残り1か月で「やること」「やらないこと」

こんにちは、マイスターです。

さて、あと1次試験まで1か月を切りました1次試験模試を受けられた方、自己採点の結果

はいかがでしたでしょうか?模試は各社出題方法もバラバラですし、単純に点数では測れないという側面もあります。しかし、点数を見てしまうと焦りや不安を感じるのも当たり前です。

 

■ピットストップ効果を最大化しよう

模試などの節目の機会をレースで例えると「ピットストップ」みたいな側面もあります。

・長い距離走ってきた車をチェックして (点検)
・不具合を直してパーツをフレッシュなものに変えて (修理)
・エネルギーをチャージする (充電)

こうした作業を経て「ゴールまで走り切れるための対応」をする訳です。

また、ピットストップは車を一度止めて”立ち止まる”からこそ作業をすることができます。模試後からこの点検・修正・充電などからなる「ピットストップ効果」を最大化させるため、きちんと残り1か月に向けた振り返りをしていきましょう。

 

 

■残り1か月でやるべきこと、やらないことを決める

この7月まで半年でたどり着いた方、1年かけてたどり着いた方、複数年かけてたどり着いた方、それぞれご状況は異なると思いますし、今の知識や試験対応力に自信を持てているか持てていないかも、人それぞれ異なると思います。

しかし、時間は誰にとっても有限であり、待ってくれません。

ここから1次本試験まではもう時間が本格的になくなってきます。自分なりに最後まで走りきるために、各人で残りの期間で「やるべきことの明確化」をしておく必要があるのではないでしょうか。

 

本日はあと1か月で「何をやるべきなのか」について、パターンを挙げてご紹介したいと思います。

1、テキストをきちんと読み返す

おそらく改めてテキストを読み返さなくても定着している論点もあれば、「アレ、こんなんあったっけ」という論点もあると思います。過去問・スピ問を重視して学習を進めてこられた場合、テキスト細部に記載されている論点が抜け落ちてしまう可能性があります。

特に経営法務、中小企業白書・政策、経済学などの一定部分が暗記度に左右される科目は科目講義の時にAB論点優先の対応して、それで終わってしまっているケースもありますので、テキストの細かい論点が抜け落ちる場合があります。

テキストはテキストで、各受験校や対策期間などが「よく出る論点」をまとめて作ったものですので、一応きちんと押さえておく必要があります!!そんなに時間はかからないので、7科目すべて総復習の意味で一度は目を通す時間を取った方が良いと思います。

 

2、過去問、スピ問を回転させる

1か月前のこの時期までに一定回数は過去問・スピ問を回転させ終わっている状態が理想的なのかもしれませんが、「まだまだやらないと」と焦っている方もいらっしゃるかと思います。

正直、過去問・スピ問は最低2~3回はやらないと、なかなかinput/outputによる知識定着が進まないという印象を持っている方が多いかと思います。まだ足りない科目があればもう1回転はする時間配分を検討された方がよいと思います。

 

3、出題されそうな論点をまとめてファイナルペーパーを作る

個人的にはこれが一番重要だと思っています。今まで体系化して頭に入れた知識、outputして定着させた知識を整理して、本試験の直前の直前まで、最後まで眺めることができる紙を用意することです。

診断士試験は出題範囲が広く、点数調整をする目的もあって「まったく見たことも聞いたことがない問題」が本試験では頻出してきます。そういった揺さぶりに耐えられるよう、「重要な所だけは確実に押さえた!」と、本試験開始前に自分で納得できている状態になれるかどうかが大切だと思います。おそらくこれがあると「自信を持って」本試験に臨めるはずです。

1の作業とからめてテキスト論点をまとめてもいいと思いますし、2の作業とからめて過去問・スピ問論点をまとめてもよいかと思います。

 

4、模試、答練の復習をする

つい最近受けたものかと思いますが、「初めて見た問題」くらいは復習しておいた方がよいかと思います。模試は本試験で出題可能性のある論点をピックアップして出題していますし、受験校の先生方の中でも本試験での出題論点を予想して「当てる」ことに力を入れている先生もいると聞きます(笑)

 

5、集中して苦手科目/得意科目の対策をするなかなか

もし「苦手科目」と認識している科目があり、模試の点数も思うように伸びなかったのであれば、力を入れて苦手科目対策に入るのは有効だと思います。なぜなら、苦手科目は本試験までに「点数が伸びやすい」からです。

診断士試験は、試験委員の先生方がどう上手くやっても各科目で80点以上とかを取らせないような設計などに腐心をしたりしています。一方で、合格点を60点としている以上、「全員が頑張れば60点は取れる」設計になっているとも言えます。つまり得意科目は点数が伸ばしにくい一方、苦手科目は頑張れば点数が伸びる要素が多く存在します。

本試験までにレバレッジが利くのは苦手科目対策かもしれません。

 

6、新しい問題集をやる

ご存じの通り、あまりいいアイディアとは言えません。
しかし、ある程度テキスト読み込み、過去問・スピ問回転を進めている場合はC論点獲得のための対策として、目を通すくらいの対策はしてもいいかと思います。

 

 

本日は少し軽めのエントリーとさせて頂きましたが、明日からは残り1か月の週末ですね。

充実した時間を過ごせるよう、取捨選択とスケジューリングを意識して、ラストスパートを頑張ってください!

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 

 

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