【合格体験記】量を確保し、反復することが成果と自信に繋がる

こんにちは、お久しぶりの登場のマイスターです。

本日は独学合格者、ドリィさんの合格体験記をご紹介させて頂きます。最後のコメントはどの合格者の方も共感をしてしまう要素を持っている内容でした。ぜひご覧ください!

寄稿ここから

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 初めまして。ドリィと申します。

平成23年10月から勉強を始め、平成24年度に一次試験合格、平成25年に二次試験に合格しました。モチベーションを保つため、一発合格道場の記事をよく読んでおり、大変お世話になったことから、自分にもこれから受験される方に役立てることがあればと思い、合格体験記を書くことにしました。

<受験しようと思ったきっかけ>

中小企業診断士を目指したきっかけは、自分の仕事に対する危機感が高まったためです。働きだして丸4年が経ち、ふとこれまでを振り返った時、自分はこのまま何となく今の会社生活を続けていて良いのだろうか?もし会社や家族の都合で辞めないといけなくなった場合、自分は他で生活していけるだけの力があるのだろうか?と考えました。そして、このままだとダメだと思い、色々と調べた結果、企業経営全般を学ぶことができる中小企業診断士という資格を知り、これだ!と思いで勉強を始めました。

<勉強スタイル>

市販の問題集と各学校の模擬試験を組み合わせ(いわゆる独学)で勉強していました。一次試験対策については、過去問TACのテキストとスピード問題集。二次試験対策としては、主に過去問ふぞろいな合格答案を活用していました。なぜ、独学にしたかというと、単純に資格の学校の費用が高いからです。(後でも述べますが、今では独学を選択したことを反省しています。)

<一次試験>

まず、スピード問題集をTACのテキストで補完しながら全科目何回も解きました。次に、過去問を解きスピード問題集やテキストにでていない論点を勉強していきました。さらに、本試験対策としてTACで2回、LECで1回模試を受験しました。模試の結果は毎回400点程度で合格点である420点には届いていませんでしたが、本番は模試より少し簡単になるはずだと思っていたので、最後まで諦めなければ絶対合格出来ると思っていました。

そして本試験の結果は、430点台での合格。(合格体験記を書くのに、試験結果を残していないことを猛省していますが)中小企業経営・政策で72点取れたことは鮮明に記憶に残っています。2日間という長丁場の試験の最後でしたが、諦めなかった事が最後の科目の高得点、結果、合格につながったと思います。

<二次試験>

2回目で合格しました。過去問を何度も解き、模試を7回受けました。自分の書いた解答とふぞろいな合格答案や学校の解答例を見比べて、自分なりに解答を修正していきました。コツがつかめたと実感したのは、試験直前に受けた9月のLECの模試でした。それまでの模試の結果は限りになくD判定に近いC判定が最高だったのですが、このときはA判定に限りなく近いB判定でした。成績が上がった要因は、何回も問題を解いたことで「型」が体にしみついた結果だと思います。事例2を例に挙げると、まず、事例会社の経営課題は●●であり、●●という強み、●●という弱みがある。また、内部と外部の環境は●●のような状況であり、現在、課題●●を克服するため、●●に対して、●●を、●●というやり方(誰に、何を、どのように)をしているが上手くいっていない、といったことが問題を読んでわかるという感覚を得られました。

最後の模試の得点が良かったことが、自信につながり、試験本番では落ち着いて対処できました。各事例ごとの結果はわかりませんが、事例3まではかなりの点数が確保出来たのではないかと思います。事例4はというと、あまりに傾向が変わっており、焦りましたが、とにかく過去問・模試を通じて学んだ事だけは書ききり、部分点で40点超えれば合格だという思いで、必死でした。

<さいごに>

試験を通じて、良かった事は、

いざとなればなんとでもなるだろう、と考えることができるようになり、結果として今の仕事に対して少し気持に余裕をもって取り組むことができるようになった。

・方向性を確認しながら、量をこなすことで、成果を出すことができる。

ということです。また、反省点としては

・安くおさえるつもりが、不安から模試を何回も受験した為、結果として学校に行くくらいの費用がかかってしまった。

ということです。色々な事情があるため、勉強スタイルは人それぞれかと思いますが、勉強をスタートする前に自分の性格や状況をよく考え、勉強して行った方が結果として、早く合格出来ると思います。

最後になりましたが、一発合格道場の皆様の記事は本当にモチベーションを維持する上で心強かったです。改めてお礼申し上げます。これから受験される皆様、つたない文章ですが、皆様にとって何かヒントになるようなことをお伝えできていたら幸いです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 寄稿ここまで

ドリィさん、ありがとうございました!合格体験記の中では、

「何度も問題を解いたことで型が身体に染みついた」

「方向性を確認しながら量をこなすことで成果は出る」

「勉強をスタートする前に自分の状況や性格をよく考える」(学習方法を決める)

といった診断士試験の学習において非常に大切なことを示唆頂いています。

 計画→実行→反復の大切さについてシンプルに語って頂いている内容だと感じますし、最後まであきらめないことの大切さを感じました。量を確保し繰り返しやることが成果と自信に繋がっていくというポイントは多くの受験生の方に勇気を与えてくれるものではないでしょうか。

それでは、今日も1日コツコツと。マイスターでした。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です