【直前期対策】運営管理
■馬車馬、その前に
模試終了から1週間。
直前期の馬車馬思考その前に、
少し自身を振り返り。
まず、2次事例Ⅲにも直結する「生産管理」の1次試験主要論点(※1次試験要項より抜粋)をざっと確認。
「そう、こういう一連の流れだった」と全体感を眺めつつ、
これまでの自身のパターン(失敗or成功・・・例:個論点の基礎⇒応用、論点入れ買え対応、etc)を、思い起こす。
(⇒そもそもの個別論点については、【渾身】記事にまとめアリ)
そして、ラスト約1ヶ月後に控える1次試験に向け、
1次クリアを必須として2次の細かい話は置いておくにしても、
1次で得たものを10月まで活かす意識の膜を張り続けておく
「知識ストックの角度」&「論点間の連携」を、
もういちど自身の顕在意識部分に呼び起こしてから、直前対応に挑む。
生産管理主要論点※1次試験要項より
①生産管理概論
生産管理の基礎
生産形態と情報システム
②生産のプラニング
工場立地とレイアウト
製品開発・製品設計
生産方式
管理方式
生産計画
需給計画
日程計画
能力と負荷
資材調達・外 注管理
③生産のオペレーション
品質管理
物の流れ
人の動きの管理
分析手法
設備管理
保全
評価と更新
生産の合理化・改善
■暗黙知的理解と知識転換
1次試験で問われるのは、
「それは何か?」「何に使うのか?」といった
用語の意味、内容の理解(とその応用)。
例えば「見込み生産」の場合、
1次試験過去問での問われ方は下記の通り。
■h13 設問1
見込み生産方式の特徴として適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a)注文の都度、生産を行い、製品を納入する。
(b)注文の都度、製品設計を最初から行う必要はない。
(c)生産の平準化を図りやすい。
(d)繰り返して生産を行うことが少ない。
■h20設問11
生産形態は、生産の時期、品種と生産量の多少、仕事の流し方によって分類される。生産形態の組み合わせとして、最も関連性の弱いものはどれか。
ア 受注生産-多品種少量生産-個別生産
イ 受注生産-多品種少量生産-ロット生産
ウ 見込生産-少品種多量生産-ロット生産
工 見込生産-多品種少量生産-連続生産
共通しているのは、「見込み生産といえば⇒●●」という問われ方。
一方2次試験で求められるのは、
文中に「見込み生産」という文言がひとつも見当たらないとしても、
「在庫を保有している」や、「需要予測を行っている」等の一文から、
「あ、この会社は見込み生産なんだ」と読み取る暗黙的な理解。
そして、「見込み生産には何が大切か?」「需要予測見誤るとどうなるか?」という転換をしていく。
つまり、「用語の意味や内容を暗記する」だけでは、
文章を読んでもそこで思考がストップ。
そうならないため、
「暗黙的な知識転換力を使える知識ストック」を意識
■論点間の連携
上記「1次試験論点(抜粋)での主要軸は、
①生産管理概論
②生産のプラニング
③生産のオペレーション
1次試験対策は、これらの緒論点を「個別に」対策しても対処可能。
一方で、長文ストーリーで問われる2次試験では、
これらが全て連携。
→脳内に、「これとこれとこれが繋がる」と道筋を構築するイメージ
例えば「見込み生産から受注生産に変わった」を例にとると、
⇒それに伴って②生産プランニングや③生産のオペレーションが変わる。
⇒それを前提にQCDを維持するため、分析手法を利用しながら①生産管理していく・・・・。etc。
つまり、
全てが連携していて、
「何か変化が起こったり新たな対応が必要になることで、生産プランニングどうする?オペレーションどうなる?どういう対策で生産管理していく?」
(生産形態の変化、計画の変化、QCDの変化、負荷の変化、モノの流れの変化)という、論点間の連携&流れをみる視点が必要。
直前つめこみ対策は後日改めて記載しますが、
馬車馬前に、少し自身を客観視。
まるでした。