口述試験 スリーアミーゴスとの遭遇!

昨日はアックルの書く日だったんですが、現在海外出張中。二日連続で書かせてもらっているJCです。こんばんは。
先週筆記試験の発表があって、明後日の日曜日はもう口述試験です。
受験される方、ドキドキheart04してますか?

月曜日の口述セミナーは仕事(宴席)の関係で、大酔っぱらいして懇親会からの参加だったので、JCはちょっと欲求不満気味
俺にもしゃべらせろー!ということで、この場をお借りして、口述試験の概要をお話しさせて頂ければと思います。

■大前提~落ちない試験■
H21 4人 955人中
H20 2人 877人中
H19 1人 800人中
これが、診断協会で発表された口述試験を受ける資格を得た方の中で2次試験合格にならなかった方の数です。
ですので、基本落ちない試験です。
落ちている人の大半は、受験できなかった人が太宗を占めるんだろうと思っています。
そりゃ1000人もいれば、数人は交通事故で入院しちゃったとか、どうしょうもない理由がある方も出てくるのは必然でしょう。
ほんとに落ちたら伝説ものです。

■口述試験対策■
口述試験の案内は筆記試験発表当日に家に届いていた。1次試験は会場が複数あって、乗り換えが不便で、かつ会場も極端に不便なNTT東日本センターになったら嫌だなぁという不安もありました(直線距離は自宅から一番近い)が、口述は明治大学のリバティタワー1か所と既に発表されていたので、全く不安なし。
僕の場合、結局1次も筆記も口述も全てリバティタワー1か所で済んだので下見も不要でとてもありがたかったです。
筆記試験が終わってからは再現答案を作成して以来、全く問題も読まず、受験機関の口述セミナーも行かず、だらっとした日々を送っていたので、筆記発表当日からすごく慌てる。
まず、T○CのWebで口述セミナーを見返し、慌てて準備を整えた感じ。準備をし始めた当初「えっ、2分もしゃべらなきゃいかんの?」という大ぼけな質問をハカセに投げかけたことを記憶しています。
その後は与件文・設問文・自分の再現答案・受験機関の解答例をしっかり頭に叩き込み、口述対策問題集も入手しました。勉強仲間で勝手に模擬面接を1・2度やり、T○Cの模擬面接にも行きました。

■試験当日■
早めの行動は必須ですよね。遅刻はありえないし、途中で電車が止まるなんてことも想定に入れておくべきです。
何より早めに行って既に受けた人に話しかければ、情報は得られるし、自分自身リラックスできると思います。当日は何よりもリラックスが肝心。注意事項はそれだけと言っても過言ではない

広めの待合室用の教室に坐っていると、案内役の方(この方も診断士です)が呼びに来ます。面接用の部屋の手前まで案内してくれますが、歩きながら携帯電話は切ってねと、うるさいほど注意されます。間違いなく電源をオフにしておきましょう。

■スリーアミーゴスとの遭遇■
名前が呼ばれて面接室に入ると、先方は3人。本部長・部長・課長みたいな年齢構成のトリオでした。夢も希望も持病もあるかもしれない。

まず、本部長から事例ⅠのA社についての質問がある。
やっぱり緊張してたんでしょうね、さらっと30秒程度で答えてしまい、内心「短すぎる!」と焦る。
すぐさま本部長が「○○とか××とかの観点からはどうでしょう?」と助け舟を出してくれる。

これ、助け舟なんですよできが悪いから質問が増えるのではなく、助けたいので誘導する質問をしてくれるんです。受験生が答えられない問題を質問してしまった場合にはおそらく、全く違う設問に切り替えてくれるのではないかと思います。重要なことは、質問が複数になった場合には、自分の答えが良くないと感じるのではなく、この人は僕を助けようとしてくれている!と考えましょう。
ほんとにそうなんだから。診断士になってから知ったのですが、本部長は診断協会東京支部の副支部長のおひとりでした。

次に部長がすごく楽しそうに元気よく「ではわたくしからはC社についてお伺いします!」
一回焦って、立ち直るとこちらは全然問題なく、ゆっくり2分以上しゃべることができて、一安心。

課長は発言はせず、メモを取るだけでした。

その後、3人がうなずきあって、本部長が「それでは試験は終了しました。エレベーターでまっすぐお帰り下さい」と言う。
まっすぐお帰り下さいってなによ?と違和感を覚えたことがとても記憶に残っています。情報交換すんなよ、ということかな?と思いながら、入り口でこれから受ける方としっかり情報交換してしまった。

こんなもんです。慌てないで、落ち着いて、ゆっくりと話す。戦場カメラマンのスピードです。わからない時でも何か話す。沈黙は絶対に避ける。こんなもんでしょう。
あっそれからスーツ着てって下さいね。スーツじゃなくても落ちたりはしませんが、自分が気後れするから

では、明後日は頑張って下さい。来年からは診断士です。
口述は試験というより、きちんと話しを聞いて、お答えすることの予行演習です。ぜひ、楽しんできて下さいね。
道場読者から新たな伝説が生まれないことを心から祈ります。

 

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