渾身 運営管理 ~ラインバランシング~

こんにちは!
フォルゴーレです
受験の申し込みは済みましたでしょうか?

実は私も一昨日申し込みをしてきました
もちろん診断士試験ではなく、今年は本業と絡みのあるワインアドバイザーという資格です

 

 

診断士試験よりは身近な試験であるものの、単純な暗記が多く動機付けができずに受けるか迷っていたのですが、自分も努力を継続しないと説得力に欠けると言い聞かせ受験申込をしてきました実務補習2回目、W 杯もあり時間が確保できるか微妙なところではあるのですが、診断士試験で得た経験を使い、串刺し鳥ガラ等を駆使しながら頑張っていきたいと思いますちょうど8月が一次試験なので一緒に頑張って行きましょう

 

さて話が少しそれてしまいましたが、本日は渾身シリーズの運営管理について書かせて頂きます!
前回、運営管理の記事を書いた時にラインバランシングの話をしておりましたのでそれについて考えて行きます

 

まず、ラインバランシングとは

 

生産ラインの各作業ステーションに割り付ける作業量を均等化する方法(JIS)

 

であります。要するに、ライン生産で複数の作業工程があった際に作業の負荷を平等にしましょうね、という事です。テキストを見ると色々な公式の記載があると思うのですが、いざ理解してしまうと公式は覚える程の内容ではないという感覚もありました。

 

理解しておく必要があるポイントは

  1. ピッチタイム(サイクルタイム)は一定である。
  2. 各ステーション毎にバラつきがある。

 

ライン編成効率とはピッチタイム×ステーション数、の中における実際の作業時間の比率です。ピッチタイムは一定である為、作業が速く終わるステーションでは手待ちが発生してしまします。これを明らかにし、なるべく手待ちを減らしましょうという考え方です。その為、ピッチタイムは各ステーションの中から最長の時間になる事が多いと言われています。しかし、これには少し注意が必要です

過去問を使って少し考えてみたいと思います。

H22年 第8問

サイクル時間50において組立ラインのラインバランシングを行った所、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。

ステーション1 : 時間46
ステーション2 : 時間50
ステーション3 : 時間47
ステーション4 : 時間46
ステーション5 : 時間46

正答率がAランクの基本的な問題です。解答プロセスは

各ステーションの作業時間の和(235)/ステーション数(5)×サイクルタイム(50)=0,94

という事になります。

 

しかしながら、問題文のサイクルタイムが50ではなく55もしくは60だった場合はどうでしょうか
分母の数字が変わってきますので計算結果も変わりますので注意が必要です
バッファとしてサイクルタイムが長くなるという事も想定できますので、問題文の前提条件としてありえない内容ではありません。

 

如何でしょうか?落ち着いて考えれば当たり前な問題ですが、同じような問題が出た際には引っかからないように気を付けましょう
それではまた

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