【渾身・情報】SEのための手抜き試験対策法

こんにちは、平平です。

今日は渾身シリーズの情報担当ということで、SEなどを職業とする、情報が得意な方向けの記事を書いていきたいと思います。

私は約10年ちょっと、SEやPGといったソフトウェア開発業に従事しており、また、だいぶ昔になりますが、第二種情報処理試験(今の基本情報)も取得しているので、この科目はいわゆる得意科目でした。
全く診断士試験向けの勉強をしていない状態で、経営情報システムの過去問3年分(21年~23年)を解いた際も、いずれも6割を超える得点を獲得することができました。(ただ、難化したと言われる21年はかなりギリギリでしたが)

何度か過去記事でも触れられていますが、診断士試験を受験する人は、私のようないわゆるSEをやっている方も多いということで、情報は得意科目という方も一定数いらっしゃるかと思います。

情報が得意な皆さんにとっては、科目免除していない限り、貯金科目としての位置づけにしたいところでしょう。私も受験生当時、情報は70点以上獲得することを目標としていました。

とはいえ、全く試験対策無しで臨むと、案外ポロポロと落としてしまいませんか?
模試や過去問を解いている時、70点獲得、あわよくば80点以上獲得したいところが、蓋を開けてみるとぎりぎり60点だった・・・なんてことはないでしょうか?

せっかく得意科目なのだから、是非とも貯金科目にしたいですよね。しかし、他科目の勉強もあるので、あまり多くの時間を情報の学習に割くわけにもいきません。

今日は、情報が得意な皆さんにとって、ちょっとの時間を使うことで7割以上を安定的に取れるようにするための勉強方法をご紹介したいと思います。
もしよろしければ参考にしてみてください。

 

◆基本は過去問演習!◆
基本は何といっても過去問演習です。
情報は得意という方も、最低3年分の過去問を一通り解き、不正解だった問題や、正解だったものの記憶や理解があやふや、選択肢が絞りきれなかったという問題については、しっかりと復習を行うようにしましょう。

また、この後触れますが、過去問をやることで、自分が得意な論点、苦手な論点がわかってくると思います。
得意不得意を把握した上で、論点ごとにメリハリをつけた勉強をするようにしましょう。

本試験での問われ方に慣れるという意味でも、やはり過去問演習は重要です。
これだけは本試験までにしっかりやるようにしましょう。

 

◆力を入れる論点、抜く論点は?◆
効率的な勉強にはメリハリをつけることが大事です。
そこで、過去問や模試を解いていく中で、「このあたりの論点は勉強しなくても大丈夫だけど、このあたりの論点はもうちょっと補強が必要そうだな」ということを把握し、補強が必要な論点のみ集中的に勉強するようにしましょう。

一次試験案内によると、情報は以下のような論点で構成されています。

1.情報通信技術に関する基礎的知識
(1)情報処理の基礎
(2)情報処理の形態と関連技術
(3)データベースとファイル
(4)通信ネットワーク
(5)システム性能
(6)その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項

2.経営情報管理
(1)経営戦略と情報システム
(2)情報システムの開発
(3)情報システムの運営管理
(4)情報システムの評価
(5)外部情報システム資源の活用
(6)情報システムと意思決定
(7)その他経営情報管理に関する事項

情報処理技術者試験を取得されている方であれば、1の情報通信技術に関する基礎的知識はほとんど見たことのある論点ばかりでしょうし楽勝で解ける問題も多いかと思います。
また、2の経営情報管理についても、半分くらいは全く初見、ということは無いのではないでしょうか。

個人差はあると思いますが、だいたいの人は、2の経営情報管理の中で、自分が弱いと思う部分を補強するような形がよいでしょう。

なお、最後2問に毎回出題されている統計の問題は、統計が得意という方以外は捨ててしまってよいと思います。
私も基本的には決め打ちでウをマークするようにしていました。

 

◆うろ覚え論点は暗記ペーパーにまとめて隙間時間で確認!◆
自分にとって補強が必要な論点、または論点全体としては得意だけど、細かい部分でややあやふやなところがあるという場合は、暗記ペーパーにまとめて、隙間時間に何度も確認して覚えるようにするのがよいと思います。

最終的にはこの暗記ペーパーが試験会場に持っていくファイナルペーパーになります。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

手抜きしつつも、ポイントを抑えた勉強をすることで、10点前後上乗せできるようになるのが理想です。

また、以下の過去記事も是非参考にしてみてください。
「【情報】SEのための情報講座」
「【情報】ITが得意な方の情報対策」

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

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