【企業経営理論】二次対策を見据えた一次対策

こんにちは。まっすーです。

GWも半ばになりましたが、みなさんの勉強は予定通りに進んでおりますでしょうか?

前回のエントリで、絶対的な時間数不足から、企業経営理論と運営管理の橋げた構築が不足し、二次試験に影響したことについて触れました。

これ、具体的なお話をすると、両科目とも過去問をやっていても、なんとなく過去問ができていて、一次試験合格するためにはこれくらいやれていれば大丈夫かな?と思ってしまったんです(経済学の勉強に苦労したため、そちらの対策に時間を取られたというのもありました)。

しかしながら、二次試験ではこれらの知識を違った形で問われるために、大いに戸惑い、最後まで焦る結果となってしまいました。

ここでは、企業経営理論についての例を出しながら、お話ししたいと思います。

企業経営理論は、一次試験では大きく分けて経営戦略論、組織論、マーケティング論について、択一式で問われます。

内容としては、基本的にそれぞれの知識を広く浅く問われる形となります。

これは、一次試験を目指して勉強されている方はよくご存じの内容だと思います。

つまり、一次試験は質より量の試験だと言えると思います。

しかしながら二次試験では、範囲は限定されるものの、診断企業の問題点の指摘や、改善方法の提案等、中小企業の社長に対して、助言をする立場で、自分の言葉で説明する論述式問われます。

よって、二次試験は量より質の試験だと言えると思います。

この違い、昨年の私にはまったくわかっていませんでした。

一次試験では知識が曖昧でも、選択肢を絞り込めればいいことが多いんです。

難しい問題だとしても、2択まで絞り込めれば50%の確率で当たりますし、最悪全くわからなくても5~4分の1の確率で点数が期待出来ます。

しかしながら、二次試験ではそれができません。

論述するということは、言っていることが間違っていたら点数をもらうことはできません。

例えば二次試験では、わからなかったら曖昧な表現にして、絶対的な間違いを避けて、部分点をもらうという方法もありますし、状況によってはそうすべきだと思いますが、一次試験を突破した優秀な受験生の中で、上位20%を選抜する試験で、そうした方法を採るリスクは高いものになるでしょう。

また、二次試験は時間との勝負です。

80分という時間は長いように見えて非常に短いです。

ただ、設問に答えるだけならそれほど時間はかからないかもしれません。

でも、時間内である程度説得力のある答案にする、つまり質の向上を狙おうとしたならば全然足りません。

そんな中で、機能別組織はスペシャリストの育成に向くんだっけ、向かないんだっけ?などと試験中に迷ってしまっては、大幅なタイムロスになってしまいます。

よって、二次試験では必要な知識を、即座に、確実に引き出す能力が必要です。

昨年の私はこれがわかっておらず、企業経営理論は大丈夫だと思って、結果的に手を抜いた形になりました。

そのせいで、二次試験前に勉強のやり直しをやっています。

猛勉強して取り戻せたためか、二次試験で合格することはできましたが、相当非効率な勉強方法になっていたと思います。

なんとなく企業経営理論ができている、という方はその知識が、本当に他人に説明できるレベルになっているかを考えてみてはいかがでしょうか?

説明できる、というのは上に書いたように、即座に、確実に知識の引き出しができるということです。

時間がかかっても、不正確でもいけません。

そうした意識をもって、二次試験を見据えた一次試験の勉強をしていくことは、重要だと思います。

一次試験まで、あと3ヶ月です。

意識して、質の高い知識を身に着けていきましょう

それでは。まっすーでした。

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