診断士2次試験の「合格率20%」って、どんな世界でしょう。一度体験すればすぐわかる話ですが、ストレート本科生にとってはなにやら未知の世界。そこで一般的に良く知られている「日商簿記検定」と比較し、その難易度の手応えを探ってみましょう。
【1. 二次試験の難易度をイメージ!】
うぅむ、何となくですが、診断士1次=簿記2級、診断士2次=簿記1級で、ある程度類似性あり。
つまり、
・診断士1次・簿記2級 =ある一定の点数を取れば合格させてもらえる試験
・診断士2次・簿記1級 =受験者の上位○○%(or○人)だけ合格させる試験
という見方が可能。
事実、簿記1級は「総受験者数の10%しか合格させないよ」という試験であること、つまり「10%試験」として知られています
。ではなぜ合格者を上位10%だけにできるのか。簿記1級の場合は答えは簡単、以下の通り。
- 過去問等のパターン学習で正解できる問題をまず出題
- これまで見たこともない様な新規or応用問題も出題
- (さらに)得点調整を行う
うん、確かにこれなら受験者の得点を上手くバラけさせ、上位10%を選ぶことができそう。これを受験生の立場で読み替えると、10%試験の合格作戦とは、
- 過去問等のパターン学習で対応できる問題を「確実に正解」
- これまで見たこともない様な新規or応用問題も「ある程度得点」
- 結果として、受験者の「上位10%に滑り込む」

ということ。
診断士試験は20%×20%=4%試験ですが、2次試験に限ってみれば「10%試験」よりちょっとラクかな?という程度で傾向としては似た感じ。どうでしょう?何となく2次試験合格のイメージが浮かんできませんか
?
さらに言い替えると、10%試験の合格答案とは
A)周囲みんなが出来る所を確実に得点し、
B)さらに平均的な受験生が正解できない問題もいくつか正答
した答案が最多(と思う)。つまり最終的な合否を分けるのは、B)の部分で何点取る勉強をしたか。
(※ただこれは誰も学習しないような激レアな論点を正答しろって意味ではないので注意)
【2. 合格体験談の正しい使い方】
前の章で言いたかったことは、「周囲と全く同じ勉強をしていても短期合格は難しいのでは?」ということ。合格体験談、さらには講師や学習仲間から学習方法を吸収することはとても大切。でも周囲とちょっと違う「自分オリジナル」の学習方法も是非持っておきたい。
ここで、私が昨年講師から伺ったちょっといいアドバイスを紹介(2次対策向け)。
「合格体験談は参考になる。ただし真似する必要はない」
あぁ、こんな格好いいセリフ、さらっと言えるようになってみたい
!
確かに2次試験合格者951人の答案作成スタイルは実にバラバラ、多種多様。
たとえば、与件文でのマーカー(蛍光ペン)の使い方一つでもこんな感じ。
1. 白黒派
2. 4色ボールペン派
3. 1色マーカー派
4. 2~3色マーカー派
5. 7色の虹色マーカー派
など実に様々。
つまり皆それぞれ自分なりに工夫を重ね、自分オリジナルの解答作成スキルを体得しています。よって(特に2次対策は)体験談の鵜呑みや真似ばかりではダメ!やはり講師に質問しながら自分の学習スタイルを早めに固めることを強くお勧め
。
あ、ちなみに1次試験は体験談鵜呑みで十分合格可能。で、問題はそのやり方で1次を合格しちゃうと、2次対策で苦戦しますよー!ということ。
大丈夫とは思いますが、いちおう念のため。
では次回「10%試験の短期勝ち逃げ学習法(中編)」は、「講師への上手な質問法」あたりのお話でいかがでしょう?
byふうじん





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