こんにちは!まっすーです。

いよいよ二次試験日まで10日を切りました。
昨年の今頃、私は会社の業務に追われながら、なんとか時間を見つけて事例IVの対策をしていました。
ここまできたらジタバタしても仕方がありません。

振り返ると、私の昨年の二次試験当日は本当にドタバタでした。
まず、事例Iでは解答骨子を作成した後、いざ解答用紙に記入を開始しようとしたところ手が震えてまともに字が書けない。
緊張感だったのか受験会場の寒さだったのか、いまだにわかりませんが、書いては消し、書いては消しして大幅にタイムロスしながら必死に解答を書いていました。

続いて事例IIではコーズ・リレーテッド・マーケティングで大きく的を外した解答を書いてしまい、途中で気付き大慌てで解答修正。
最後の方は殴り書きみたいな字になっていて、採点されなくても仕方がない状態でした。
もちろん、そのリスクを受け入れる判断をして、解答の修正をしたわけですが。

午後に入って食事をして事例IIIになると、ようやく落ち着きが出てまともに対応することが出来ました。
ここで落ち着けことが幸いしたのか、出題傾向の変わった事例IVも何とか対応出来ました。

昨年を簡単に振り返ってみて、何が言いたいかというと、試験当日は自分の思い通りに行くことはまずないということです。

それに対応するためには、当日の対応力が必須なのは間違いありません。
そして、対応力をつけるのはやはり地道な準備なのではないかと思います。
地道な準備というのは、結局のところ過去問や演習の経験の質・量になってくると思いますが、それに加えて本番であれこれ悩まないための自分用の定石を準備しておくことも重要だと思います。

あえて定石と書きましたが、出題者が設問という形で問いかけてくる。
それに対してこう返す、という手順を決めておくのです。

で、本試験では必ずと言っていいほど、この定石から外れるような問題が多く出題されます。
一次試験を突破した優秀な受験生を選抜するのですから、単純な問題はそれほど多くは出ません。
ただ、そうした定石を持っておくことで、そのまま対応できる場合もあるでしょうし、定石から外れたとしても、その内容を元に対応できる可能性が高まると思います。

今回は、私がファイナルペーパーとして、過去問等でこう問われたときはこう解答する、という定石のまとめを書いてみます。
なお、一点注意していただきたいのですが、私の書いた内容が絶対に正解というわけではありませんのでご了承ください。

まずは事例I~IIIです。
左側が問題に使われる文言、右側が解答方針となります。

・取り巻く経営環境の変化に対する事業展開 → 外部環境に対応するために活用すべき内部環境について書く
・組織的な問題を述べよ → 組織と人事の両面で書く
・特徴を挙げよ → 長所と短所の両方を聞いている(ただし与件文には特徴として長所が書いてあることが多い)
・特に重視すべき点 → 強みをさらに伸ばす点を書く
・メリットとデメリットをどのように考えるか → メリットとデメリットを挙げた上で、どちらを重視してどちらを実行するか書く
・市場環境の視点から、事業を開始した理由→~という脅威(外部環境)に対し、~を機会(外部環境)と捉えた、という展開で書く
・業績不振に陥った理由→外部環境の脅威に対し、内部環境で対応できなかったという切り口で書く
・ターゲットセグメントした理由→~のような外部環境の中でターゲットセグメントすることで内部資源を有効活用
・強みを形成してきた要因→過去の内部環境について書く
・事業構造と事業展開→事業構造は売上構成比とかの例、事業展開は具体的な進め方(ドメイン)
・課題→問題点の指摘ではなく、実施すべきこと。このあとに解決策が来る
・情報項目・データ項目→与件文中にヒントがあるはず(そのまま書かれていることも多い)
・対応策を述べよ→~が原因で~となっているため~をすることで対応する、のように課題とその原因、対応策のセットで書く
・現在の強みはなにか→過去の経緯(社長がリーダーシップをとって経営革新した)を書くのではなく、その結果得られた現在の強み(優れた品質・生産体制等)
・経営戦略はなにか→ドメイン(誰に何をどのように)で書く

全てではありませんが、私の場合こんな感じで定石を作って、ファイナルペーパー化していました。
そして、これらに当てはまる問題にはあれこれ悩まずに、右側にある解答方針で解答することにしました。

続いて事例IVです。

・端数調整→基本的には計算途中で丸めない
・加重平均限界利益率→売上高と変動費を加重平均する。利益率を加重平均してはいけない
・ライン別利益分析→貢献利益率で判断(全体平均貢献利益率との比較)
・企業価値→株主価値+負債価値(有利子負債のみ)ただし設問で負債総額に対するとあったら負債総額にする
・損益分岐点分析→経常利益か営業利益(与件文確認
・CVPで使う利益→貢献利益か限界利益(与件文確認
・投資するかどうかの判断(NPV)→投資する場合としない場合のNPVの差で判断する。記述ならば両方のNPVを書く
・大問と小問の関係1→大問で営業外や特別損益を考慮しないと書いてあったらその大問中は考慮しないでOK
・大問と小問の関係2→大問間は連携しない。前の大問の仮定は使わない
・率の端数→「問○の率を使って」と書いていなければ、率は端数を持たせて計算する
・CF分析→営業面、投資面、財務面のそれぞれの切り口で書く
・FCFの運転資金→売掛金・買掛金・在庫のみを考慮する
・相互排他投資でない場合→設問にMAX投資額が書いていない場合は両方投資するという答えもありうる
・安全性の分析→与件分にあまり根拠がないことが多い
・投資判断→NPV出すだけでなく、どちらを採用するか必ず書く
・同業他社の情報が出ている→比較で書いてみる
・ランニングコストが今後毎年10%ずつ増えていく→複利で増やす(1年目100なら2年目110、3年目121・・・)。単利ではない

こんな感じです。

最後に、他の受験生に差をつけるとしたら事例IVにすがるしかなかった、私が最後の最後まで自分に言い聞かせていた内容を書きます。

字を綺麗に書くこと!
字が汚いと検算間違ったり確認に時間がかかる。
単位も全部書くこと。面倒でも書く。
万円・千円・百万円・・・間違えさせるために色々な単位を出してくる。
勘定科目もきちんと書く。
 →なぜなら、間違えたら解答の修正にそれ以上に時間がかかるから。
問題をきちんと読む。読み飛ばしが多い。

暗算は気をつけてやる。というか、間違えるものと思うこと。
率は100をかけてパーセンテージで統一すること。
線を引いて文章をよく確認。
プラスマイナスの確認。よく間違える。
2通りの確認を必ずする。上から足し算で確認したなら、今度は下から引き算で確認してみる。

間違うの文字が6箇所もありました。
事例演習で本当にミスが多く、最後の最後までミスが直らなかった私に対して、自分で言い聞かせるためにファイナルペーパーに赤ペンで書いておきました。

本試験はミスが少なかった人が合格すると思っています。
恐らくミスをしない人はほとんどいません。
多少のミスならば大丈夫。
大事故でも1回なら何とかなります。
そんな中で、次の事故を防ぐこと。
そのためには細心の注意をもって取り組む事が大事。
でも、勝負をかけると決めたら悩まず大胆に。

あと9日。
最後の追い込みも大事ですが、ここまで来ると体調管理も重要です。
睡眠時間はしっかりと取ってください。
私はそんなことなかったですが(むしろ試験当日の夜眠れませんでした)、試験前日眠れなかったという話をよく聞きます。
1日くらい寝なくたって何とかなりますが、それまで体力を温存しておくのも重要です。

最後の最後までがんばってください!
以上、まっすーでした。



コメント & トラックバック

いつも道場の方々にはお世話になっております。

この「定石」も、大いに参考になりました。
最終局面で何点か気づきを得られたことは非常に有益でした。ありがとうございました。

スーさん様

コメントありがとうございます。
本試験ではこうした準備を超えるような問題が出てくることが予想されますが、それを何とか乗り越えて対応できた方が合格できると思っています。
是非、合格を勝ち取ってください!!

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