【女子道場】女子とストレート合格の関係

みなさん、こんにちはeye akiです。

3月3日、ひな祭りですね。
私は兄と年の離れた末っ子だったので、小さい頃は両親が桃の節句を盛大に祝ってくれていたものでした。

さて、ひな祭りつながり…という訳でもないのですが、今日から【女子道場】という特集記事を始めようと思います。

女性向けというよりは、女性にフォーカスを当てた記事といった観点で書いていこうと思っています。
女性は勿論のこと、「女子はこんなことを考えているのか…」と男性のみなさんにも楽しんでいただけるような内容になれば嬉しいですshine

投稿も不定期でいつまで続くか分からないですが(笑)、今後ともご愛顧の程、よろしくお願いしますhappy02note

1回目の今日は、今年ストレート合格した女性3名に、学習方法についてインタビューした結果を掲載します。

珍しいので記憶に残っているだけかも知れませんが、女性って意外にストレート合格の割合が多い気がします。
私が昨年お会いした1年先輩の診断士の女性は全員(3人中3人)、今年TACの合格祝賀会でお話した同期の女性は半数(6人中3人)がストレート合格でした。

みなさんのご回答から、ストレート合格の秘訣を探っていければと思いますsign03
 

■ 学習にあたり意識していたことは何ですか?

興味深いことに、三方のご回答ほぼ似通っています
大きく以下二点です。

① とにかく学習する環境を作ること

集中力に自信がありませんでしたので、「とにかく机に座る」ということは絶対に守りました。集中できなくても眠くても机にしがみつき、とにかく学習に触れているということを重視しましたdash

おおまかにでも「この日のこの時間はこの科目」と実現可能な計画を日ベースで立て、計画通りに学習が進むようにマネジメントを徹底しましたpunch

根気が続かない性格だと自覚していましたので、「継続すること」「挫折しない」ことを自分に言い聞かせ、そのための工夫をしていました。
具体的には、講義に出ていればどんなに自分にやる気がなくても必要な分量の勉強が必要なタイミングでできる受験機関への通学を選択したり、勉強仲間を作って情報交換や勉強会へ参加することで、強制的に勉強させられる機会を設定していましたpen

② 頑張りすぎないこと、目標達成への”ご褒美”を設定すること

診断士試験の学習期間は1年以上と長期に渡ります。
そんな中、1回1回の答練や模試の度に気合いを入れて復習をし、結果に一喜一憂していては、体力的にも精神的にももたないsweat02と考えました。
ですので、頑張るときはもちろん頑張りましたが、「ちょっと疲れたな」とか「最近勉強いやになってきたな」とかいうときは、思い切って学習計画を変更するようにしていました。

ちょっとしたイベントごとに、終わった後の”ご褒美”shineを自分で考えておいて、モチベーションを維持していました。
朝勉でちゃんと早起きできたときは、タリーズで豆乳ラテを頼んでいいとか、そんなレベルのものから、1次試験が終わったら軽井沢の万平ホテルに泊まるとか、合格したら帯を買うとかまで(笑)
要は、何か楽しいこととセットにしておくことで、受験そのものをプロセスとして楽しめるようにした、ということでしょうか。
 
診断士の勉強は長丁場ですので、長いままとらえると目標を見失ったり、やるべきことが多すぎて混乱したりしがちだと思います。
「いま、ここ」でやるべきことを絞って、それに集中する環境を作るという意味でも、この手法は役に立ったと思います。

 
■ ストレート合格に繋がったと思う点を教えて下さい

こちらも、三方は揃って以下の点をご回答されています。
 
① 捨てるところは潔く捨て、ポイントを絞って学習したこと

診断士試験、とくに一次試験の特徴として、学習の範囲が非常に広いことと、ボーダーライン以上の点数を取る必要がないということがあげられますflair
ですので、「毎年1~2問は出る」論点でも、逆にいえば「毎年1~2問しか出ない」という意味なので、学習の費用対効果を意識して、効率よく点数がとれる論点にしぼって学習するように心がけました。
具体的には、運営管理の工具や加工工程の名前は捨てたり、マクロ経済学の難しい論点は理解するのをあきらめて、暗記したりしました。

特に1次は科目数が多いので、かなり戦略的な取組みが必要な試験なのだろうと思います。
私の場合、1次の目標獲得点数を430点に設定して、各科目の目標点数を決め、その時点での点数との差を埋めることだけに集中していました。
時間配分も、本試験までの残り時間・科目ごとの積み上げたい点数・時間効率(かけた時間と点が比例するかどうか)に基づいた優先順位で、ざっくりの配分を決めました。
だいたい予定した時間を消化した時点で、到達状況にかかわらず次の科目に移るようにしていましたrundash
 
また、一通りの基本講義が終わった後からは、そこそこ点の取れる科目は、まとめ講義などの時間の中で確認するだけにして、手をつけませんでした。
ちなみに、各科目はできるだけまんべんなく点を取ることを目標にして、得意な科目で高得点を狙うことはしませんでした。
科目合格を少しでも多くとっておきたいということと、万が一、得意科目で大ゴケたときのダメージが大きいという判断からです。
 
2次も、1次が終わってからしか時間をとっていません。
2次の場合は、場数がモノをいう世界なので、数をこなすことだけに集中しました。模範解答も採点結果も、ほとんど見ていません。
終わってから振り返ってみたら、勉強時間はたぶん400時間(もしかしたらそれ以下)くらい、使った教材はTACの教科書と過去問だけ、という結果でしたdelicious

TACの講師とテキストを信じることで学習ツールを絞り込み、学習方法に迷うという無駄な時間を排除しました。
TACの学習ツールの中でも、ほとんどテキストと過去問のみを使用しましたbook
講師のコメント・過去問・模擬試験の解説・自分でまとめたグラフやメモをポストイットでテキストに貼り、知識をテキストに集約していました。

また、私も非常に共感できる、以下のご回答もいただきました。

② 「絶対合格したい」という強い意志

仕事で嫌なことがあっても「診断士になったら転職の道が開ける」「診断士になったら自立できる」など、なんでも動機とつなげていました。
結果的に、仕事以外の時間はすべて学習にあてていなければ落ち着かない状態を作ることができましたscissors

③ 周囲の協力

シフト勤務で学習仲間を作りにくい状況でしたが、学習仲間から先輩や講師を紹介してもらい、大きなバックアップを受けることができました。
これらの方々には感謝してもしきれないくらいお世話になりました。
合格祝賀会で感じたことですが、合格者の方々は、みなさんそれぞれ講師とかなり親密な関係を築いているという印象でした。
その相手(講師)は様々でも、誰かを信じ切って道を極めることが大切なのではないかと思いましたshine

  
■ 受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

ストレート合格は簡単なことではありません。
「絶対ストレート合格したい!!」という強い意志で「今年1年を診断士になることに費やす」と腹をくくってください。
合格体験記をみると、「一発合格してるのは慶応や早稲田大学卒業の頭がいい人ばかりだ…」と投げ出したくもなりますが、結局は試験までにどれだけ自分の時間と心を費やしたかで決まると思いますgood

この試験は、難関といわれていますが、私は決してそうではないと思います。
低い合格率の裏には、学習の大変さから一次試験前に挫折してしまい、結局試験に申し込んだのに、記念受験に終わる人が多いという事実があります。
司法試験や医学部の受験など、いくら頑張っても受からないときは受からないような試験も沢山存在しますが、この試験に関しては最後までねばった者勝ちだと考えています。
どうかあきらめずに、最後までストレート合格を目指して頑張ってくださいangry

未経験の方は特に、周囲からのいろいろな情報に振り回されて不安になったり、方向性を見失ったりしがちだと思います。
ですが、試験会場で問題と向き合うのは自分一人、結果責任を負うのも、他でもない自分自身です。
一方で、「できる」と思ったからこそ受験を決めた自分もいる訳です。
だから自分を信じて、自分との戦いを戦い抜いてほしいと思いますshine
がんばってください。

 
■ akiの所感(まとめ)

お三方のコメントに共通しているメッセージは、

・自分の性格を知り、自身に合った学習スタイルを確立したこと
・よい意味で力を抜き、やるべきことを取捨選択して集中したこと
・最後まで強い意志を持ち、粘り強く戦い抜いたこと

であるかと思います。
奇しくも、これは私の過去のエントリー(自分を知ること強く想うこと)とも似通っています。

女性ならではの強さ・勤勉さ・しなやかさが融合した結果なのかも知れませんね。

お三方とも、ものごしが柔らかくて美人heart04な本当に素敵な方々で、私も女子力あやかりたいです…。
熱いメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございましたhappy02

長くなりましたので、今日はこの辺で。
また来週お会いしましょうfootfoot

by.aki

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【女子道場】女子とストレート合格の関係”へ2件のコメント

  1. aki より:

    >WDさん

    コメントありがとうございます☆
    女子道場、楽しみにしてくださっていたとは、とても嬉しいです(*^-^*)
    次回も心に響くような記事を書いて行ければと思っています。
    これまでお会いした女性診断士の方々は、芯が強くてキラキラしてて、本当に素敵女子ばかりです。(しかも美人!)
    WDさんも来年、是非診断士になって一緒に活動しましょう♪
    こつこつと積上げられるのは、女性最大の武器だと思います。
    最後まで諦めず、自分自身と戦い続けて下さいね。
    応援しています(^-^)/

  2. WD より:

    女子道場、待ってました!
    しなやかな美しい先輩女性の方々に、ぜひ私も続きたいです。

    「できる」と思ったから受験を決めた…まさにその通りです。

    こつこつ淡々と、これまで同様焦らず勉強を進めていきます。

    akiさんありがとうございました。
    次回を楽しみにしていますね^^

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