【直前期対策】不安の乗り越え方&運営管理

こんにちは、うみのです。
本試験まで残り21日ですね。

時間が過ぎゆくほど、焦りや不安が高まっていくという受験生もいるのではないかと思います。
そんな方に、不安を乗り越えるための心の持ち方について心ばかりながらお伝えしたいと思います。

 

この直前期だからこそ、自分の合格可能性を信じましょう。
人を成長させ、成功に導くのは、何よりも「イメージする力」だと私は思います。
どんなに能力があっても、具体的にイメージを描けないかぎり、目指す未来にはたどり着けません。
どんな小さなことでも、自分の叶えたい姿をはっきりと描くことが、自分の能力を最大限に発揮するための原動力になると思います。
たとえば…

合格体験記を書いている自分を想像してみる。
あと半年後、道場や予備校のパンフレットに自分の体験記が載っている様子、その具体的な文章をイメージしてみましょう。

ここまで試験勉強を応援してくれた人(家族や友人・恋人、予備校の先生…)の喜ぶ顔を想像してみる。
「ここまで来たらもう自分ひとりだけのための合格ではない。応援してくれた人たちのために合格する」と思ってみましょう。

診断士になってさまざまな人と出会い、新たなステージに立った自分を想像してみる。
診断士になると、驚くほど、様々な業界の人とのかかわりが増えます。
そしてそのかかわりは、自分を新しいステージ(今まで経験してきたことをこう役立てたい、さらにこんなことを学びたい、等々の思いが具体的に見えてくる場所)に導いてくれます。
そんな「さらに自分をレベルアップできる世界」に堂々と仲間入りしている自分の姿を、来年の予定として描いてみましょう。

診断士として、自分のやりたかったことに取り組めている人生を想像してみる。
診断士になって、やってみたいことを具体的に書き出してみましょう。
独立して様々な企業の支援活動をする、企業内診断士として自分の役割を高める、講演やセミナーの講師になる、本を出版する、等々…。
私もまだ駆け出しですが、診断士の仕事は他の士業と異なり独占業務がないだけに、活用の道が非常に多様です。人の数だけ診断士の在り方がある、と言っても過言ではないような気がします。
だからこそ、自分自身のやりたいことが思わぬ形で叶えられる可能性も大きい資格だと私は思います。(そして実際にそういう方々に多く出会います)
来年以降のスケジュール帳が、勉強の予定ではなく、“やりたいこと”で埋まっていく様子をイメージしましょう。

 

モチベーションが上がったら、後はやれることをやるだけです。
今回は、直前期対策として運営管理の攻略ポイントについてご紹介します。

 

以前の渾身記事で取り上げたように、運営管理は、生産管理、店舗・販売管理いずれも、全体の体系図をもとに知識を整理すると、理解も定着もスムーズに進みますし、特に生産管理は2次対策にも直結します。
最後の対策においても、「整理しながら理解・暗記する」ことを忘れずに取り組んでくださいね。

 

さて、運営管理のキーワードの中でも意外とひっかけ要素になりやすいのが、アルファベットの略語です。

似たような綴りやイメージしにくいものが多いがゆえに、記憶からうっかり抜け漏れしやすいところです。

以下に主要キーワードを挙げ、右側に解答を埋め込んでいます。(画面反転で解答が出てきます)
どこまで覚えているかチェックしてみてくださいね。

AGV  …無人搬送車
ASN  …事前出荷明細
ASP  …サーバ上EDIサービス
CAD  …コンピュータ支援設計
CAE  …コンピュータ支援解析システム
CAM  …コンピュータ支援生産
CAO  …自動発注
CE  …設計から販売までをデータ共有で統合・同時進行
CIM  …全社で一元化したデータベースで生産にかかわるあらゆる業務をコンピュータで統合的に管理・制御するシステム
CNC  …コンピュータ数値制御
CODE128  …アスキーコード128キャラクタすべてを表現できるバーコード
CPFR  …ECRやQRの発展形。メーカーと流通業の、販売計画・需要予測・商品補充に関する協働
CPM  …最小の投下費用でプロジェクトの最短期間達成を検討する方法
CRP  …連続補充方式
DNC  …分散系数値制御
ECR  …EDIを活用した効率的な消費者対応
EDI  …企業間電子取引
EDLP  …全ての商品を、毎日いつでも競合他社より安く提供する仕組み
EOQ  …経済的発注量
EPC  …ICタグを利用した商品識別のためのコードや仕組み
ERP  …企業資源管理
FA  …工場全体(間接業務まで含めた)の自動化・システム化
FMC  …フレキシブル加工セル
FMS  …生産設備をコンピュータで統合管理する生産システム
FSP  …ロイヤルカスタマー向けのプロモーション
GDS  …商品情報の国際的な同期化
GLN  …国際標準の企業・事業所コード
GS1-128  …商品関連情報、企業間取引情報を含んだ識別コード番号と、それを表示するCODE128(バーコードシンボル)の総称
GT  …グループテクノロジー
GTIN  …国際標準の商品識別コードの総称
IE  …経営工学
ISM  …店頭の陳列や演出による販売促進活動
ISO14001  …環境マネジメントシステムの国際規格
ISO22000  …食品安全のためのマネジメントシステム
ISO9001  …品質マネジメントシステム
ITF  …集合包装用商品コード
JAN  …国際的な共通商品コード
JIT  …後工程の要求に応じて必要なものを必要な時に必要なだけ生産する生産方式
LCA  …製品の原材料採取から処分に至るまでのサイクルを通して環境への影響を調査・評価する環境マネジメントの手法
LSP  …誰が何時から何時までどの作業をどれくらい行うかを決める、作業割当計画
MC  …ATC(自動工具交換装置)を搭載した数値制御多機能工作機
MRP  …生産計画・部品構成表・在庫情報に基づき、資材の必要量と時期を求める生産管理体系
Non=PLU  …価格情報の入ったバーコードで価格を参照すること
OEM  …相手先ブランドの製品を生産し提供すること
PDM  …CADデータも含めて製品情報と開発プロセスを一元管理する製品情報管理システム
PERT  …順序関係がある複数の作業を効率よく実行するスケジューリング手法
PLU  …ストアコントローラ内にある、商品の商品コード・価格・商品名対応テーブル
POP  …生産活動に伴う情報を、即座に収集し必要な指示を提供する情報管理システム
QCDF  …品質・コスト・納期(数量)・変化への柔軟性
QR  …できるだけ販売時期に近い時点に生産開始時期を引き延ばす方法(延期)
RFID  …非接触型自動識別技術
SLP  …工場の効率性に基づく適切な配置と流れの計画
SQC  …統計的手法を用いた品質管理手法
TQC  …全社的な品質管理
TQM  …統合的な品質管理
VA  … 価値分析
VAN  …回線提供サービス
VE  …最低の総コストで必要な機能を確実に達成するための、製品・サービスの組織的な機能研究方法
VMD  …視覚表現を用いて自店のコンセプトを消費者に訴求する仕組み・手法
VMI  …ベンダーが主導となって小売業の在庫を管理する

 

完璧に覚えられていたでしょうか?

私はこれらの用語を単語帳のようにしてまとめ、自分が間違えやすいところを重点的に、隙間時間に何度も読み直していました。
こういう、「ちょっとした空き時間に見直しできるツール」を作っておくのは非常に学習効率が良いですし、本試験当日に持っていくツールとしても役立ちます。

運営管理は、体系立てて知識を整理・定着してさえおけば、じゅうぶん得点源にできる科目であり、直前の詰め込み効果も比較的高い科目です。
直前期と言えど、焦らず着実に積み上げていきましょう!

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