【二次試験】カッコ悪い話~二次試験演習時に起こった失敗事例~
こんにちは、イラサムです
8月も中盤に入り、来週は早くもT○C模試ですね
まだ、勉強を始めたばかりで解き方すら、よくわからない。模試が早すぎる、と感じられる方も多いかと思いますが、この時期にやることにはちゃんと意味があります。
例えば、まっきーの合格体験記にも模試でのショックから合格につながったことが書かれています。
なのでできるだけの準備をして臨んでください
さて、本日は二次試験演習中に起きた、数々の失敗事例のうち5つを選んでご紹介していきます。
反面教師にするもよし、そんなことが起こるんだと認識するだけでもよしです。
こんな失敗をしないためどうするかを先に考えておいたり、もしくは自分が同様の失敗をした時に考えるでももちろんいいです。
みんな同じようなことで失敗を経験していることを知ってください
では、早速見ていきます。
1.A社の現在行っていることで、マス目半分が使われる!
予備校主催の一番最初の演習時にそれは起こりました。
問題は「どのようにアドバイスするか」というものでした。
マス目を埋めて、できたかなと思っていたところ、120字の半分以上が要らない文書とのコメントをされて帰ってきました。
その不要とされたところに何を書いていたかというと、A社の状況を書いていたんですね。
具体的には「~人件費増加による収益性悪化が生じている。そのため○○すべきである。」と書いて、前半部分はゼロ点でした(ちなみに後半部分も2点しかとれてませんでしたが…)。
口頭で説明できるときには、「今はこんな状態になっている。だからこう変えましょう。」と言いがちですが、二次試験では聞かれたことだけに答えることが求められるということ、今回のようにアドバイスを求められた場合には「改善策と期待効果」を書かなければ得点できないことをショックの中からも学びました。
2.だから、何が問題なの!QなのかCなのか、それともDなのか!
これも、予備校の演習一回転目でした。
決まった規格を持たずに受注生産しているC社の事例で、今までは大きなロットサイズで注文を受けていたので注文単位ごとで生産していたところ、注文単位の少ない中小企業との取引を開始しようとしているというものでした。
このC社について、「発生する新たな問題点とその対応策」を聞かれた問題にて事件は起きました。
”問題点は、大きな単位でのロット生産が困難になる”
これって答えとして全然足りてないことがわかるでしょうか?
模範解答を見てみると次のように書いてありました。
”~。よって、段取り替え回数が増えるおそれがあるため、○○する。”
ようは、C社にとっての問題点をQCDレベルまで落とし込めてなかったということです。
今回の場合には“大きな単位でのロット生産が困難になる”から“段取り替え回数が増えるおそれがある”。
さらに言えば、“段取り替え回数が増えるおそれがある”から、コスト(C)が増加する可能性がある、まで言及しないと問題点として伝わらないということです。
(ちなみに本事例では、第1問で“段取り替え回数の少ない効率的生産”を強みとして指摘させていました)
3.黄色 + オレンジ + ピンク=??
タイトルだけを見てピンときた方々、実際に経験あるんじゃないでしょうか。
そう!ラインマーカーのことです。
これはまさに模試で事例Ⅱを解いているときに起こったことです。
当時は設問ごとに色分けをして応付けを行っていました。
そのときに同じ個所に3色も重ね塗りしてしまったんですね。
原因は対応付けのレベルがまだまだ少なかったということなのですが、3色も塗ってしまうと結局どの問題で使えばよいのかもわからず意味がなかったという経験です。
ラインマーカーのメリットとして、色で視覚化できて見やすいことが挙げられますが、反面デメリットとして、一度塗ってしまうと消せません!お気をつけを
4.書いている最中に、あれもこれも盛り込んだ結果、何を言っているかわからない。
9月の最終演習を行っている時に起きた出来事です。
設問分析もした、対応付けもした、書きたい方向性も決まった、そしていざ書くぞというときにそれは起こりました。
マス目に記入している最中に頭のなかで、“これも盛り込んだ方がいいのでは”という考えが浮かんでくるんですね。
日本語って面白いもので、主語と述語のあいだには“てにをは”を使ってどんな要素でも盛り込むことができる便利な言語です。
しかし後から読み返してみると、主語と述語が離れすぎて何を言いたいのかわかりづらい文章になってしまいました。
5.回答欄を間違える。1問まるまる消しゴムを使用
これは致命的ですね。しかし普段の勉強でも、模試のときもやってしまっています。
やってしまってもとにかく焦らないこと。
時間をみて、どう対応するかを決めることが失敗を最小限に抑えるために必要です。
回答欄を間違えないことが一番理想なのですが…
二次試験勉強中にはいろんな失敗が生じます。さらに人によってさまざまです。
失敗してしまうのはしょうがないとして、次に同じ失敗を防ぐにはどうすればいいのか、その対応策を作業レベルまで落とせると発生頻度は格段に下がります。
では今日も頑張っていきましょう!
by イラサム