毎年同じ論点が問われるが、同じ問題は出ない。

「法務」が苦手になる理由は4つの「ない」。

・Away科目なので基礎知識がない
・テキスト知識を暗記しても点が伸びず、学習手応えがない
・長文問題・選択肢が何を言いたいのかわからない

さらに同じ論点でも、毎年問いかけ方と出題ポイントが変わるから、

・過去問の答えを覚えても点が伸びない

つまりマークシート知識試験の常套手段である「過去問回して答え・解法を覚えて合格」作戦は、「法務」には通用しない。そこに気づいたかどうか。
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■法務:じゃあどうすればいいんだい?■

ネットワークの時代では、暗記力より検索能力が重要。

答練で点が伸びないと、受験生は一般に「暗記を増やす」「理解に努める」のどちらかの行動を取る。だがそうではなくって。

○覚える ◎使う・探す △理解する
最低限知識は覚える。だが実務上はネット検索でOK。 問題見たら論点を意識。覚えた知識のどれを使うかを判断。 理解すれば暗記は減。だが法律理解は時間がかかる。

法律=「○○するときのルール」であり、知識の暗記は不可欠。だが一次「法務」で要求されるのは、法令集や判例を使い知識を固める「理解」でなく、診断実務上の助言に覚えた知識のどれを使うかを判断できるレベル。

従い、「暗記」でダメなら「理解」という発想では迷走しがち。
そして以下に気づくかどうか。

上手に「使う」「探す」コツとは、知識を使いやすく「しまう」こと。

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■法務:知識の上手な覚え方・しまい方■

「法務」で理解に時間を掛けすぎるのはNG。そこで効率的な知識の「覚え方」「使い方・探し方」を簡単におさらい。

□上手な覚え方 ~串刺し暗記術□

当ブログ「法務」対策で必ず登場する串刺し暗記。テキストで法律別に覚えた出題ポイントを、法律をまたいでヨコ比較。他と違う点だけ暗記するから記憶効率が高く、かつ「知識が正規化」されて使いやすい。
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□上手なしまい方~論点目次×ベタ問10マーク□

今日のポイントは、「覚えた知識」をどう「しまう」か。そこでまずベタ問知識のベスト10。

債務不履行 (H21問15 A, H22問12 C, H25問11 C)
→民法の世界では、契約した債務が履行されず裁判沙汰になるのが定番。丸暗記で良いけど、誰を救うかの常識センスでも判断可能。

機関設計 (H21問5 B, H22問2 B, H23問5 C, H23問18 BD, H24問1 C, H24問18 B, H25問5 CB, 問18 B)
→会社法の世界では、取締役の誰かが公私混同するのが定番。会社規模に応じ取締役会・監査役・会計参与を置いて不正を防止。

登記、検査役の調査 (H21問3 B, H23問1 C, H24問19(1) A)
→新規設立の流れは一通り押さえる。細かい用語や数字が出てくる検査役の調査が出題ポイント。

会社分割 (H21問1 D, 問2 B, H23問2 C, 問3 B, H24問3 C, 問4 B, H25問1 C)
→年により出題形式がまちまち。表の暗記で対応できるが、「なぜそうなのか」の理屈で理解しておくと万全。

倒産法制知識問題 (H21問4 CCC, H22問3 E, 問7 DE, H23問4 C)
→時事問題の要素があり、何が出るかは予想しにくい。直前テキスト丸暗記対応でOK。

産業財産権(定義・効力) (H21問6 B, H22問8 C, H23問9 B, H24問7 C)
→特許法他の定義そのものをストレートに聞く問題。H24はひっかけありだが原則荒稼ぎ。

⑦産業財産権(実施権・使用権) (H21問9 C, H24問11 B, 問13 BA, H25問8 B)
→産業財産権は原則独占排他的。その例外となる通常使用権・先使用権が出題ポイント。

特許権侵害 (H21問7 B, 8問A, H25問6 C)
→裁判沙汰になりそうなときはどうするか。侵害した時・された時の対応手順まで押さえる。

著作権侵害 (H21問12 C, H25問12 C)
→中小企業は著作権を侵害しがち。ダメな理由をきちんと理解。

英文契約 (H21問14 B, H22問15 C, H23問15 B, H24問14 E, H25問13(1) A)
→英文契約は1マーク。出題内容も難易度もランダムなので、気にしない。

「法務」では同じ知識を毎年問うのでなく、同じ出題領域中のどれか1つの知識を出題。従い「法務」に限っては、過去問の答えだけ覚えたり理解するのでなく、過去問を解く度に

テキストに戻りその論点の周辺知識をセットで覚える

ことが得点UPの近道。
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■法務:難易度推移■

毎年一定のABランク出題があり、意外に得点しやすい。

□「法務」では過去問とそっくり同じ問題が出題されることはまずない。よって正答率ABランクは、一般常識か基本知識の確実な暗記で当てる。
□CDランクは捻ってくるけど、聞いているのは基本知識。正答不能なD’Eランクの出題は多くない。

■法務:論点別出題数■

累計マーク数を5で割り、今年の出題マーク数を予想。

□民法・会社法(手続)・資金倒産は、3~4マーク出題。D’Eランクドッキリ問題はここから出題。
□ 産業財産権は、法律別でなく、定義・権利・侵害とヨコ軸で整理。
□独禁法・英文契約などの1マーク論点は意外に当てやすい。
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■法務:ポートフォリオ論点ABCD■

やはり会社法・産業財産権が最重要。

□出題論点が明確な会社法・産業財産権はしっかり暗記し、確実に得点。
□民法・資金倒産は重要論点だけ先に押さえ、7月丸暗記で加点狙い。

■今日のまとめ■

「法務」の出題形式・出題ポイントは多彩であり、中途半端に過去問を追ったり、理解しようとすると迷走。逆にABランク重要知識を確実に暗記し、問題文を読んだら「使う」知識を「探す」クセをつければ荒稼ぎ。ではまとめ。

・「法務」では過去問の答えを覚えても、点は伸びない。
・「理解」より「使う」「探す」を意識し、かつ知識を上手に「しまう」。
・過去問を解く度にテキストに戻り、周辺知識をセットで暗記。
・会社法・産業財産権を固め、後は7月丸暗記で本番荒稼ぎ。

byふうじん



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