【事例Ⅳ】時間短縮・ケアレスミスを同時に防げる電卓機能!!

こんにちはイラサムです

2次試験までおよそ一か月、これからもまだグイグイ伸びますのであきらめず頑張っていきましょう。

さて、前回に引き続き事例Ⅳについての記事をお届けします。

今日のターゲット設問は経営分析です。

以前に、平平この記事で投稿していましたが、僕も下記の指標を全て算出してから選択する指標を選ぶ方法を取っていました。

収益性 売上高総利益率・売上高営業利益率・売上高経常利益率
効率性 売上債権回転率・棚卸資産回転率・有形固定資産回転率
安全性 当座比率・負債比率

そこで活用していたのがメモリー機能です。
これはとても便利な機能です。既に活用している方もいると思いますが、
活用していない方はいまからでも間に合いますので是非ご活用ください。

まずおさらいとしてそもそもメモリー機能とは何かについてです

ボタンで表すと
「M+」「M-」「MR」「MC」の4つになります。
そのうち活用していたのは「M-」を除く3つでした。
それぞれの機能を簡単に言うとこんな感じです。

「M+」…電卓表示上の数値を記憶
「MR」…記憶した数値を呼び出し
「MC」…記憶した数値をリセット

この機能を効果的に使える問題はズバリ、同じ数値を反復して使用するということで経営分析にはもってこいの機能でした。

例えば、収益性では、指標の分母は全部売上高です。また効率性の分子は全部売上高です。

なので売上高を電卓に記憶して、時間短縮とケアレスミス防止を行っていました。

具体的には次のことをしていました。

(1)ターゲットを定める
前回の記事でもお話しましたが、電卓に集中するために使う数値にはあらかじめ○印をつけ、数値の見間違いをしないようにしていました。

(2)メモリー機能をフル活用
続いて、D社の売上高を記憶し、収益性および効率性の数値を算出していました。

Step1
「D社売上高」入力→「M+」ボタン⇒電卓に「売上高」を記憶
Step2
<収益性>
「総利益額」÷「MR」×「100」⇒売上高総利益率
「営業利益額」÷「MR」×「100」⇒売上高営業利益率
「経常利益額」÷「MR」×「100」⇒売上高経常利益率
<効率性>
「MR」÷「売上債権(売掛金+受取債権-引当金)」⇒売上債権回転率
「MR」÷「棚卸資産」⇒棚卸資産回転率
「MR」÷「有形固定資産」⇒有形固定資産回転率

実践してみると、意外と単純作業で、5分くらいで数値は出せます。

でもいちいち売上高を入力する手間を省け、間違いも生じません

数字の打ち間違えに不安がある人はぜひ実践してみてください

今日も一日頑張りましょう

by イラサム

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