【合格体験記】得点調整からの大逆転!!~ダッチさん~

「わかる」

こんにちは、まっきーです。

2014年合格目標に向け、5代目メンバーが本格始動。
ツワモノ達の気合いの入った記事が投稿されるなか、運命かとも思えるような合格体験記届いてしまったので、割り込みさせて頂きます。

では早速まいりましょう。

*******************寄稿ここから************************

はじめまして、ダッチと申します。平成25年度中小企業診断士試験で、一次試験が経済の得点調整によって拾われた形となり、その流れに乗って一次二次と運よく一発合格できました。勉強の仕方としては、色々と反省点があり良くない例だとは思いますが、同じような立場の方の参考になればと思い寄稿致します。

【自己紹介】
1984年生まれの29歳で、メーカーで法務関連の職務に従事しています。

【目指した理由】
①自己啓発とスキルアップのため
②将来の選択肢を広げるため
③人との差別化のため

【学習スタイル】
①T○C通学講座
②勉強時間帯は朝昼夜とまんべんなくやり、平日集中の休日息抜き型
③トータル勉強時間は一次750h+二次150h=900h(+簿記とビジ法の勉強で+100h)

【一次試験について】
・一次試験はそこそこ勉強したにも関わらず、合計419点から経済の得点調整で救われた形となり、結果としてやり方が間違っていたのだと思います。(各答練等の平均は養成69点、完成63点、模試63点でした。)皆さんの反面教師となるようやったことについて以下記述します。

①取り組み方
・超アウトプット型の学習法
とにかくアウトプット重視!トレーニング、スピ門、過去問をとにかくがむしゃらに何度も回す。但し、重要論点、苦手なところは何度も繰り返すなどメリハリをつけ、また、各設問・選択肢毎に「骨までしゃぶる」ことを意識し、復習には時間をかけた。
→インプットについては、講義後の15分程度の復習と、答練、模試、本試験の前にテキストを通読する程度

②やって良かったこと
・簿記2級の勉強 → 財務に抵抗なく入れた。
・毎日財務 → 財務を得意科目とすることができた。一次試験の間に事例Ⅳ対策まで手が回った。

③やれば良かったこと
・講義の予習。
・体系的なインプット作業。

④やらなくても良かったこと
・ビジネス実務法務2級の勉強 → 暗記科目なので直前になって忘れていた部分が多かった。

⑤まとめ
・過去アウトプット中心の勉強法で大学受験など成功体験をしてきたことから、アウトプット中心にやれば間違いないという強い思い込みがありました。(講義で理解できない部分があってもアウトプットの中で理解できると思っていた。)今振り返ると体系的な理解が不足しており(理解したつもり)、応用問題への対応力が弱かったり、二次試験で一次の知識を使うのに苦労したこと等があり、体系的に理解するインプット作業をやればよかったと思います。

【二次試験について】
・二次試験は一次試験の救済待ちのため、一次の合否が判明するまではモチベーションが上がらず、本格的に始めたのは一次合格後になります。

①取り組み方
最初はT○Cの演習とその復習を中心に勉強を進めるものの、この短期間ではT○Cの解答レベルにはどうにも達しないと判断して、途中から過去問+「ふぞろい」を主体にして勉強を進めた。解いた事例は合計52事例(T○C演習・オプション16 + 模試12 + 過去問24)。模試はT○Cのチェック模試、公開模試、M○Cの公開模試を受けた。
・(事例Ⅰ~Ⅲ)「ふぞろい」を中心とした過去問中心の学習法
→とにかく正解が発表されない試験なので唯一の「ふぞろい」二次試験については、過去問を重視し、「ふぞろい」を使って合格者答案の感覚を掴み、自分の回答をそこへ近づけていく作業がもっとも効果があったと感じた。T○Cの演習については、解答はマネできないと思ったものの、自分なりの80分のお作法を身につけるには良い機会となったと思う。
・(事例Ⅳ)事例Ⅳ
→事例Ⅳトレーニングを一次試験勉強中に一回転、二次試験勉強中に二回転の計三回転した。その他は過去問、演習、模試を一通りやった。
②やって良かったこと
・「ふぞろい」を使った過去問演習。
・事例Ⅳトレーニングを回転。

③やれば良かったこと
・一日4事例のセルフ模試 → セルフでは最高2事例しかやらなかった。

④やらなくても良かったこと
・特になし。

⑤まとめ
二次試験は合格者感覚を掴みさえすれば、試験で大きく外さない限りは合格圏内に入れる試験だと思います。(今年の事例Ⅳなどは皆できないので、できなくても差がつかない)
そのためには合格者答案に出来る限り触れることが大事で、そのために「ふぞろい」での勉強はとても有効だと感じました。

【最後に】
診断士の勉強は長丁場で、先が見えなく不安で苦しいと思いますが、合格のためには何がなんでもやりきるという「断固たる決意」が必要だと思います。
モチベーションの持ち方は人それぞれだと思いますが、「断固たる決意」をもって、一次試験とその先の二次試験まで全力で駆け抜けてください。応援しています。

以上

*******************寄稿ここまで************************
この記事を読んでまず、思ったこと。
「わかる。」
・・これがバラエティ番組で「わかるぅ~」ボタンがあったなら、300回連打したであろうくらいに共感
運命の出会いかと思いました(ダッチさん、勝手にゴメンナサイ

そうなんです、どの試験においてもアウトプット重視思考は最重要事項です。
それだけで予備校の答練においてある程度結果を残していく事も可能。
そして結果が出てしまうとどうしてもインプットに時間を割くモチベーションが・・・
でも、「この体系的な理解」をしておくか否かによって同じ回転学習を行っても後半の伸びが全然違うんですよね。
「幅広すぎる学習範囲」において必要な部分をいかに効率よく「体系的に理解」していくか。
もし私がもう一度試験を受けるのなら、ただ「合格する」ということだけではなくもう一つだけ目標をのせるなら、目指すのはココだと今でも思っています。

と、自分の反省になりそうなので、合格体験記に話を戻しましょう。
ご自身では反省されているところもあったかもしれませんが、私としてはやはりダッチさんは受かるべくして受かったのかなと。

特に二次試験。

一次合格発表からの学習開始ですから、周りからは一か月近く遅れてのスタートとなります。
勝因は、「合格レベルの把握」
合格レベルと今の自分の距離感は、いいんです、近くたって遠くたって。
逆に自分なりに「合格レベル」とその「距離感」が掴めなければ、どの位置にいても合格は難しいのかと思います。

二次試験においては、私も「ふぞろい」を使用しましたが、周りにはT○Cの模範解答オンリーで合格した人も多々います。
要は自分なりに「距離」を埋めるために最適なツールを使うことが重要なんですね。

それにしてもダッチさん、やるべき事・やらなくていい事が明確で気持ち良いくらいですね。
一年経った今でもあぁなるほどと思えてしまう様な素敵な合格体験記、本当にありがとうございました!

本日もはりきってまいりましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です