合格者に共通すること

こんにちはJCです。
診断士になって1年、いろんな合格者の方を見てきました。
この人たちに共通することはなんだろう?と考えたところ
一つの共通項が思い当ります。

◆高校・大学受験の頃の僕◆
僕自身が感じたことです。高校・大学と受験勉強をやってきましたが、あの時に楽しいと思ったことは多分一度もなくて、なんでこんなことやってんだろうと重い気持ちで勉強していたように思います。なおかつ僕は大学受験で2浪しているので受験期間も長いし、いつになったら終わるんだろう的な気持ちもあったりしてかなり暗い気持ちで勉強していました。モチベーションが高いという時期の方が短くて、今思い返すとそりゃ、2浪するのも当たり前だと思ってしまいます。

◆診断士受験の頃の僕◆
ところが40代も半ばを過ぎて、診断士の勉強をしていたころの僕は大学受験の頃とは全然違うものがありました。その印象は「勉強は結構楽しい」というもの。
診断士の勉強は幅広いけれども、どれも社会人として仕事をしている中でぼんやりとは知っていたが、勉強することで明確に解ったという企業経営理論だとか、知りたいと思いながら手を付けて来れなかった情報システムだとか、勉強することで、なんだか自分の仕事の枠組みが大きく広がってゆくであろうことが実感できてくることが、なんとなくうれしくて仕方がなかった。

◆改善する楽しみ◆
自分の勉強のスタイルをどのようにすればより効率的か、どうすれば簡単に頭に叩き込めるか、そんな小さなカイゼンをしてゆくこともとても楽しかった。
ZonEの記事はそういう意味でとっても納得。自分が理解しやすいように、記憶しやすいように導いてゆくことはテキストに書いてある事象を、自分の身近なフィールドに持ってきちゃうことだと思います。僕がサブノート(ミニテスト)を作ってゆくときにこころがけたことはできるだけ、自分の経験にあてはめちゃえということでした。
ZonEの記事を参考にすると、テキストに書いてあることを無理無理に覚えようとする知識記憶もしくは方法記憶を、自分で経験記憶に置き換えちゃうというやり方です。

◆合格者に共通すること◆
合格者に共通すること、と言っても十分条件ではなく、必要条件といえるもだと思うのですが、みなさん勉強を楽しいと思って継続してきたようです。
モチベーションをかなり高い位置で維持してこれた人がとても多いように思います。
これは、やはり僕の例で言えば大学受験の時の気持ちではなくて、みんなが同じようにテキストの知識を経験記憶に置き換えることで「あるある」とほくそ笑みながら勉強を進めてこれたからではないかと考えています。

◆モチベーションが上がらないという方へ◆
確かに、1年以上にわたる長ーい勉強の期間を常にハッピーに過ごすことは難しいかもしれません。でも、解る!ということの楽しさとか、ぼんやりと自分の中に存在していた知識が明確な理解とともに自分の中で存在を主張し始める楽しさというものをぜひ、試してみてください。

自分の中でばらばらに存在していた知識が体系づけられて整理されてゆくことの納得感とか、自分で考えて会社のチームメンバーのモチベーションを上げようとしていた試行錯誤をフィドラーのコンティンジェンシー理論に当てはめてみたりすることはとても面白い。

ちなみに僕の受験時代のテキストを見直してみたら、レビンのリーダーシップ類型論の項で
民主型・独裁型・放任型それぞれのリーダーシップの説明の横に、自分の過去の上司の名前が一人ずつ書いてありました。絶対に本人には言えません。でも、いま見返してもぴったりしていて、ちょっと吹き出してしまいました。

なんか、やる気が出ないのよね…という方はぜひ、試してみて!

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