法務との付き合い方

■知識はあるけど、点とれない?

法務がニガテ。
法務がキライ。
知識はあるはずなのに、点数が伸びない。
どうすれば解けるようになるのか?

・・・というご質問を、ここ最近、何人かの方から頂きました。

法務は、どちらかというと「馴染みのない」受験生も存在し、
パッと見だけで食わず嫌いにもなりがちな部分もある

ただ、例えば
「法律系に詳しい(知識がある)」=「法務の点が取りやすい」
という因果が成り立つか?というと
そういう訳でもなく

受験生時代、法律系を専門とする職業に就く勉強仲間に
「もともと知っていることも多いし、(法務は)楽勝でしょ」と聞いても、
「そんなことはない。だからって、点を取れるわけじゃない」と
返されたこともしばしば。

 

ではどうやって対策する?
「とにかく覚える」?
「問題を解いて馴れる」?

それは、どの科目でも共通ですが、

「知ってるか」
→必要な知識があるか?

「知識を使えるか」
→知識として持ってるものを、(診断士特有の)本試験問題で問われたときに、対応できるか?

ということ。

つまり、
「知ってるか」「知識を使えるか」がひとつの段階。

そして、「知識はあるはずなのに、点数がとれない」場合。

ストレートな角度からの出題で
「知っていれば」⇒「点とれる」問題は別として、
長文モンダイ等も含め
(一見)オーソドックスではない(ように見える問題は、

「知ってる」と「点とれる」を結びつけるひと架けが必要。

 


■読む力

 「知ってる」と「点とれる」を結びつけるひと架けは、どう作る?

まず、「知識を使えるか」にも似ていますが、

一見)オーソドックスではない(ように見える)問題は、
「問われ方」を知る(問われる角度を知る)。

そして、

「読み取る力」。

 

「読み取る」って当たり前でしょう、読まなきゃ問題解けないんだから
・・・と思う人もいるかもしれません。
ただ、
「文章をなぞる」のと、「読み取る」のは別。

そして、それは2次試験にも通じる読み方。

1次と2次の相関を考えたとき、
「企業経営理論、財務、運営」は相関が高くて、
一見その他の科目は相関が低いようにも見える。
「出題される知識、内容」についてはそう言えなくもなく、
ある意味正しい。

ただ、例えば法務の(診断士試験での)問われ方が
「設問(文章)のポイント、要点を把握する力」
「ストーリーを読み取る力」が必要な科目、と考えれば、
その相関は高くなる。

必要な知識があるか

知識を応用できてるか
(知ってるはずの知識を、違う角度から問われても、発想を転換して対応できるか)

ちゃんと読み取れてるか

 ※某受験校の先生は、『法務は、診断士として、あるべき答え(方向性)が正答』と言ってましたが、そこは割愛。

 

どの段階にモンダイがあるのか?を突いて取り組み方を考える

 

まるでした。

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