1次試験、2回目と3回目の間に気付いた合格基準60%の本質

はじめまして、5代目道場メンバーのフォルゴーレと申します!

 

この度、ご縁がありまして道場メンバーに参加させて頂くことになりました。

日頃から文章を書き慣れている訳ではないのですが、伝わりやすい文章を心掛けながら自分の体験や気付いた事を

書かせて頂きたいと思っております  どうぞ宜しくお願い致します!

 

 

私はタイトルにもある通り、1次試験を合格するのに3年間かかりました 

 

1年目:企業経営理論・経営情報システム 合格

2年目:経済学・中小企業経営政策 合格

3年目:財務会計・運営管理・経営法務(60点未満でした ) 1次試験合格

 

今回の記事は、私と同じように1次試験をなかなか上手くパスできない方・初学者の方に参考になればと思いまして、自分の体験談・気付いた事を書かせていただきます。

 

まず私の学習スタイルはというと、1、2年目はユーキャンの通信学習と市販の問題集を用いて独学で学習をしていました。

3年目には科目合格の権利が消滅してしまうという事もあって、TACの単科の授業を受講することに決めました。

結果からこのフローが私にとってはすごく良い効果をもたらしました。

受講したコースは上級単科というコースだったのですが、ここでの学習は1次試験のみではなく、2次試験対策を含めたテキスト

を使用した授業を行っていました。どうやら自分としてはこの「2次試験対策を含めた学習」という内容が足りなかったようです。

そして3年目の学習をしている中で、

 

 

自分がなぜ1次試験を3回受けてしまったかという点について考えた時に1つの結論がでました

 

 

この中小企業診断士という資格試験、中小企業診断協会のHPに下記のような記載があります。

 

 

(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

 

 

そう、私は60%以上という意味を勘違いしていたのです。

 

 

確かに1科目を60点×7科目を取れれば合格です。

私が最初にこの資格の試験制度を調べた際に感じた事は1次試験はなんとかなりそうだなぁ位の感覚でした。

 

なぜなら、学習範囲は多いけど60点取れれば良いから

 

1、2年目の自分の中の合格への感覚は、テキスト全体を万遍なく60%~70%位の理解度も合格への目標として設定していました(ココが間違っていた)。

しかし、実際に試験合格に求められる理解度というもは、

 

テキストの60~70%のいわゆる頻出範囲を100%に近いレベルの理解度に持ってくる!

 

という自分なりの結論に到達致しました。当たり前だろ、わかってるよ、というご指摘を受けるかもしれませんが、私は独学で最初の2年を過ごした為、

3回目の受験勉強でやっと気付く事ができました

 

 

どの科目でも深い理解度という事は重要になってきます。

個人的な経験でお話をさせて頂くと、運営管理という科目は苦手意識はなかったもののなんとなくわかったつもり(60%の理解)でいた為、

3回受験し、細かい所や試験会場での現場対応ができていないという事に繰り返しの学習の中で気付く事ができました。

多面的に考える為問題集を繰り返すだけではなく、私は下記のような問いを自分の中で行い、できる限り多く答える事で自分なりに理解を深めました。

  • 受注生産・見込み生産におけるメリットを複数答える。
  • 受注生産・見込み生産で起こりうるトラブルを複数答える。
  • 機会・設備はどのようなものがあり、生産方法の違いによってどのように変化があるか答える。
  • 生産方法に適した発注方法とその理由を答える。

 

上記したものはあくまで1つの例でしかありません。

しかしながら、上記の例は2次試験の事例Ⅲで非常に重要になってくる論点です!!!

運営管理の中でも生産管理に苦手意識をお持ちの方はできるだけ早い時期に理解を深める事をオススメ致します。

 

さて、今回のまとめをさせて頂きます。

  1. 合格基準は60%、しかし頻出論点の理解度は100%近く必要!!
  2. 生産管理は2次試験でも重要論点!その為、苦手意識がある方は早めに払拭しましょう!!
  3. 2次試験を意識した学習を行う事で理解を深める事が可能になる!

 

時間的な制約もあるので全ての受験生の方に当てはまる勉強方法ではないかもしれませんが、一部の方にでも参考になれば良いなと思っております

本日はここまでとさせて頂きます!それではまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1次試験、2回目と3回目の間に気付いた合格基準60%の本質”へ2件のコメント

  1. たなち より:

    フォルゴーレ様、こんにちわ。
    貴道場を読み始めて1年程になりますが、ユーキャンが、出て来たのは初めてのように思います。嬉しいですね。
    私は一昨年の8月からユーキャンで勉強を始め、昨年五科目合格できました。
    初めて資格試験なるものに挑戦する者にとっては、テキストの語り口、イラストが親しみ易くスタートからの伴走には大変有難い存在でした。
    テキストや問題集、スケジュール等内容には充分満足しています。
    ただ、フォルゴーレ様の記事の通り、添削が60点で「合格です。」と返ってきたのをみて、最初は喜んでいましたが、「あれ、絞りに絞ったテキストのはずなのに、60点でいいのかな?」と思い、
    ユーキャン100点で本番60点と考えるようにしました。あと、財務と経済はもう少し詳しくてもいいのではと思います。
    受講期限で添削してもらえなくなるといけないので、二次用教材も終わらせました。二冊とも大変わかり易く、二次の入口から、少し進んだかと思ってます。しかし、添削は三回で終わってしまいました。
    これから、ユーキャン継続コースと、ふぞろいやセオリー、世界一を読んで、模試を受けつつ残りの一次科目(運営、経済)と二次に向け頑張っていく所存です。
    今後も道場執筆陣の皆様の記事は頼りにしてますので、引き続きよろしくお願いします(^_^)

    1. フォルゴーレ より:

      たなち様
      こんにちは!コメントをいただきましてありがとうございます!
      私もたなち様と同じように添削が60点で良いのかなという事に早めに気付ければ良かったのかなと思っております。テキストや問題集は読み易く取り組み易い内容だったと記憶しております。
      私は2年かけて4科目だったのですが、1年で5科目というのは素晴らしいですね!独学というスタイルは周りとの情報交換も少なく、モチベーションの維持も重要になってくると思いますので、私自身は合格後のイメージを具体的に強く持てるかどうかという事が重要になってくると思っております。
      二次試験の学習方法も人それぞれだと思いますので、色々な学習方法を試された中でご自身に合うスタイルを見つけられるというのがベストですね!私も道場の執筆活動が始まったばかりですが、今後とも道場を宜しくお願い致します!!

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