【1次試験当日シリーズ】試験当日ってどんな感じ?

こんにちは、平平です。

本日はお知らせから。道場では一次試験終了後の8/7(水)に「2次スタートダッシュセミナー」を開催します。
去年私も参加しましたが、特に独学でやっていたこともあって色々貴重な情報が得られました。
また、懇親会で受験生同士や道場メンバーと交流出来たのもよかったです。
詳しくはこちらから!

 

さて、1次試験本番まであと3週間と少々となりました。何が起きるかわからない本試験に対しては、「もう余裕!」という方はあまりいないのではないでしょうか。
特に一発合格を目指す方にとっては、当然、初めての本試験ということになります。

本試験の練習ということで、公開模試などを会場で受けられた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、本試験会場には本番ゆえの独特な雰囲気があります。
人によってはその雰囲気に飲まれてしまって、本来の実力が発揮できないということもあるかもしれません。こればかりは模試では体験できないことです。

そこで、あらかじめ本試験会場の雰囲気を知ってもらい、心の準備をすることで少しでも平常心で本試験を受けられるように、私の受験体験を元に、本試験当日の様子をご紹介したいと思います。勉強の息抜きの際にでもお楽しみください!

 

◆会場に到着するまで◆
私の一次試験会場は東洋大学(白山キャンパス)でした。(当時は東京在住)
本試験一週間前に下見に訪れていたので道に迷う心配はなく、だいぶ早い時間に到着するようにしていたので、心の余裕もありました。

電車の中では既に診断士受験生っぽい人がテキストなどを読んでいて、「あぁこの人たちもお仲間なんだな」と思うと、電車内の見知らぬ受験生に対して仲間意識が芽生えました。

そして駅から会場に向かう途中の道では既にたくさんの受験生がおり、また、各専門学校のスタッフたちが受験生に向かって「頑張ってください~!」などの応援メッセージとともに講座のパンフレットや、直前チェックシートなどを配っていました。

私は独学だったのでどの学校にとっても「応援すべき受講生」ではなかったのですが、もしどこかの学校に通っていたら、この応援も嬉しく感じたのかもしれません。独学故の孤独を感じ少し寂しく思ったものです。

 

◆試験開始まで◆
試験開始1時間前には会場内の自分の席を見つけて着席することができました。
それでも既に教室の半分くらいは人がいて、皆さん余裕を持って来ているんだなーと思ったものです。

だいたいの方はテキストや問題集の最終チェックに励んでいて、やはり1発目の科目である経済学をやっている方が多かった気がします。私も経済学には若干不安があったので、気合を入れて最終チェックに臨みました。

あとこのタイミングでトイレの位置を複数チェックしておくことをお勧めします。
何故なら科目間の休憩時間のトイレは非常に混雑するからです。複数の場所を把握しておくことで心の余裕も出来るはずです。

そういえば私が受験した教室にはスーツケース持参の方がいて、当時は「この人まさか勉強道具全て持ってきているのか?」と思ったのですが、ひょっとすると遠方からの受験生で宿泊を伴っていただけかもしれませんね。ただ、大きなスーツケースは通路に置かれるとちょっと邪魔だったと思います。いらぬトラブルを招かないためにも余分な荷物は駅のコインロッカー等に預けておいた方が良いでしょう。

 

◆試験中◆
試験中は私も集中していたので、あまり周りは気になりませんでした。
故に試験中の記憶がほとんど無いので、ここで書けることがあまりありません・・・

ところで試験開始から一定時間を経過すると途中退出が可能となります。
周りの人がどんどん途中退出したからといって、「みんなもう終わったの?」などと焦る必要はありません。むしろ試験時間をフルに使って慎重に見直しを行った方が良いです。
私は唯一、経営情報システムのみ途中退出しました。その後の科目である中小企業経営・政策の最終チェック時間を多めに確保したかったからです。

あと、受験番号を含めたマークミスマーク漏れが無いようくれぐれもお気をつけください。試験終了直前に改めて確認しておくと、あとで「あれ、さっきちゃんとマークしたっけ・・・」などと不安な気持ちにならずに済みます。

また、後で自己採点が出来るように、問題用紙にでも自分がマークした記号を書いておきましょう。私は先に問題用紙の回答記号に丸をし、最後にマークシートに転記する方式を取っていました。この方法は効率的だとは思いますが、最後の時間配分を間違えると悲惨なことになりますのでくれぐれもご注意ください。

 

◆休憩時間◆
休憩時間になったらやはりトイレに行かれる方が多いようです。混雑している場合がほとんどでしょうから、なるべく早めに済ますに越した事はありません。

飲み物やお菓子を食べている方も結構いました。私もグミを持参して、休憩時間ごとに2つ食べるようにしていました。(チョコレートは溶けるかなと思ってグミにしました)

あとは時間が許す限り、次の科目の最終チェックです。
もしくは少し寝たり、身体を動かしたりしてリフレッシュするのもアリだと思います。

昼の休憩時間は1時間なので、外に食べに行くにはちょっと時間が少ない気がします。
昼になってからコンビニ等に行くと混んでいて時間が取られてしまう可能性があるので、やはり事前に準備しておくことをお勧めします。
私は2日ともパンを買って会場内で食べました。知り合いからの「俺は会場でクリームパンを食べた試験では落ちたことが無い!」という言葉を信じ、2日ともクリームパンを持って行きました。

ちなみに休憩時間にやってはならないことNo.1は前に受けた科目の振り返りです。
答え合わせなんてもってのほか。気持ちはわかりますが、既に終わったことをこのタイミングで振り返っても百害あって一利なし。下手するとここでの失敗がずっと尾を引き、その後の試験の出来がボロボロになってしまいます。
そうならないためにも、後ろは振り返らず前進あるのみです。

 

◆1日目終了後◆
1日目の試験の出来具合は、自分の感覚ではなんとなくギリギリという感じがしたので、やや不安な気持ちを抱えながらの帰宅でした。

帰宅途中の道では、受験生同士が試験の出来について話している声も聞こえてきましたが、なるべく聞かないようにしました。
「今年は楽勝だったねー!」などと言って相手を不安がらせようとする不届き者(?)もいるようなのでお気を付けください。

ネットなどで1次試験の情報を見たい衝動に駆られましたが、前述した「試験中は後ろを振り返らず前に進むべし」という原則を守り、翌日の科目の最終チェックを行うことにしました。特に2日目は経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策と暗記科目3兄弟なので、この日の頑張りで合計10点くらい上乗せ出来るかもしれません。最後の最後まで頑張りましょう!

 

◆2日目終了後◆
まずは何といっても解放感がありました。「やっと終わった~!」的な。学生時代の定期テスト終了時のあの感覚が蘇りました。

診断士試験は翌日には公式解答が発表されるので、そこで合否はほぼわかります。
それでもついついネット上の情報を読み漁ってしまいました。もう終わったことなので今更どうしようもないのですが、なんだか祭りに参加しているような気分で夢中になって読んでいました。これは本試験を受験した人だけの特権ですね。

帰宅後は妻とビールで乾杯しました。もし1次試験に合格したとしても、次はより過酷な2次試験が待ち構えているのでまだまだのんびりは出来ないのですが、それでも一区切りついたということでこの日の夜だけはリラックスすることにしました。支えてくれた周囲の人にも感謝の言葉を伝えたいところですね!

 

以上、いかがでしたでしょうか。

あくまで私個人の体験なのであまり直接参考になる情報は少ないかもしれませんが、本試験の雰囲気が少しでも伝わっていれば幸いです。
なお、この「1次試験当日シリーズ」は、シリーズとして他のメンバーも執筆予定ですので、それぞれのメンバーの視点から本試験当日の様子をご紹介できるかと思います。どうぞお楽しみに!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

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