「事例Ⅳ」は国語の試験。

診断士「2次」とは、少しオトナの読み・書き・算盤。高齢化・過年度化が進展し「Ⅰ~Ⅲ」の書き方コンクール=国語の試験化が加速中。だが、

珠玉の如き「Ⅰ~Ⅲ」に比べ、「Ⅳ」の国語はイマイチ。

すると受験校・受験生は口を揃え、「Ⅳは問題がおかしい」「制約が甘い」と毎年騒ぐ。その批判に診断協会が点数開示で示した答えは強烈。

 「Ⅳ」の点差は覚えた解法の数でなく、設定・計算条件の読み取り力。

「Ⅳ」が問うのは算盤能力より、実務における相手の言い分を計算式に落とし込む国語能力。そこに気づいた時、「財務」「Ⅳ」荒稼ぎのゲームが始まる。

.
■【1】5時間使って自分で解く■

あんな難しい問題、解ける訳ないや。

「Ⅳ」は、いわば「会計能力国語検定」。80分で解ける量ではなく、設定・計算条件の読み取り力で点差が開く。「Ⅳ」で何度も痛い目に遭い、つい簡単な問題ばかり繰り返し解くのが酸っぱいブドウ説。

そうでなく、難しい問題をどう簡単に処理するかを学ぶのがイケカコ。今週の差額原価は死ぬほど難しいが、挑戦手順はいつもと同じ。

①まず2周回す。1周目→解説と例題、2周目→例題と問題。
②例題・問題を解き、わからない時は答え(解説)をすぐ見る。
③これを何度も繰り返し。解法を覚え、かつ理解も備える。

さて、今日扱うテーマはLecture 6, 7。

イケカコもくじ イケカコ「要点整理」
6 業務的意思決定会計 S
★★☆
★★★
.
業務的意思決定の特質
差額原価収益分析
7 活動基準原価計算 C
★☆☆
★☆☆
.
活動基準原価計算(ABC)の意義
ABCの基礎概念

Lecture 6「差額原価収益」の問題設定は、複雑怪奇で頭が痛い。いつもの3時間でなく、Max5時間かけてやるだけやってみる。




<5時間経過>

.
■【2】必要知識の整理■

イケカコは解説も例題も難しい。だから事前知識の有無が大切。

解説→例題(できれば問題)まで一周したら知識を再確認。Lecture 6, 7の要点は以下。

①差額原価(意思決定基準)
②費用概念
③代替案(出題タイプ)
④活動基準原価計算

上記4つの要点を各例題・問題で以下の通り学ぶ。

☆=良問。△=難問、先送りでOK。


差額原価

(意思決定基準)

費用概念

代替案

(意思決定タイプ)

活動基準

原価計算
§6
例題1☆
○差額
例題2☆ ○差額 ○機会費用 ○内外製
例題3☆ △部門貢献利益 ○非関連費用 ○セグメント損益
例題4 ○差額 ○追加加工
問題1 ○差額 ○セールスミックス
問題2☆ ○差額 ○特別注文
問題3☆ ○差額 ○追加加工
問題4△ △差額(難) ○埋没コスト △内外製(難)
問題5☆ ○差額 △追加加工・連産品 
§7
例題1
例題2 ○2製品
問題1 ○パズル
問題2
問題3 ○  

 ①差額原価(意思決定基準)

受験校は、差額原価の考え方をきちんと教えない。そこでイケカコ解説を写経し、大事な所を自分でマークする。

ある意思決定を実施すると、実施しない場合と比べて原価や収益が変化する。意思決定により変化する原価、収益差額原価、差額収益という。差額原価・差額収益は意思決定に関連を持つということから関連原価・関連収益ともいわれる。意思決定により影響を受けない原価や収益は意思決定に無関連であり、意思決定に際し考慮する必要はない。したがって、意思決定に必要な財務情報は考慮中の代替案間で異なる将来の予想原価・予想収益ということになる。
関連原価・関連収益の概念の特徴はそれが将来に係るということである。意思決定は将来に関して行われるのであって、過去を変更するために行われるのでないから過去の原価は意思決定に無関連である。将来の原価であっても代替案の間で同額の発生が予想される原価であればそれは意思決定に関連する原価ではない。意思決定に関連する原価・収益は代替案の間で異なる原価・収益である。
意思決定に関連する原価概念として埋没原価(sunk cost)と機会原価(opportunity cost)がある。埋没原価は与えられた状態のもとで回収不能な歴史的原価のことで、その基本的特徴は経営者が行う意思決定に当たって考慮されないという点にある。そして無関連原価と同じく特定の意思決定によって影響を受けない原価という意味で使われている。機会原価は代替案のうち一つを選択したことにより犠牲にされる経済的資源を、他の代替案に振り向けたならば得られるはずの最大の利益額、すなわち最大逸失利益額で測定した原価である。

②費用概念

上の解説で費用収益、過去将来、差額同額、回収可能不能、機会埋没・・と言われても、正直意味不明。そんな時はスッと表で整理。

過去 将来
×非関連 ○関連
差額 .
※回収可能額
→将来コストへ
発生費用
+機会費用
-回収可能額 
×非関連 ×非関連
同額 ・埋没コスト
・回収不能額

意思決定する人は忙しく、いちいち全部のことは考えたくない。だから、

将来の差額=発生費用+機会費用-回収可能額

だけ使ってズバリ判断。過去のコト、考えても変わらない(同額の)コトは考慮しない。だから迅速。

.

③代替案(意思決定タイプ)

 上記の通り、意思決定とは×非関連原価を外す作業。

→解答に使わないダミー条件が必ず書いてある。
→計算条件から答えを考えるのでなく、使う計算条件を逆算して探す。
→想定される出題パターンを予め整理しておく。

ん、どこかで聞いたことある気がするが、業務的意思決定会計の出題パターンは以下の通り。

①費用 ②収益 利益②⁻① 良くあるシナリオ
§6 内外製 ○差額 ウチの部品買いませんか
と売り込みがある
特別注文 ○差額 ○差額 ○差額 負けてくれたら買う!
と大口顧客が登場
追加加工 ○差額 ○差額 ○差額 もう一加工する・しない
でどちらが儲かるか
△連産品 ※出ない
§2 CVP分析 固定費F
÷限界利益率
固定費を限界利益
で回収
§3 セールス
ミックス
制約条件
あたりCM
限界利益CMを
最大化する組み合わせ
§4 セグメント
損益
部門貢献
利益CM
見た目赤字でも部門CM>0
なら固定費F回収に貢献
§5 EOQ 費用最小 発注費=保管費となる
発注量Qを決める

問題解いたら、自分なりの表にまとめると、実務でスッと使い易い。上のパターンが本当に全部なのかも、自分で問題解いて確認。

.

④活動基準原価計算(ABC)

製造間接費をどう配賦するかの問題。意外と人間臭いイメージで↓。

△伝統的原価計算 →何か一つの基準でエイヤと決める。粗っぽいので、社内で文句言うやつが出てくる。
○ ABC活動基準原価計算→コストプール×ドライバーとカタカタ用語で吹っかけ、文句言うやつを黙らせる。

.
■【3】知識を備えて解き直し■

 知識は解った。じゃ、解き直してみるか。

業務的意思決定=差額原価収益の問題は、複雑怪奇で難解。だが何度か解き直し、その難解さ=ダミー条件の存在と気づくと、「Ⅳ」本番で勝てる。

<Lecture 6>

例題1☆:業務的意思決定(=○○すべきか否か)を求められたら、限界/貢献利益を全て計算せず、差額原価で答える。

例題2☆:内外製(外注すべきか否か)の問題。自製・外製それぞれの差額原価と「機会原価を加えて」、原価の大小で判断。

例題3☆:セグメント存廃はどの段階の利益で判断するかを問う。個別に紐付く「関連費用」で考えるのが「部門貢献利益※」。

例題4:代替案の問題では、同額、非関連費用は無視。差額原価で答えてショートカット。値上げ・値下げ交渉に応用。

2015/7/1 エクセル解説追加

問題1:セールスミックスの問題に見えるが、聞いているのは差額利益(収益-費用)が±どちらになるかの意思決定。

問題2☆:現状より増産するか否かの判断は、総額でなく差額原価収益のショートカットで判断して、手抜き。

問題3☆:追加加工するか否かは、元の商品の売価原価は無視し、追加分の差額原価で判断。シンプルで良問。

問題4:問2埋没コスト、問3多桁式費用の扱いが難。一旦飛ばし、後から解き直しでOK。

問題5☆:追加加工・連産品の出題で一見難しいが、同額非関連費用は無視して良いので計算超簡単。ぜひ解いておく。

2015/7/20 エクセル解法追加

<Lecture 7>

例題1:ABCの基本手順。コストプール総費用/総数量で「活動原価率」を求め、数量を掛けて製品にコストを配賦する。

例題2:伝統的原価計算では数量の多い製品に原価を多く配賦。ABCでは小ロット品への原価配賦の精度を上げ、採算を見る。単位の扱いに注意。

問題1:パズル式総合問題。「単位あたり原価」=直接材料費+直接労務費+製造間接費である「標準原価の知識」と、コストプール⇔ドライバーを紐つける「生産知識」を、自分で補う。

問題2解答中

問題3解答中

.
■今日のまとめ■

Lecture 6の問題は診断士受験生にとり、二重の意味で難しい。

①業務的意思決定を十分教わっていない(「財務」出題ウェイトが低い)
②算盤の試験に思わせ、実は国語の試験。

だがイケカコの国語=小学6年生と仮定すれば、「Ⅳ」本試験の国語=小学3年生位。難問に挑むコストとリスクを冒せば、「Ⅳ」荒稼ぎのハイリターンが射程内。ではまとめ。

・「Ⅳ」の点差は覚えた解法の数でなく、「会計能力国語検定」で決まる。
・差額原価=発生費用+機会費用-回収可能額。念仏の如く唱えて解く。
・業務的意思決定の問題は、出題パターンごとに使う計算条件をメモ。
・活動基準原価計算は一見メンド臭いが、人間臭くて意外とイイ奴。

byふうじん


コメント & トラックバック

ふうじんさん、こんにちわ。
やろうかな〜、やった方がいいよな〜、と思いながら後回しにしていたイケカコ。
このシリーズのおかげで、急いで買ってきて始めました。
雑誌に連載されてた記事だけあって読み物としても面白いですね。(問題はちゃんと解いてませんけど)
財務のテキストはお勉強っぽくて実務離れしてるし、どうやったら事例Ⅳにつながるんだろ?と感じてましたが、イケカコは「ほんとにありそう」と思えます。

事例Ⅳですが、ただいまフォーム改造中です。
たくさん問題解いてカラダで覚えなければ、と思っていたのですが、TACの三好先生がテレビの向こうで1.4倍速で「まずは方針を立てて下さい。よろしいですか。」とおっしゃっていたのを聞いて強く納得。
問題用紙にしがみつくのは止めて、仕事でやってるのと同じく、答えを決めてから欲しい数字を探しにいくスタイルをためしてみようと思ってます。(この辺は同業者紫雲和尚さんと盛り上がれそうです。)
今回のイケカコ編はものすごい大作ですね。ありがとうございます。
問題も解きます。

たなち様、コメントありがとうございます。
.
>イケカコは「ほんとにありそう」
はい、管理会計の実務そのものです。今から10年以上前、2000年の連載ですが、中身が全く古くなっていない所も素敵です。
.
>「まずは方針を立てて下さい。よろしいですか。」とおっしゃっていたのを聞いて強く納得。
こちらの動画でもそう言っていますが、実務で答えを出すには「どの条件が必要か」を考えるのが最初ですね。TACなどの大手受験校が、正しくそう指導することで、「事例Ⅳ」のレベルUPが期待できます。
.
正しくは以前からそう言っていて、受験生が聞く耳持たないだけでしたが、今年は多分本物です。

私も、遅ればせながらイケカコ始めました。
たなちさんも仰るように、財務会計の問題に血が通うかのごとくですね。
また、イケカコはもともと読み物だけあって、事例4の記述問題にも役立ちそうです。事例4の過去問とともに読むと、「そういうことか」と気づく部分も。
ふうじんさんは、昨夏にも一次試験の問題の並びと、経営者の意思決定の過程がリンクしていると書かれていらしたので、イケカコ特集でそのお考えが一貫してらっしゃると感じました。
まだ一週ぶん遅れていますが、隙間時間の勉強で追いついて、事例4を強くし、資格取得の先には財務観点も強みに仕事をしていこうと思います!

まりりん丸様、いつもコメントありがとうございます。
.
>イケカコはもともと読み物だけあって、
はい、連載ストーリーの前後がつながっている所があり、何度も読み直すと推理小説の「伏線」を見つけるワクワク感があります。
.
>まだ一週ぶん遅れていますが、隙間時間の勉強で追いついて、
はい、孤独に一人イケカコだと寂しいですが、全国○○人が同時に同じ問題を解いていると思うと、これもワクワクします。
.
「財務」「Ⅳ」の問題の並びが尻取り状になるのは、会計実務の流れがそうだからです。診断士の「財務」「Ⅳ」を解きこなすと「実務がデキル奴」になるのにも、ワクワクです。

ふうじんさま

いつも楽しく拝見しております。

昨年、1次で合計3点足りず、3科目もやることになってしまい、比較的財務に時間を取っているのですが、これだけ財務に時間を投入しても、全く太刀打ちできないのは、いかにぶつ切りで勉強をしているかということですね、情けない限りです。やってないからしょうがないと思い、GWで一通り1周し追いつくことにします。

まだ、レッスン5にしか到達しておりません。
6.7とちらっと覗き見してみましたが、吐きそうなくらい訳が分からなくて、初めて簿記に接したときを思い出します。

追いついたらまたコメントさせていただきます。

はじめまして。わたしもこの連載でイケカコ挑戦中です。かんそうめざしています。終ったときにできるやつになっていたいです。みなさんもあと2週がんばりましょう

フライト様、いつもコメントありがとうございます。
.
>比較的財務に時間を取っている
はい、この記事にもある通り、「財務」はある程度覚悟を決め、どこかでどっぷりやる時間を作ることが有効です。
>いかにぶつ切りで勉強
「2次」受験生の7~8割はその状態です。
.
普通に「Ⅳ」対策をすると気づきませんが、Lecture 6「差額原価」の理解差が「Ⅳ」の点差です。解答見ながらで良いので一度解き、後でまた解き直す、を繰り返してここの力を磨きます。
Lecture 7も初見はキツイですが、ぜひトライしてください。

ぷうか様、コメントありがとうございます。
漢字だらけ文が多い診断士受験界で、ひらがなの文章に出会うとほっとします。ぜひまた息抜きにいらしてください。

Lecture 6 例題4 問1で質問があります。

解答によると利益への貢献額を求めています。その算出の際に販売価格から追加加工に関わる直接材料費と直接労務費、変動製造間接費配賦額をマイナスしています。
この場合、解答では固定費の配賦額を使っていないようですが、なぜ固定費を使わないのかよくわかりません。

「X社仕様に変更」、「標準費用に変更」はそれぞれ別途加工費が発生しているので、与件にある配賦率にもとづいて、個別固定費扱いとして固定費もマイナスする必要があるのではないでしょうか。材料費・労務費が異なるので貢献利益が変わってくると思います。限界利益だけで比較してもよいものなのでしょうか。

お手数をおかけしますが、ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

hal様、イケカコ朝解きが定着した感じでしょうか。「ゆう活」ならぬ「朝勉」があと4ヶ月も楽しめるのはステキですね。
.
さてお尋ねの件は、テキスト見て明日までにエクセル形式で回答いたします。想像で書くと、「差額原価」が答えです。「固定費は考慮しない」と書いてあれば親切ですが、作問者は「固定費配賦額は変動しないのが当然」と無意識に考えるため、省略されている可能性があります。これが診断士受験生が苦手とする「Ⅳ特有の制約条件の甘さ」であり、」これに気付くと周囲から大きくリードです。
.
追記すると、Lecture 6のテーマは「差額原価」であり、段階利益(粗利益・限界利益・貢献利益)の考えを離れることがポイントです。想像で書いていますので、指摘が外れていればお知らせください。

ふうじん様

早速のご回答、ありがとうございます。

「固定費配賦額は変動しないのが当然」というのはなぜでしょうか。固定費はA社の共通固定費という認識である、ということなのでしょうか。差額原価と言われると配賦額が異なる固定費も含めて比較するのが妥当なのでは、と思っていました。

「段階利益の考えを離れる」に答えがありそうなのですが、どのような意味なのかさっぱりわかりません。。
エクセル形式のご回答、感謝です。
よろしくお願いいたします。

hal様、お待たせしました。
.
まず本文に追加したエクセルをご覧いただき、その後以下のコメントをご覧ください。
.
ポイント①問題文に次の文章を足して解いてみてください。するとhal様の疑問は解決します。
「なおA社の原価計算担当者は、固定費の配賦額は(非関連原価として)変更しないことにした」
.
ポイント②なぜ固定費配賦額を変更しないのか?
この問の場合、固定費配賦額を変える⇔変えないどちらでも正解です。ただ、自分がこの原価計算担当者の上司なら、配賦額を変えない様に指示します。この問題は「追加加工」の意思決定ですが、今回のケースではA社全体の固定費は増加していないため、固定費配賦額の変更は、「やってもやらなくても良いムダな作業」だからです。
.
ポイント③差額原価と段階利益
問1の解答要求は「A社の利益へ及ぼす貢献額」です。つい「貢献利益」を求めたくなるのがミソなので、一旦放置し、後日例題1~4の順で差額原価収益分析の問題を解き直してみましょう。差額原価とは、同じ結果になる計算は「してもしなくても良い」「=ショートカットして計算時間を短縮して良い」という指示です。この感覚に慣れると、周囲がウンウン唸る問題を自分だけスラスラ解けます。
.
不明点があればお気軽にお尋ね下さい。イケカコ解説は無愛想かつ不親切なので、一人の疑問が後に続く受験生の助けになると考えています。

ふうじん様
 
エクセルでの解説、ありがとうございます。
 
共通固定費というよりも、A社全体の固定費は変化しないため非関連原価ということですね。非関連原価の意味するところが、やっとわかったような気がします。
 
仮に固定費を配賦した場合、結果的に「X社仕様に加工」が最も儲かりますが、問2の結果が異なってきます。やはり、固定費配賦額を無視する一択なのだなと思いました。
 
毎回丁寧なご説明、ありがとうございます。
また質問させていただくことがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

>共通固定費というよりも・・
→ご理解その通りです。固定費を差額原価に含めない意図はすぐ読めたのですが、追加発生額がないから配賦額も変化させない理屈を読み解くのが一苦労でした。
.
>仮に固定費を配賦した場合・・、結果が異なってきます。
→はい、従い実務では様々な配賦基準を勉強しておき、一番都合の良い基準を使うのが腕の見せ所です。
.
イケカコ本文に記載の通り、同じ費用が状況に応じ差額・同額に変化します。そのため「解答を覚える」スタイルに慣れた受験生にイケカコは不向き。そこが差別化荒稼ぎポイントになります。

ふうじん様

いつも拝見しています。
lec6の問題5について質問があります。
副産物の発送費と包装費の合計がD1よりもD2の方が50円高くなるので追加的な関連原価だと考えたのですが、解説を見ますと、この発送費と包装費は記載がありません。これらの費用はどのように扱われているのでしょうか?低レベルな質問で恐縮ですが、ご教示いただきますと嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。

ktr様、Lecture6 問題5についてのご質問ありがとうございます。
.
この問題は、差額原価収益分析について、使わないダミー条件を極端に多くした良問です。全ての条件を使うのでなく、差額原価+収益だけに注目と考えると、スッと解けるのはご存知の通りです。
.
>解説を見ますと、この発送費と包装費は記載がありません。
いえ、表現こそ省略されていますが、以下の「200円」がそれです。
→「副産物D2の差額収益」 60,000単位×(700円-200円)
※副産物D2を700円で販売する際、発送費50円+包装費150円を控除。
.
本文中にエクセル解法を追加しました。もしご不明の点があればお気軽にコメントくださいませ。

ふうじん様

詳細な解説ありがとうございました。
どうやら私はD2はD1を加工したものだと勘違いしておりました。。しかしD1はX生産時に生じ、XFへの加工の有無に関わらず販売されるのですね。UPしていただきましたエクセルを拝見し、ミスに気づきました。注意不足と設問内容を理解する「国語力」不足ですね。猛省です。気づかせていただき有難うございました。

また、エクセルを拝見してもうひとつ疑問が出てしまいました。
エクセル表にX販売費10500万円とありますが、XF販売時にも「販売費予算 10500万円」とあります。とすると、これも無関連になるのでは??と思ってしまったのですがこれはどういう解釈になるのでしょうか?

度々申し訳ありませんがご教示いただけますでしょうか。

ktr様、こちらこそありがとうございます。
.
>XF販売時にも「販売費予算 10500万円
はい、ご指摘の通りX⇔XF販売予算は同額であり、無関連原価です。エクセル解法を修正しました。私も目を皿にして探したつもりでしたが、「振替原価の資料は読み飛ばす」と思い込んでいたので気づきませんでした。
.
イケカコの利点は、このような思い込みクセを次々と指摘してくれることでしょうか。なお副産物について、作問者は「副産物とは工程別に出るものであり、D1⇔D2は全く別物」と考えています。このような「作問者の思い込み」に慣れるのも、イケカコの利点と言えます。

ふうじん様

度々のご回答有難うございました。
また「副産物とは工程別に出るもの」なのですね。知れて良かったです。有難うございます。
イケカコは3回転目にしてようやく目が慣れてきました。シリーズ大変参考になります。これからも宜しくお願いします。

ふうじん様

いつも参考にさせていただいております。

Lecture6の問題4に関して教えていただきたいことがあります。

A案の製造原価を求める式は
3×数量+5000
+5000の部分ですが、意思決定で考慮する必要があるため加算していることは理解できます。

しかし問題4では、「部品Qの専用製造機械は遊休とせず部品Tの生産に利用する」ので、前提条件にあった固定製造間接費発生額のa~dは意思決定で考慮する必要がないと考えました。(A案の製造原価=3×数量)
本問でも+5000を意思決定で考慮する必要がある理由をご教示いただけないでしょうか。

お手数ですが、何卒よろしくお願いいたします。

ふうじん様

1つ前の書き込み「Lecture6の問題4に関して教えていただきたいことがあります。」ですが、自己解決できたので、お手数ですが削除していただけないでしょうか。

何卒よろしくお願いいたします。

コメントする





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  
他の中小企業診断士&受験生の人気ブログは  
↓こちらでチェック↓  
中小企業診断士を目指す同志の奮闘記  
  
アクセス殺到! 資格・スキルアップの人気ブログは  
↓こちらでチェック↓  
資格系ブログ・奮闘記の数々  
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  




累計

本日

アクセスしていただき
ありがとうございます。

↓診断士情報が満載!↓


合格体験談の読み漁りは
最短合格への第一歩!
↓合格体験談の一覧↓


↓二次試験関連記事はココ!↓
約1000の道場二次関連記事へ

再現答案集はココ!↓

カレンダー

2019年7月
« 6月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

カテゴリー

月別アーカイブ

一発合格道場主催イベント&電子書籍『一発合格』

【new】一発合格道場
夏セミナー2019

東京:8月10日(土)
大阪:8月11日(日)
名古屋:8月24日(土)

時間・場所は
後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

道場について

↓ 今、何位? ↓
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ





まずはご覧あれ
↓道場の基本理論↓



Amazonでランキング一位!
道場のノウハウも満載!
↓合格の秘訣88↓



一目でわかる!覚えてしまう!
一発合格 まとめシート
2019年度版後編も発売開始です!



Naverまとめで
↓主要記事をチェック!↓

執筆メンバー

 ・ かわとも
 ・ たっつー
 ・ なおさん
 ・ ブブ
 ・ makino
 ・ いよっち
 ・ ちこまる(仮)
 ・ どいこう
 ・ kskn
 ・ ぐっち
 ・ かもよ
 ・ そーや

 ・ きゃっしい
 ・ よこよこ
 ・ きゃず
 ・ zenzen
 ・ ヒロちゃん
 ・ ゆう
 ・ へんりー
 ・ たかじん
 ・ 桃ちゃん
 ・ chika
 ・ だいまつ

 ・ 世界の畠ちゃん
 ・ ゆっこ
 ・ たっしー
 ・ ITO
 ・ たけぴょん
 ・ TOM
 ・ なが
 ・ その
 ・ ルナ
 ・ ロック
 ・ ますけん

 ・かおりん
 ・たきも
 ・とり
 ・フェイマオ
 ・
 ・ 細川泰志
 ・ nori
 ・ こば

 ・岡崎教行
 ・おはとも
 ・うみの
 ・おと
 ・きり
 ・紫雲和尚
 ・なご
 ・ぽらーの
 ・まる
 ・Nico
 ・mya
 ・tomo
 ・Xレイ

 ・butao
 ・u-ta
 ・フォルゴーレ
 ・Oz
 ・まさや~ん
 ・ハーン
 ・オーケー
 ・U2
 ・3215
 ・マイマイ

 ・katsu
 ・イラサム
 ・マイスター
 ・お薬ハック
 ・平平
 ・せんせい
 ・まっすー
 ・まっきー
 ・ひろいん
 ・はんた

 ・うちあーの
 ・コニケン
 ・ひめ
 ・こぐま
 ・を〜
 ・アンドロメダ

 ・Wacky
 ・きょくしん
 ・aki
 ・くれよん
 ・らいじん

 ・JC
 ・ふうじん
 ・ハカセ
 ・ZonE
 ・アックル
 ・WATATA

FX比較

サルでもわかるFX