白書は親切
■白書の基本構成は、「グラフ」と「文章」
『中小企業経営・政策』はその名の通り、
「中小企業政策」
の2パートに分かれています。
特に「中小企業政策」は、
暗記した内容が比較的素直に出題されるので、覚えれば点を稼げる
一方の「中小企業経営」、
こちらは中小企業白書の内容をベースに、
グラフや数字が羅列・・・にひるまず、
もちろん、こちらも覚えて、稼ぐ。
ここで、暗記には、
「単語だけ」「事実だけ」を覚えるタイプと、
「文脈」「ストーリー」を覚えるタイプがある
・・・ということを考えると、
白書は親切。
なぜなら「グラフ」と「本文」で、
(暗記)ストーリーが明示化されているから。
例えば、
という一文。
「○年には○○が○%」、「○年には○○が○%」という風に、
数字を単独で覚えてしまうブツ切り暗記もひとつの戦法だけれど、
通常、その戦法での単独勝負は、
「大枠で問われたとき」に考える一手間が発生する弱みもある。
「一定の時期まで一貫して増加している」のも事実だし、
「近年減少している」のも事実だけど、
やや遠巻きの視線でみれば、
「横ばい」と表現されても「ウソ」とはいえない。
⇒「いちばん妥当性の高い答えを探す」
マークシート方式においては、
「事実として間違っていなければ、バツとはいえない」。
ゆえに「大枠をよむ」(あるいはグラフから「視覚でつかむ」)ことが
必要。
また実際にあった話、ある年の本試験では
『予備校テキストに書いてた内容が殆ど出題されなかった!』
という事件(?)も起こったが、
実は「(予備校テキストにも書いてた)基本的な内容を裏づけとして、ストーリーを判断or仮説をたてる」事ができればクリアできた、
ある意味素直な出題だった
素直に、
白書のストーリーに沿って「グラフ」と「本文」で大きくとらえ、
個々を覚える。
白書は暗記の味方
まるでした。
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なごです。
私は白書を一度も読まずに受けました。理由は一つ、効率化です。
7科目の中で唯一、中小企業経営だけは特殊で丸暗記が必要な科目。感覚で解くと間違えるような、わざと変わった所が出題されるので、私は予備校テキストの分析に頼り、出題されそうなポイントだけ丸暗記しました。
逆に言えば、丸暗記が使える脳のスペックは限られるので、他の6科目及び中小企業政策は丸暗記でなく理解に努めました。
今回の記事は辛い丸暗記を少しでも回避するための方法論なので実は推奨する人も多い話題ですし、大枠を掴むというのは中小に限らず大切なことですが、白書通読自体は必須では無いと言うのが、私の感覚ですよ。
よこ様
私個人の経験ですが、白書をプリントアウト全部したにはしたのですが、分厚さに圧倒されてしまい、通読は諦めました。そして、辞書的に使おうとも思ったのですが、結局、これも断念(笑)
結局、私の場合は、白書概要という30頁くらいのものがあるのですが、それだけをテキストにして、覚えました。
予備校のテキストも使いませんでした。あとは、答練で出てきたグラフをコピーして白書概要に追加してました。
他の道場の方々はどうされたのか気になるところなので、コメント待ちということで(笑)
はじめまして。おはようございます。
今度1次初受験予定の者です
白書って、みなさん通読されるんでしょうか??
特に去年の白書は例年をはるかに上回る分厚さだとお聞きしております^^;それとも予備校テキストだけでいけちゃうものでしょうか??やはり白書は辞書的な扱いがいいのかな~?合格者の皆様はどうされたんでしょうか??