会社法機関設計覚えちゃいましたか?

こんばんは、JCです。
基本理論4回シリーズも完結しました。今日からはまた4人の勉強法や
対策のアドバイスに戻ります。  その前に、
本日診断協会のHPで今年度の試験日程が発表されていました。
まだご覧になっていない方はぜひ上の行の「試験日程」のところを
ぽちっとやってみてください。
きっと、闘志がわいてくると思いますよ。
さて今日の本題ですが、機関設計ってややこしいですよね。
まともに数えると三十数通りだったかな?
それをいちいち暗記するのは無理がありすぎる。
こういうややこしいことを覚えるためには
3つのやり方があると思います。

絵で描いてみる。
絵でイメージするのはとても良い方法だと思います。
2次の事例の整理も絵を描いて考えろと言われる講師の先生も
いらっしゃいました。すごく良い方法だと思います。
でも、ぼくは絵が下手なんですよねー。
だからこのやり方は断念。

②論理的に理解する。
これは以前もお話した身近なケースを論理的に裏付けて
考えるということ。テキストの論点の例示をさがしているのと一緒。
うまいこと例示を見つけられれば一発で覚えます。
ぼくはこの方法が一番すきです。
たとえば消費貸借と使用貸借と賃貸借。
これを言葉で暗記するのは大変。この場合には
消費貸借は借りたものと同種同量を返す。例は借入金。
(返済するのは同金額だけど、借りたお札と同一でなくていい)
使用貸借は無償で借りたものと同一のものを返す。
例はただで借りた自転車。
賃貸借は有償で借りたものと同一のものを返す。例は賃貸住宅。
とこんな具合です。

ごろあわせ
まぁ、それでもだめならごろあわせですね。
実は ごろあわせも大好き!flair 
で、いろいろ考えました。(特に中小)
こちらもおいおい発表してゆきますので、楽しみにしてて下さいね。
受験時代もおもしろいごろあわせを思いついたら、みんなに
発表するのがうれしくて。(笑い)ちょっと恥ずかしいですけど。

さて、本題の機関設計ですが、僕は下のようなマトリックスで
論理的に理解するように努めました。
機関設計(←クリックするとマトリックスに飛びます。)
つまり会社の規模によって
譲渡制限会社<公開会社<大会社に区分し
それぞれの規模の会社の求めるもの、求められるものによって
必須の機関がおのずと決まってくるというものです。

譲渡制限会社は規模が小さく株主も関係者もすくないので
経営者の目線
公開会社は譲渡制限がないから株主が変動する。そうするといちいち
株主総会を開催するのは大変なので、取締役会の機能を使う。
一方で取締役会の専横は株主の利益を損なう。だから監査機能を
義務化する。すなわち株主の目線
大会社になると負債総額200億を超えるので債権者も多い。
会計監査人を義務化して正しい計算を行わせる。すなわち
債権者の目線
れはT■CのA先生の講義を再現したものです。
A先生は直前期にたまたま振替で受講したのですが、
論理的に理解しないと覚えられないぼくにはほんとにぴったりの
教え方をする素晴らしい先生で、一回でファンになりました。

by JC


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会社法機関設計覚えちゃいましたか?”へ2件のコメント

  1. JC より:

    とんぐり様
    モチベーションの上がるコメントを頂きありがとうございます。診断士試験は覚えることが山のようにありますが、やはり理解して腹に入れてゆくことが一番の近道のように思います。これからもぜひ頑張って下さいね。応援していますよ。JC

  2. とんぐり より:

    はじめまして。一言お礼がいいたくて、コメントします。
    いつも、皆様方の貴重な体験談を読ませてもらい、大変参考にさせていただいております。
    株式会社の機関設計の暗記には、なかなか手こずっており、また、過去問をみる限り、暗記項目がストレートに聞いてこないので、暗記は大事と思っても、さてどうしたものかと、勉強方法を模索していました。
    経営者、株主、債権者の目線での整理。目からウロコです。これまでのモヤモヤが晴れたような気がします。
    私にとって、まさに天からのお言葉のようです。ありがとうございました。
    これからも、拝見させていただきます。いつも、皆様の投稿には、感謝するばかりです。

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