全ナレーションを暗唱できるほどのAC通になってます。
実は相当気に入ってるのかも。

■お気に入りのCM■
うちの会社では先週は原則自宅待機となったのですが、僕自身はお金の出入りに関係する部署のため毎日出社。かつ、課員の出社人数をぎりぎりに絞っててんてこまいの状態で、かなり疲れきって帰宅してました。
そんな中、僕に大笑いを与えてくれたきっかけはこのCM↓。
http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/03/index.html

■あなたの手当て■
あなたの手当てというタイトルがついたCMのようです。幼稚園・小学生くらいの子供に対して、親と思われる大人からのメッセージとして、以下の文章が画面に流れるものです。
「だいじょうぶだよ」
「いつも見てるよ」
「ずっといっしょだよ」
と親と子のコミュニケーションを大切にして、肩や頭に手をさしのべるスキンシップをして下さいという暖かな意図が詰まったものです。

ところが、そんな素敵な、
優しい気持ちのこもった内容にもかかわらず…
うちの子供(中3女子)がこのCMを見ながら、急に野太い声でメッセージを読みはじめ、
語り終わったところで一言「ストーカーだぁ…

■そういう解釈?■
完全に制作者の意図をはずした解釈なのですが…、そうとっちゃう?
いや、確かにそんな声で読んだらそうとれるかも。

爆笑しつつ、一方でそう言えば、2次試験の与件文もそんな感じなのかもしれない」思う僕がいました。

2次試験は漠然とした話し(与件文)のみから、クライアント(作問者)の意図を読み取ることが必要で、コンサルタントの重要な武器である質問ができない環境におかれています。
本来は社長のヒアリング時には多方面から質問を投げかけて問題の本質を解き明かしてゆくもんだよね。でも2次試験はそうじゃない。

■それだから複数解釈■
質問できない環境で、漠然とした与件文から本来の意図を読み取るためには、ACのCMで言うと「あなたの手当て」なのか、「ストーカー目線」なのかをきっちりと読みとる必要があるわけです。
この時に僕らが使うべき武器は…。

素直なこころ」ではないかと思っています。

質問できない環境の中で裏の裏を読みとろうとするとストーカーになっちゃうので、「正しい大人としてのあなたの手当て」であると素直に読み進んでゆくことです

とは言え、できるだけ良い解答を作ろうとすると、どうしても妄想が広がります。作問者が意図せずに記載した一言が、重要なヒントであるように思えてしまうことがあります。与件にはないんだけど、ものすごく斬新なアイデアを思いついてしまうこともあります。
「僕しか気づかない完璧な問題解決」は往々にして大はずし×の結果につながることが多いものです。

「悩んだら素直な心で」

すごく単純だけど、重要。かつ、みなさん全員が必ずもってる武器です。

by JC

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