苦しい時でも走る。そのために必要なこと

こんにちは、マイスターです。

さて前回は2013年2次試験受験者向けの記事を書かせて頂きましたが、
今回は2014年合格目標で学習をスタートされている方向けに書かせて頂きたいと思います。

 

皆様、マラソンは好きでしょうか?

私はなぜかマラソンは好きでした。昔から太りやすい体質だったのでよくマラソンをしていましたし、今でもマラソンをしています。

 

さて、世の中には色々なスポーツがありますが、各スポーツにはそれぞれ要求される「力」があります。

例えばマラソンに必要な力を例えるなら、さしずめ「持久力」「スピード」また、それを支える「精神力」という感じでしょうか。
しかし、実際のレースをイメージすると、より求められる力が具体的になっていくでしょう。

 

 

①スピード持久力
まず、あなたがマラソン大会でいい成績を残そうとしたら「スピード持久力」ともいうべき、1キロ3分~4分で42.195キロを走りきる
強靭な体力とスピードが必要です。1キロ3分なんて一般人にはほぼ全力疾走に近いですね。

②平坦ではないコースの攻略
またコースには必ずアップダウンがあります。起伏のある登り坂、下り坂などが体力を奪っていきます。

③コンディション変化
四方八方からの風、気温などの変化もランナーのペースを崩します。
もちろんそれによって体調も変化します。いつも完走しているランナーが突然体調不良や脱水症状でリタイヤするということも度々起こりますよね。

 

マラソン選手は、こういった点に対応できるよう長期にわたって走り込み、心肺・足腰を鍛えつつも、走行シミュレーションを繰り返して
コンディション変化への対応力を磨いているんですね。

 

何が苦難を乗り越える原料となるのか?

「もう何が言いたいのかわかったよ」という察しのいい道場ファンの皆様も多いかと思います。
そう、マラソンは診断士試験の勉強とかなり似ていますよね。


①集中力の持続とスピード感覚

もちろん学習過程でも常に頭を回転させて暗記、理解とに力を注がないといけません。また効率よく学習をこなしていくために試行錯誤しながら、スピード感覚を持って学習にあたる必要があります。


②山・谷を乗り越える気力

診断士試験にも登り坂と下り坂があります。特に厳しいのは登り坂でしょう。学習スケジュールの中でここに当たるのは、冬休みGWお盆等の連休期間かと思います。こういった長期連休に勉強したい人など存在しません「やらなければいけない」という切迫感を味方に付けて、乗り越えていってます。こういった”登り坂”タイミングで踏ん張りが利くかどうかが、ゴールまで辿りつけるかどうかの分水嶺になってきます。

③環境変化への対応
たまに「学習期間半年でストレート合格!」というお薬ハックのようなスーパーマンともいえる方が存在しますが、診断士試験は(最低でも)1年以上は勉強が必要と言われる資格です。1年も生きていれば、多かれ少なかれ色んな変化があります。「仕事が忙しくなった」くらいならまだ可愛いもので「転勤になった」「家族が入院した」などの急な環境変化もあります。こういった環境変化を乗り越えながらも、ゴールに辿りつく根気の良さが必要です。

 

さて、こういった過程を支えるのが「強い精神力」ではないでしょうか。

しかし、一方でこの精神力、イマイチ正体が掴めません。
ではこの精神力を支えているものは何でしょうか?

私は”目的意識の強さ”ではないかと思います。もし強い目的意識を有していれば辛い練習も、キツイ登り坂も、急なコンディション変化にも耐えていけるのではないでしょうか。

 

 

陥りがちな思考に注意

診断士試験は駅伝ではありません。一緒に努力できる仲間はいても、自分が襷を繋げる仲間はいません。自分自身でゴールテープを切らなければいけないのです。

また、マラソンは自己鍛錬としてやっている人が多い競技でもありますが、診断士試験は”レース”です。
「勝たなければ意味がない」レースであり、決して頑張って自己ベスト記録を更新したからといって全員が充実感を得ることができ、報われる訳ではありません。

合格してこそ」です。

しかし機会は均等です。誰にでもチャンスは拓かれています。

 

 

既に学習をスタートされている方も、これから学習を始められる方も、あまたの苦難を乗り越える糧となる「目的意識」が自分の中で明確になっているかどうか、一言で語れる状態になっているか、再度考えてみてはいかがでしょうか?もしそれが出来ているのであれば、既に好スタートを切っていると言っていいかもしれません。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です