2次試験に役立つ1次試験への取り組み姿勢

butaoです

最近暖かくなってきましたね

みなさま年度末で忙しい中、お花見の準備などされていることでしょうか?

今年は開花予想が31日?頃と例年より遅いので、3月繁忙期の方もお花見が楽しめますね。

かくいう私も昨年は(今年もですが)3月は繁忙期のまっただ中。気づいた頃には桜は散っておりました。

今年こそ花見を楽しみたいものです

さて、本日は前回までから少し趣旨を変えまして、2次試験に役立つ1次試験の取り組み方を紹介します。

突然ですが、以下の図を見て、間を埋めることができますでしょうか?

コンサルであるあなたとクライアントの会話です

 

どうでしょうか。

既習者の方には非常に簡単な問題です。

しかし、1年前の新入社員の私には全く想像もつきませんでした

なぜOEM生産をすると、発注元が強気なのか?と、腑に落ちませんでした

現在の私が、考えてみたありそうな答えとしては以下です。

上記のように、診断士試験ではこの事象(OEM生産)だけ与えられて、そこから解釈を予測し、回答を記述する必要があります。

事象から解釈が始まるので、事象を捉え間違えると、解釈があらぬ方向へ飛んでいきます。

だからこそ、与件分をしっかりと読む必要があるのだと認識しております

しかし事象から、解釈を行い、問題まで繋げられなければ、あらぬ方向へ飛ぶ以前の問題ではないでしょうか。

そこで、今からでもいいので、特に初学者の方は一次試験の書籍を読む際に以下のように自問自答してみてください。

”これは何の問題を解決するためにある情報なのか?”

1次試験で習う知識は基本的に何かの経営課題を解くために存在していると思います

ですので、そういった面を意識しておくことで、2次試験の学習において、事象と解釈、そこからつながる問題、

という流れが習得しやすくなると思います

しかし、

”これは何の問題を解決するためにある情報なのか?”

と考えることは一種の癖のようなものであり習慣化しなければ習得は難しい面もあります

そこで、本日はその習得を手助けする以下の書籍を紹介します。

本書を進める理由は、

”これは何の問題を解決するためにある情報なのか?”

を、日常の仕事の中で自然に習慣化することを手助けしてくれる本だからです。

他の本と比べて何がいいのか、について説明します。

一般的に、ロジカルシンキングなどビジネス書籍で紹介される思考とは実際に日常で使うことで身につくものです

しかし書籍を読んだ方によくある悩みとして、

①使うモチベーションがわかない。
②フィードバックされないために自分がロジカルなのかどうかがわからない。
③使えるシーンが限られている

などが挙げられます。

しかし、本書ではメンバーとのディスカッションを想定しており、

①人を巻き込んで行うことで強制的に、実践することが可能な点
②人を巻き込むのでフィードバックされる点
③日常の場面を想定して話が進むため活用シーンがイメージがつきやすい点

があるため、上記3点の欠点を補うことができます。

またその他の良さとして、メンバーとのディスカッションを想定しているからこそ、普段の会議など日常生活で活用しやすいということが挙げられます。

長い会議であっても、上司の発言を要約する、何の問題に答えようとしているのか探ってみる、

上位概念でくくってみるなどしてみると、診断士の2次試験の勉強にもなる上にロジカルシンキングも身につき、

会議で急に意見をふられても困らないという効果があると思います

ぜひ周囲の勉強仲間と本書を用いてディスカッションを行ってみてください

”これは何の問題を解決するためにある情報なのか?”を考える癖がつくと思います。

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