【渾身:財務会計】必ず覚えておきたいポイント

ご無沙汰しております。

butaoです

ついに6月に入りました。

TAC模試まであと1ヶ月を切りましたね。

7月にやることリストでふうじんが述べているように、
受験される方は本番のつもりで420点以上取得めざして受験されることをおすすめします。

そこに向けて、というわけでもないですが、420点以上をTAC模試の時点で取得するためには、
暗記すべき事項についてもある程度完成度の高い状態で望む必要があります

そこで本日は、これだけは暗記して望みましょう、ということで、暗記すべき該当箇所、該当箇所の暗記方法について紹介します。

特に40点以上を確保するために暗記すべき箇所については【財務】ベタ問10マークで40点でふうじんが示しました。

従いまして、本記事における特におさえておくべき分野(頻出かつAB問題が出やすい分野)に沿って、
具体的に何をどのように覚えればいいのか、について私の案を紹介します。

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■制度会計

①②経営分析:収益性・効率性・安全性

みなさま悩まれることは、どちらが分子でどちらが分母だっけ?ということかと思います。

売上高営業利益率であれば簡単ですが、自己資本比率などであると、普段意識してないと、
どっちだっけ? と私はよく分からなくなります

そこで、次の表を御覧ください。

ABと書いているのは、指標の名称をあらわしています。
例えば、売上高営業利益率で言えば、売上高がA、営業利益率がBに該当します。

 

 

この表より以下の法則を導きます。

法則1 ABという形式で出てきた時は、Aが分母
法則2 Aという形式で出てきた場合は、Aが分子
法則3 英語の場合は日本語の場合と分母分子を入れ替える

多くの指標を覚えなくとも、この法則を覚えておけば、試験中に動揺して頭が真白になることも少なくなると思います。
ただこの法則はあくまで診断士試験で用いるものであり厳密に正しくありません。
この法則を採用する際には、自己責任でお願い致します。 

③BS・PL作成:仕入4兄弟(値引・割引・戻し・割戻)の区別

覚えておくことは、

1)仕入割引だけは、仕入割引勘定を用いて仕分けを行うこと
2)仕入割引勘定は収益項目であること
・精算表作成の際に、収益項目に振り分けられます

■管理会計

④CVP分析: 安全余裕率

よく計算式を忘れると思います。私もよく忘れました

損益分岐点比率を上記の”①②経営分析”で示した通り暗記していれば、下記の式を覚えるだけで済みます。

安全余裕率+損益分岐点比率=100

あとは理解の部分を深めること、現場対応力というところでしょか。

⑤利益差異/セグメント損益:BOX計算または限界/貢献利益

BOX計算については、よくどちらが計画でどちらが実際だっけ?と悩まれると思います。

この語呂合わせなどいかがでしょうか

お金、自費でいこう!

お金(価格)、じ(実際)ひ(標準)でいこう(工)!

”お金”は価格を意味しています。

”じ”は実際の頭文字です。

”ひ”は標準の頭文字です。

”こう”はBOX図が工の形に見えるので工にしています。

 

なお、標準原価計算と利益差異分析のBOX計算は同じ計算過程ですので、予め定められたものという意味で”標準”と”計画”を同義として扱っています。

⑥原価計算:個別原価計算

個別原価計算についてはとくに必ず覚えておくべき項目はありません。

■ファイナンス

⑦⑧株式指標:PER・PBR等の中でどれか2マーク

上記、”①②経営分析”で示した方法である程度クリアできると思います。

⑨DCF法(企業価値):WACCの算出

こちらの記事で解説されていますので本記事では触れないこととします。
【渾身】財務会計 資本コスト

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以上主に、ここだけは覚えておきたいといポイントに絞って、暗記方法を紹介しました
頻出分野かつABランクの問題が出やすい分野ですので、周囲と差がつかないように、上記で示したポイントは、
確実に把握しておくことをおすすめします。

以上、butaoでした。

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