【渾身】 経営法務 ~苦手科目と如何に戦うか?~

こんにちは!

フォルゴーレです

6月も半ばですね!じめじめと気分も上がりづらいかもしれませんが、上手に動機付けしながら頑張って行きたいですね

 

 

さて、本日の渾身シリーズの経営法務という事ですが、最終的に唯一60点を取れなかった超苦手科目ですですので、どこまで参考になるかはわかりませんが、苦手な人間が50点前後は取ることができたという事について考えていきたいと思います

 

本題に入る前に余談なのですが、先日とある飲食店のセミナーに参加した際に某有名居酒屋チェーンの社長のお話を聞く機会がありました。そのお話のテーマには従業員満足度、社会貢献、IPO(株式公開)という内容でした。

特に最後のIPOについてのお話が印象的でした

診断士試験にも出てくる範囲で言うところのIPOのメリットは

  1. 直接金融の道が開かれ、資金調達能力が向上し取引先や金融機関に対する信頼が増える
  2. 社会的な評価も高まり優秀な人材が集まりやすい
  3. 個人的な経営から脱却でき、組織的な運営が構築されるとともに内部管理体制の充実も図られる

逆にデメリットは、

  1. 株主を意識する必要がある。
  2. 社会的な責任や義務が生じる可能性がある。

等でしょうか?すごく基本的な内容ですが念のため

 

そして、その社長がおっしゃっていたIPOの最大のメリットとは、

 

「正しい会社になるいうこと」

 

どういう事かというと、IPOを行う過程でガバナンスが効くことにより労働条件や待遇などが改善されて正しい会社になっていくという内容でした。昨今の労働力不足に加えて、外食産業では賃料上げの動きがある中で、社長自らが従業員の待遇改善を望んでいるという事にとても感動致しました

 

「もっといい暮らしをして欲しい」

「従業員の親や友人に自慢できるような企業にしたい」

 

まさに社長の想いという事です。今回は一人のセミナー受講者として話をお聞きしただけですが、診断士として社長の想いに触れる事がもの凄くやりがいのあるという事を感じました。最後に冗談で

「借入金の個人の連帯保証が外れる事は大きなメリットだ、正直ホッとする(笑)」

ともおっしゃってましたが

 

大分話がそれてしまいましたが、本題の経営法務という苦手科目と如何に戦うか
これは経営法務に限った話ではありませんが、7科目全て得意という方以外は必ず付き纏う問題です結論から先に言うと、

 

守備的ですが、本試験で45点以上55点以内を取れるように着地する

 

もちろん、自分の中の試験対策の中の一つの結論ですので全ての方に当てはまるとは限りません。しかしながら、この試験は7科目で平均60点以上の点数を取れば良いので、足りない点数を得意な科目で補うことが可能です。今更かよ、という声が聴こえてきそうですが

実体験を踏まえてお話をさせて頂くと、ちょうど1年前のこの時期にどうしても経営法務の学習が捗らずに悩んでおりました。そして、苦手科目であるの学習時間がどんどん増えていきました。しかし、学習時間に対して成果の方はなかなか伸びてこないという問題を抱えておりました。そんな折に、とある受験予備校に相談した所、帰ってきた返事は、

 

「経営法務は試験会場でテキストを見ながらでも点数取れない人間は取れないかもね。どの知識を使うかの判断が必要な事。そして、出題された後にテキストに載る論点もあるからね。他の科目の学習で補う方が、学習も楽しめるならそれもひとつの方法かもね。」

 

その取れない人間は自分です
と思わず言いそうになってしまいましたが、後半部分で少し肩の荷が下りたようにも感じました
実際に、苦手科目の克服よりも得意科目の強化の方が私は楽しく学習ができましたスポーツでも同じような理論がありますよね

そこで経営法務に関しては守備的な戦術を用いる事に致しました他の科目では攻めましたよ

具体的に行った対策は、

 

1、基本的な論点を徹底的に暗記した(当たり前ですみません
私が行った方法は、テキストに記載がある表のうち重要な部分を空欄で作りかえて学習しておりました。例えば、会社法の機関設計であれば、必要な機関の有無や任期を空欄にしたり、組織再編等であれば必要な処理や権利等を空欄にしておりました。もちろん、表の作成に時間をかけては意味がないので、テキストをコピーしてから表を空欄にする作業をしてました

2、本試験で自分の点数をカウントした
経営法務の試験は問題数が23~26問の間で推移しております。手順は①正解と確信できる問題を解く、②二択に絞れる問題を解く、③それ以外の問題を解く。これにより①の確実に計算できる問題を10問前後積み上げ、②の確率50%の問題を5~8問積み上げる。という方法によって自分の点数の概算を計算しました。

 

合格点を取れればそれに越したことはありませんが、最終的に合格する為には部分的に守備的な戦術をとるという実体験をお話致しましたそう、W杯も初戦で負けても得意な相手に勝てば良い組織力と献身的なチームプレーでガンバレ日本
もちろん、勝つに越したことは無いんですけどね
それではまた

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