試験日程発表を受け、ストレート合格のための4月からの過ごし方

こんにちは。うみのです。

 

さて、大本営発表により、いよいよ平成27年度の試験日程が確定しましたね。

<第一次試験日程>

試験案内配布期間
申込受付期間
試験実施
合格発表

平成27年5月7日(木)~6月2日(火)
平成27年5月7日(木)~6月2日(火)
平成27年8月8日(土) ・9日(日)
平成27年9月8日(火)

<第二次試験>

試験案内配布期間
申込受付期間
筆記試験実施
筆記試験結果発表
口述試験実施
合格発表

平成27年8月28日(金)~9月18日(金)
平成27年8月28日(金)~9月18日(金)
平成27年10月25日(日)
平成27年12月11日(金)
平成27年12月20日(日)
平成28年1月5日(火)

 

配布期間が始まったら試験案内はすぐに入手し、一次試験の出題の範囲や注意事項をよく読んでおきましょう。

特に出題の範囲は重要です。

以下を大局的にチェックするためのツールとして使ってみてください。

 

①自分が勉強してきた範囲は、出題範囲を漏れなくカバーできているか?

得点を稼げそうな、あるいは得点がまだ伸ばせそうな領域はどこか?

 

①は以下のような視点から、自身の理解度をチェックすることができます。

・出題の範囲として列挙されているキーワードのそれぞれがどういうものかを、自分の言葉で説明できるか?

・それぞれのキーワードに、用語などの具体的な知識を紐づけできるか?

 

予備校で学習されている方は、予備校のテキスト通りに対策を進めていれば大丈夫、とつい考えてしまいがちですが、本試験を出題するのは言うまでもなく、予備校ではなく協会です。

公式の出題範囲をしっかり把握できているかどうかの確認は、本試験当日の「予想外の出題によるパニックリスク」を減らすために重要な作業ですので、ぜひ行っておくことをおすすめします。

 

②においては、①で把握した自身の理解度をもとに、得点源にできそうな領域、捨てる領域、を戦略的に分類してみることが有効かと思います。

一次試験は出題領域が非常に広範であるので、全てを完璧にカバーすることはほぼ不可能に近いですし、そもそもそこまでやる必要はありません。

合格基準である「合計420点以上、40点以下の科目がない」ことをクリアするためには、「どこで稼ぐのか? 何を捨てるのか?」を判断することが、あなたの戦い方そのものになります。

 

こういった方法で出題の範囲をうまく活用し、これからの過ごし方を決める上でのベースにしてみましょう。

 

さて、これからの過ごし方ということで、本日4月4日から第一次試験までの日数をカウントダウンしてみると…

 

残り、18週間。

残り、126日。

 

この日数はきっと、あっという間に過ぎていくように感じられると思います。

しかし、ここからストレート合格を狙うにあたっては、過ごし方次第では十分な日数です。

 

例えば私の場合は、「毎週月曜日の朝に計画を立て、日曜日の夜にその計画を振り返る」というサイクルを作ってPDCAを回すようにしていました。

PDCAのポイントとしていたのは、下記の2つの視点です。

 

問題をどれだけ解いたか?

② その中で、自分のできなかった問題を克服することができたか?

 

4月以降の一次試験対策においては特に、①を常に忘れないことが重要であると考えていました。

特に直前期に近づいていくほど高まっていく不安を解消するために、これからの時期はさまざまな教材や学習方法が目について、あれもこれもとつい手を広げたくなりがちです。

テキストを読み込んだり暗記用のツールを作ったりと、さまざまな不安解消方法が考えられますが、その全てはあくまでも「本試験の問題を解けるようになること」がゴールです。

そのためには、スピ問であれ過去問であれ「問題を解き続ける」ことが最上のトレーニングになると私は考えていました。

これからの過ごし方は、「不安を解消すること」ではなく、「本試験の問題を解けるようになること」が目的であることを忘れないようにしてください。

 

そして、②をクリアするためには、「なぜその問題で間違えたのか?」を自身で説明できるようになることが重要です。

・単純に知識が不足していたのか?

・知識はあったけれど、問われ方が難しかったり、ひっかけ要素があったのか?

それによって、今の自分に不足しているものを正しく把握し、それを補うために必要な打ち手を考える手立てにすることができます。

 

問題を解き、足りない部分を考え、それを克服する。

それを続けることが、合格に至る道だと私は思います。

 

さらに、前回の記事でも書きましたが、ここからは特に答練や模試の成績に振り回されないことも重要です。

そこでの点数や順位は、モチベーションなどメンタル面に強い影響を与えますが、本試験の成績と単純なイコールになるわけでは決してありません。

上記の①②の視点を生かして、答練や模試を「本試験の問題を解ける自分」に近づくためのステップにしてください。

 

さてここで、一次試験の申込者数と、実際の受験者数の差異を見てみましょう。

※受験者数①は1科目でも受験した人の数、受験者数②は7科目全てを受けた人の数です。

 

<平成26年度一次試験>

申込者数  19,538人

受験者数①  16,224人

受験者数② 13,805人

 

<平成25年度一次試験>

申込者数 20,005人

受験者数① 16,627人

受験者数② 14,252人

 

<平成24年度一次試験>

申込者数 20,210人

受験者数① 17,168人

受験者数② 14,981人

 

毎年、約2割近く、「申し込んだけれど、本試験当日に会場へ来なかった人」が存在します。

そこには一人ひとり、様々な事情があると思いますが、「合格できる気がせず、受験するのをやめた人」もある程度いるのではないかと思われます。

 

そうならないためには…、

本試験当日に「やるだけのことはやった」と思って会場に向かう自分”をイメージしてみましょう。

そういう自分になるために必要なことは何なのかを考え続け、取り組み続けましょう。

思考と行動を止めなければ、一次試験はきっと突破できます。

今日から1日1日を大切に、頑張りましょう!

 

これからの過ごし方を考えるにあたっては、ぜひ下記のセミナーも活用してみてください。

 

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