katsuです。

先日の記事で、「完成答練期・直前期の学習法について書く!」と宣言した通り、今回は私が診断士試験を受験するにあたって常に意識していたことをベースに完成答練期・直前期にどんな学習をしていたかを紹介しようと思います。そろそろ試験の申し込み期間も近づいてきています。大丈夫だとは思いますが、日程を確認していない方はコチラのページを確認しておいてくださいね!案内・申込書の取り寄せの準備もお早めに!!

◆診断士試験での私の基本戦略◆

私は診断士試験を受験するにあたって、試験の特徴を踏まえて自分のどんなところが有利になって、どんなところが不利になるのかを考えました。いわゆる自己分析ですね。

その時に不利になると感じた一番のこと、それは「暗記が苦手」であることでした。「暗記が苦手な私がどのように勉強すればよいか?」と考えた結果、診断士試験では2つのことを意識することにしていました。1つは耳で聴いて覚えること、もう1つが回転を意識することでした。

今回は後者について取り上げます。回転を意識した学習法の中で回転式学習をまずはご紹介します。

 

◆回転式学習の定義と効果◆

まずは回転式学習ってなんなんだ?ってことですが・・・

この言葉は実は道場過去記事より拝借しました。というわけで定義を抜粋。

※用語の定義~回転式学習
同じテキストや問題集を一通り2周・3周・・と繰り返し解いていく学習法。回転を重ねることで一般に、
・理解できた点の記憶定着
・理解不明な点を段階的に絞り、質問等を通じて不明点解決
する効果があり、かつ徐々に解く速度を速める「早解き効果」があることから、暗記型・計算型学習それぞれに有効とされる。

出典:Output学習(2/3) 財務・会計計算問題集を3回転 by ふうじん

 

私はこの回転式学習を特に「暗記科目」で行っていました。定義の部分にも効果が細かく解説されてありますが、記憶の定着に有効的だと思います。

また、簿記関係の勉強をしていたとき、特に勉強したてのときは基本的な問題集を回転することで知識の定着を図りました。計算に関していえば小学生の頃などによくドリル学習という言われ方などで繰り返しの簡単な計算問題演習をした経験があると思います。

簿記の学習ではこのような訓練的な学習が効果的であると言われているため、もちろん診断士受験でも「財務・会計」において効果は高いでしょう。簿記の学習では「習うより慣れろ」という言葉が使われたりするようです。

 

さて、なぜ今回私が回転式学習法を紹介したかというと、もちろん冒頭で言った「暗記が苦手」の克服に効果的ということもありますが、さらに言えば7科目という膨大な出題な領域の中で多くの知識の定着が必要な診断士試験において、この“回転”という意識が非常に重要ではないかと思うからです。

また、基礎講義を終えて学習としてはほとんどが既知となり、学習が2回転め以降に差しかかってくる中で、その回転の間隔を短くすることが可能となり回転を意識することがとても効率的な時期に入ってくると感じています。

では、これから本題に入りまして私が完成・直前期回転を意識しながらどんな勉強をしたのかまとめていきたいと思います。

◆完成答練前(GW含む)◆

このころ一番恐れていたことは完成答練の点数です。養成答練で高得点を取った人がかなりショッキングな点数を取ることがあるという講師のアナウンスもありましたし、序盤に勉強した企業経営理論~経済学・経済政策の科目に関してはかなり忘れていて太刀打ちできないのではないかと思っていました。

そこでこの時期は、先日のGW、どう過ごした?の記事でも少し触れましたが、完成講義・答練の前から序盤に学習した科目の復習を完成答練に照準を合わせ、準備することにしました。

ちょっとまとめると・・・

① 経営 ⇒ 4月中の車の移動時間を利用して講義を1周聴講する。

② 財務 ⇒ 5年分の過去問を年度別に1周(GW前の講義空白期間)

③ 運営 ⇒ スピード問題集を1周(講義空白期間~GW)

④ 経済 ⇒ オプションゼミとその後の復習(GW)

という感じです。

苦手だった経済以外は各科目の全範囲の回転を意識した復習をしたつもりです。

 

◆完成答練期◆

完成答練は、なんとか養成答練を上回る点数で終えることができました。

(ちなみに合計点で 養468点⇒完487点)

養成答練自体が道場でよく言われている目標点数80点に全然到達していないので上回っていても喜べる感じではないのかもしれませんが・・・。

とにかく完成答練前にした勉強はムダではなかったと思います。少し自信がつきました。

この時期は各科目の苦手論点を意識して復習しながら完成講義⇒完成答練を繰り返していました。

 

◆直 前 期◆

模試以降で行った各科目の学習内容をざっと書いておきたいと思います。

① 企業経営理論

講義をもう1周。過去問をスキマ時間を利用しコツコツと解く。労働関連法規の過去問のみを表にまとめる。

② 財務・会計

過去問5年分を年度別に時間内で1周解く。超直前期は講義と過去問5年分1周をファイナンスの分野のみ行う。

③ 運営管理

答練を回転。スピード問題集を1周。間違え論点の整理+まちづくり三法の整理。

④ 経済学・経済政策

答練を回転。スピード問題集を1周+得点となりそうな論点を何周か。覚える項目の整理(例:消費の三大仮説など)。

⑤ 経営情報システム

答練を回転。過去問題集の正解選択肢を全てチェックする。

⑥ 経営法務

答練を回転。知財の講義を2周

⑦ 中小企業経営・中小企業政策

講義全体をもう1周。スピード問題集を1周。政策は過去問題集を5年分1周。横串論点の整理。経営は市販の模試などの問題を細かくチェック。

 

○周という標記が赤字でしつこく並んでいますが、科目全体の回転をとにかく意識していたということです。答練を回転(養成・完成・模試)という部分は細切れでやっていたため、何周したかも覚えていないのですが、結構回転したと思います。

さきほどの回転式学習の定義の部分では“答練”は入っていなかったのですが、答練ほぼすべての分野をかなり短時間で振り返ることのできる高速回転ツールと私は考えてました。自作の振り返りツール(サブノート、マインドマップ・チャートなど)などと並行して持ち歩けば、少量の荷物で済むのでちょっとしたスキマ時間を使ってどこでも勉強可能です。

道場では直前期の学習法として、ペンキ塗り学習法という学習法が紹介されています。

間違えた問題と周辺論点をペンキ塗りしていく方法答練の高速回転と相性が良い気がします。(答練も大きな刷毛リストに入っていますね。)

私はただ漠然と回転していただけでしたが、「することリスト」+「リスト潰し」答練の高速回転に加えていけばさらに効率的な学習になるのではないでしょうか。

 

◆ま と め◆

ここで前回も言ったことの繰り返しになりますが、TAC生は完成講義がなく、完成答練が2回あるという新たな講義スケジュールに対応するための準備をしておいた方が良いということをもう一度申し上げておきます。

TACが完成答練を2回にしたことはアウトプットの重要性もあると思いますが、“回転を意識”していることの表れではないかと思います。

今回、私の完成・直前期の勉強について長々と書かせていただきましたが、あくまで参考の一つとして書いたにすぎません。

学習方法はみなさんそれぞれの科目の得意・不得意、進捗状況などに合わせて自分で納得した上で作り上げていかなければ効果は薄いと思います。

なので、今回言いたかったことは今後の学習で回転を意識してみたらどうでしょう?ということです。ぜひご一考ください。

 

さて、講義空白期間も終わってしまい、明日からはGWです。

みなさまいろいろな計画をお持ちであると思いますが、後悔のないようにお過ごしください!

それでは、また。

by katsu


コメント & トラックバック

katsuさん

こんばんわ
いつも記事を拝見させて頂いております。

過去問で間違った問題などに見直す時間について質問させてください。
katsuさんの場合、例えば財務会計などで過去問を年度単位で解いた後、迷った問題や間違った問題を見直す時間は1問あたりどのくらいかけてましたか?

当然、過去問を何度も解いていけば見直す時間も逓減してくるかと思いますが、見直しの目安時間があったらご教示下さい。
よろしくお願いします!

にっ様
コメントありがとうございます。
過去問の間違った問題の見直し時間ですか・・・。
正直あまり「意識をしたことがない」というのが返答になってしまいます。
さらに、科目によってかけた時間は全然違ったということも申し上げておきます。

「財務・会計」に限っていえば学習経験者ですので見直しの分量も時間もほとんどかかりませんでした。1年分で10分くらいでしょうか。

ちなみに、一番見直しに時間がかかったのは「企業経営理論」だと思います。この科目の過去問は一問一問、解いては解答を見て、さらにもう一度問題に戻ったり、下手すればテキストを見てみたりと一問解きはじめてから10分以上かかったりしたものもかなりあると思います。(あまりに時間がかかるのでスキマ時間でコツコツ解くことで時間は捻出しました。)

見直しの目安時間は結局自分が納得できるまで、もしくはこれ以上かけてもムダだなと感じるまでといった感じでしょうか。単に「解いている」だけではあまり意味がないと思いますので・・・。

「財務・会計」でいえば「問題を見て解答のプロセスが浮かぶ」くらいの自信がつくまで、その一問に費やしたいところですがそれにはだいぶ時間がかかりすぎる気がしますね。
ランクが高いいわゆる難問は二度と出ないようなものもあるので時間のかけすぎには注意したいです。
また、過去問で時間がかかりすぎるのであればスピード問題集など時間がかからずたくさんの問題を解ける問題集で実力をつけてからまた過去問へ戻るのも効率的な気がします。
私が「会計」の初学者でしたら過去問ではなく、スピ問を重視する気がします。(財務過去問はA・Bランク中心でよいと担当講師も言っていた気がします。)

以上、長文のわりにお答えになっているかわかりません・・・。
ですので、追加質問がありましたらまたお待ちしてます!!

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