学習計画立ててますか?

こんにちは。wackyです。

さて情報の講義も佳境ですね。情報が終われば残りは、法務と中小だけ。基本講義が終われば、あとは直前期にアウトプットを繰り返し今までに作った橋げたを強固にするだけですね。wink

さてみなさん、学習計画pencilって立ててますか?

なんとなく受験校のカリキュラムに合わせて勉強しているとか、特に学習計画をたてていないという方は要注意bombです。
今やっている経営情報システムの中にプロジェクト管理というのがあると思います。プロジェクト管理において、作業計画をたてて進捗を管理することが重要とありますが、これはシステム開発に限った話ではなく、何かを成し遂げようとする(これをプロジェクトと呼びます)場合に共通しています。
ちなみに「中小企業診断士試験に合格する」というのもいわばプロジェクトといえます。

プロジェクトを確実に実施するには、
ゴールを設定する
リソースを管理する
進捗を管理する
ことが重要です。(他にも管理すべき内容は色々あります)

ではここで上記を、「中小企業診断士試験に合格する」というプロジェクトに当てはめてみましょう。
①ゴールを設定する→1次試験および2次試験に合格すること。
②リソースを管理する→学習に充てることができる時間を管理すること。
③進捗を管理する→計画にそって学習し、また計画通り学習が進んでいるかどうかチェックすること。

このようになります。
①は皆さん当然自覚していると思いますので大丈夫ですよね?wink
②は以前のらいじんの記事にあったように、まずは学習時間に当てることができる時間sandclockを算出することから始めるのがよいと思います。

さて、今日の主題は③の進捗を管理することにスポットを当てたいと思います。
で、最初の質問に戻って「学習計画って立ててますか?」なんですが、当たり前ですが計画がないと進捗は管理できません。進捗管理はプロジェクトの遂行に当たって重要ですからまずは学習計画を立ててみましょう。

1.ゴールとマイルストンを設定
いきなり学習計画といわれても、どこから手をつければ・・・sweat01と思うのは当然のことですね。いきなり詳細な計画はできないので、まずは大まかな計画を立ててみましょう。

ゴールを設定する
ストレート生の場合はまずは1次試験合格が目標になるので、一旦ここをゴールに設定してみます。

マイルストンを設定する
マイルストンとは目標にむけた節目チェックポイントのような意味合いがあります。ゴールを目指すために要所要所で達成状況を確認するポイントとなります。つまり、ゴールにたどり着くためには、「いつ何が出来ていないといけないか」を条件として設定し、その条件が達成されているかを評価することになります。
昨年の私の場合は、
養成答練、完成答練、TAC公開模試をマイルストンとし、条件は得点を設定していました。

これで大まかなスケジュールができました。あとはこれを少しずつ詳細化していけば完成です。

2.マイルストンに向けたスケジュール
ゴールとマイルストンを設定したら今度はスケジュールを詳細化するのですが、これはマイルストンを達成するために必要なタスクを設定し、期間内に配置していくことでできます。もしくは、対象期間内に確保できる学習時間から逆算して、「ここまでできる」というタスクを設定してもよいと思います。
例えば「養成答練」というマイルストンの達成条件が「70点をとる」という場合、
・基本テキストを通読する
・トレーニングを2周する(覚えるまで繰り返す)
・スピード問題集を2周する
といったタスクを設定していました。
あとは、これを自分の確保できる学習時間に当てはめて、日ごとにタスクを設定していました。スケジュール表というとガントチャートが有名ですが、私はGoogleカレンダーを利用していました。
Googleカレンダーの内容はちょっとお見せできないので、Excelで作り直したものを掲載します。(ちなみに昨年4月の学習計画です)

なお、スケジュールを設定する際のポイントは、どこかに余裕を設定することです。どうしてもカツカツsweat02のスケジュールをつくりがちですが、意外と急用annoyなどでスケジュールどおりにいかなくなります。そうすると段々とスケジュールを守らなくなって形骸化bombするので・・・って企業経営理論で習いましたよねbleah

私の場合は、土曜の半日分(4時間)を予備としていました。平日でこなせなかったタスクがあれば土曜でこなすようにし、予定通り進んでいる場合は来週の予定を先取りするか、余裕があれば休養にあてていました。

3.進捗管理
最初に書いたとおり、スケジュールを作ることが目的ではなく進捗を管理することが重要なのでこれからが本番です。

まずは自分が設定したタスクが設定した日に終わっているかどうか確認しましょう。私の場合、先ほどのカレンダーで終了したタスクは消しこみしていました。今日時点で終了していなければならないタスクが残っていると、進捗が遅れていることになるのでわかりやすいですね。

あとは私は毎日の学習時間も予定と実績を記録して進捗管理を行っていました。
ちなみにこんな表です。

タスクの進行状況だけではなく、学習時間も予定通りこなせているかどうかという観点で管理を行っていました。

この予定表を見ればわかるとおり私の場合、平日2時間、土日祝日は8時間を学習時間として確保していました。中々予定通り行かないことも多いsweat02のですが、最終的に月間の学習予定時間はこなしていました。こうやって記録しておくことで、今の学習状況が把握できるので便利です。

なお進捗管理の重要なポイントは、タスクと時間という両方の指標で現状把握をしっかりし、進捗状況を管理することです。時間のみで管理するといつのまにか「時間をこなすこと」が目標になりがちなのでおすすめできません。

また定性的、定量的に管理することで、予定を達成しようという動機が生じ、予定を達成できれば自信になり、予定が達成できなければ発奮の材料にもなります。是非有効活用してみてください。

4.計画の修正
最後に進捗管理をしていく中で、必要に応じてスケジュールを修正することも忘れないようにしましょう。例えば、設定したタスク量は適切だったか、自分が確保できる学習時間は現実的だったかなどです。
当初予定と異なってくるようなら思い切って計画を修正することも必要になってきます。ただし、やるべきことがこなせない(時間が確保できない)場合は、計画の修正ではなく時間の確保を見直したほうがよいと思います。
学習計画は後ろにずらせても、試験日は後ろにずれませんからね・・・bleah

5.まとめ
計画というとたいそうなものを想像してしまうかもしれませんが、本当にちょっとしたもので充分です。もし計画を立てるのが難しいということであれば、まず今月1ヶ月何をしなければならないのか?ということを考えてもらえればいいと思います。
計画の重要なポイントは、いつまでに何をやるか?(予定)といつまでに何が出来たか?(実績)です。

自分なりの計画をたてて、是非PDCAサイクルをまわしてみてください。

by wacky

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