【二次試験】事例別高速俯瞰!?
みなさん、こんにちは!
せんせいです。
スト生の方も事例演習Ⅰ~Ⅳまで1回転+過去問1年分くらいは
終わったところでしょうか。
私もTAC模試前の8月、目に見えるアウトプットとしては、
そのくらいしかできませんでした。
前回の記事では4つのことを書きました。
①まずは問題を解いてみよう
②問われていることに答える
③解答の結論を意識する
④復習が何より大事
①は学習初期ならでは…ですが、②~④は自分なりに
最初から最後まで大切になると思っています。
ぜひ意識してみてください。
(言わずもがな、かもしれませんが念の為)
今日は事例別のワンポイントアドバイス?を中心に何点か
お伝えしたいと思います。
■事例Ⅰ
他の事例と比較して、より経営戦略色が強いと感じています。
合格者が合格した年度を語るとき、大体「事例Ⅰ」が
どんな事例の年に合格した、という話になるのも頷けます。
事例Ⅰは特効薬がなく、日頃の興味や考え方による「知識」が
ものを言う気もしており難しいのですが、TAC模試では、
以下の事をまずは気を付けてみてください。
①与件から離れて一般論で「高い視点」から書いてしまわない
②「社長の思い」「会社の経営課題」を考え抜く
③やっぱり「組織・人事」の事例
マイスターの記事で知識をサッと確認するのもよし、です。
■事例Ⅱ
①編集力の勝負!
⇒解答要求字数の違いこそあれ、依然として重要
②専門性・地域密着・顧客関係性が武器!
⇒顧客ロイヤルティを上げて囲い込め!
③新規事業も与件から離れない!
⇒誰もが書きそうな提案でよい。
私は所謂「フレームワーク」というものをあまり意識して
いませんでしたが、事例Ⅱにおいてのみ、以下の定番の
「フレーム」を意識していました。
・誰誰何何どのようニーズ
⇒新規事業は「誰に(誰と)、何を、どのように」提供するのか、
これさえ妥当性があれば、いかに提案がショボくても
×にはできない…ハズです。
くれよんの以下の記事を参考にしてください。
H24年度の第3問「コーズ~」が出来ず、マーケティングの
実務経験もなかった自分ですが、第4問をこのフレームで
乗り切りました(多少開き直っていましたが)。
結果的に、あまり差が付かなかったと推測しています。
■事例Ⅲ
この科目はどうも苦手意識がありました。
そして9月末にハッと気付きました。
上級クラスとスト生クラス、答練の平均点の差が他の事例と
比較してだいぶ大きかったのです(下手したら20点以上)
意味するところは、
・結論や解答パターンが少ないのではないか
・上級生の平均点レベルまで引き上げないとスト生はピンチ
解答の際に気を付けたいところ、着眼点は
①現状の問題点・ボトルネックを探せ!
②問題点→原因→対策→(期待効果)で解答できる!
③結論は何?
H24年度の問題は、編集力もかなり重要だったと思います。
■事例Ⅳ
1次試験では慌てて失敗する不安を少なからず持っていた
「財務・会計」ですが、2次試験については他事例より不安感は
持っていませんでした。
それというのも、H23年度の問題が自分にとってはカンタンで、
「あっ、こんなのでいいのか」と思ってしまったからです。
しかし、この考えはキケン。
H21,22年度の問題は、もう少し骨がありました。
スト生は特に事例Ⅰ~Ⅲに時間を割いてしまいがちなのは
やむを得ないのですが、過去問10年分は完全に解けるように
練習を積んでおくのが無難です。
■模試に向けて
「まだ準備不足…」という方も多いと思います。
ただ、自分なりの「80分の作法(手順)」を試すチャンス。
解答骨子のメモもきちんと残してください。
採点が返ってくるのはだいぶ先なので、復習用に必要です。
復習の際には、再現答案も作成してみてください。
きちんとアタマを整理して解答していないと、なかなか
書けないことに気付くと思います。
これが出来るようになると、安定性が増す⇒合格に近づくと
言ってよいと思います。
それと、やってはいけないことに気を付けるだけでも、
点数が上がっていく面もあります。
8月の復習はきっちりやって臨んでください。
考え抜いて、悩んで、気分転換して、の繰り返しです。
今週も頑張って行きましょう!
“巻き舌のディーバ”の歌声、結構気分転換になりました。
(もちろん任意です)
by せんせい
ユウちゃんでしょうか?
OK様
そーです。