【二次試験】スト生 春の二次対策
みなさん、こんにちは!
せんせいです。
さて、今日から3月ですね。
みなさんの進捗状況はいかがでしょうか?
私の昨年の今頃は…といえば、
T○C速修クラス「経営」「財務」が終わったところ。
まだ5科目残しているというのに、
いっぱしに二次試験が 気になっていました。
二次試験といえば、記述式。受験者は全員一次試験を通った人。
しかも前年に一次をパスして二次対策に専念している人がいる。
その中から、合格できるのはおよそ5人に1人。。。
二次試験まで一気に突破しようと思えば、
気になって当然…ですよね!?
■情報収集1
そこで、まず何をやったかというと、全く特別なことではなく、
当道場の記事&合格体験記を読むということ。
私の感想は、
・一次試験の前に二次対策をやれてた人は少ない。
・財務が得意な人が多く、一次試験の合計点数は
ギリギリではない。
というものでした。
まだ決め手にはなりませんでしたが、時間もなさそうなことと
相俟って、「二次対策は一次試験後」に傾いていました。
■情報収集2
良くも悪くも、何かを始める前、方向性を決めるのに
時間をかけるタイプである私は、案の定結論を出せず、
次の情報収集を始めました。
但し、「情報収集」といっても、
「二次対策は一次試験の後からでも何とかなる」
という根拠のない確信を掴むための”何か”を探している
感じではありましたが。
そして私は、T○Cスト生であればカリキュラムに
組み込まれている「二次スタートアップセミナー(DVD)」
を速修クラスの標準日程より若干早めに受講してみました。
(手帳を見ると3/6(火)、9(金)に受講)
私が受けた印象は以下の通り。
・どうやら答えは与件本文に書いてあるらしい
・与件本文から抜き出した解答でも良いらしい
これだけだと、「何だ、できそうじゃないか」
という感じですが、
・これで差がつくの?みんな出来てしまうのでは?
・どうやって採点するの?フェアに採点されるの?
と、恐ろしく感じたのを覚えています。
一応、DVDの中で講師の方は、
「今の時期は、これくらい知っていればよい。」
と仰っていました。
結局、そんなこんなで、二次対策は一次試験後!としました。
一か八かの賭けに出たといっても、ハズレてはいません。
■一次試験後に二次対策を開始するマイナス面
マイナス面は、勿論「間に合わない可能性がある」ことです。
自分に当てはめて言うと、
・過去問分析(過去10年分)が充分できなかった。
・財務の強化が充分できなかった。
この2つは、合格の確率を確実に下げていたはずです。
それと、
・模試で好結果を出せなかった。
9月初旬のT○C模試、中旬のM○C模試ともに、
判で押したように平均点ちょい上だったので、
当然のように合格したとは見なされない、
という少し贅沢なものです。
私がそうというわけではありませんが、受験校で講師になろうと
思ったら、模試で上位の方が良いらしい…です。
(あくまで伝聞+それだけで決まるものでもありません)
講師をベースに活躍の場を広げている診断士の方も
たくさんいますので、上位に越したことはない…ですよね。
■早めに二次対策を開始するマイナス面?
この点はハッキリ言うのは難しいです。
一つあげれば、
・一次対策が疎かになり、一次で不覚を取る
例えばこんな記事。
実力者の方は、勿体ないので特に注意しましょう。
要らぬ心配かもしれませんが、
・メンタル面で「こんなもんか」と思ってしまう
余裕が飽きになって、勢いのない答案になってしまわないか。
それなりの長い期間、集中力を保ちコントロールするのは、
簡単ではありません。
一次試験から二次筆記試験までの約2か月半。
一次試験後からで間に合う、間に合わない...
本当に微妙な間隔...です。
■個人的オススメ
以下は最大公約数的?な個人的オススメです。
【前提】
・GWまでは、目の前の科目はきちんとやる(橋げた構築)!
・GW以降、一次対策に時間を取れる
・財務が少なくとも苦手ではない
【オススメ二次対策】
(1)以下どちらか選択
・M○C模試:3/10(日)に会場受験。申し込みはまだ可能。
・T○C二次問題集1回転を時間を測って挑戦。
(自分は筆記試験直前の力試しに使用。解説も丁寧で有益)
玉砕、大いに結構!
狙いは、復習による二次試験の解答手順把握。
そして、(2)を活かすため。
(2)T○C二次過去問演習(DVD)受講
時間は気にせずに納得のいく答案を書いてみる。
勿論、復習が勝負。
(3)事例Ⅳの過去問に挑戦
財務は一次対策である程度二次対策を兼ねられますし、
逆も言えます。
自分なら、平成15~19年をやってみます。
直近5年は一次試験後にとっておくため。
あくまで趣味の問題…です。
(1)→(2)の順を推奨しますが、(3)は順不同です。
(3)だけでもいいかも知れません。
→うちあーのの記事、実感できます。
■3月、4月は、自由に使える最後の時間!
GW以降は、一次試験突破に向けて仕上げの時期に入ります。
GWまでは、いろいろ試せます。
ぜひ、試行錯誤しながらでも、自分に合ったやり方を
探してみてください。
物理的に時間が取れない人は特に厳しいかも知れませんが、
スキマ時間を捻りだして頑張りましょう。
やってみないと、改善点も見つかりません。
■今日のメッセージ
「お祈りさえしていれば、いつまでも平和が続く」
といった類の話(報道)は信じない。
何かを得ようと思えば、それ相応の闘いは必要。
診断士試験を目指したからには、
諦めて...いや、覚悟して取り組んでください!
by せんせい
多年度受験生さま。
もちろん、応援しています!
ハカセさま
非常にご配慮いただいたコメントありがとうございます。おっしゃる通りです。
苦手意識の強かった財務を得意科目に引き上げようと、現在どっぷり浸かっているため、ついつい完璧主義的な方向に行きかけていました。
今年は一次が3科目残しで、かつ2次も取りに行きたく、できれば財務で80点、高難易度になっても68点取りたいと思っている事情もあります。しかし、そのためにも①皆が取れる問題を落とさないこと②他の頻出論点を優先することですね。再認識します。
せんせいさま
わざわざ時間をとって探していただき、重ねて御礼申し上げます。
それが欲しかったです!頑張ります。
多年度受験生さま。
診断士試験ではパーチェス法の理解でよいと
思います。一次試験では、以下の問題を
参考にしてみてください。
①平成20年第7問、②平成23年第5問
③平成23年第6問、④平成24年第5問
③④の2題は難易度が上がっており、
正答率も低くなっています。
ハカセよりコメントがありましたが、
難しい問題はできない人が多いです。
ぜひ、惑わされずに、頑張ってください!
>多年度受験生さま。コメントありがとうございます! 連結会計は複雑ですよね。解けない問題があると気になってしまいますよね。まだ3月になったばかりですから、色々と調べてみて、上辺の知識レベルからもう一歩理解を進めるその姿勢、とても大事だと思います! とはいえ。多年度受験生さんにとって難しい論点の問題は、多くの場合、他の受験生にとっても難しい問題です。皆が解けない問題を解けると差別化にはなるかもしれませんが、ほとんど全員が解けなければ必ずしも合否に直結しません。今は色々と試す時期だと思いますが、直前期に近くなったら、財務会計特有の「誰が解いても難しい問題(=これを僕は Noisy Minority と呼んでいます)」に惑わされることなく、必ず解けないといけない問題(=A難易度、B難易度。C難易度の問題)に注力するようにするのも手だと思いますよ。下記の記事、参考になさってください。
https://rmc-oden.com/blog/archives/3173
https://rmc-oden.com/blog/archives/1897
これからも応援しております。頑張って下さい!
早速ありがとうございます。
つまり合併会計は時価承継のパーチェス法のみで、考えれば問題には対応できるという事ですね。
古い問題集が多いので、時価で解いている問題を探して演習してみます。
参考サイトのご案内ありがとうございます。のぞいてみましたが、私にはちょっと難しかったです。
むしろ現行基準に沿った試験にでるレベルの「練習問題と解説」がセットになっているものを探してパターンをつかむべきかなと思いました。
ご返信いただき感謝申し上げます。
多年度ダラダラ受験生さま。
ご存知だったら余計な文章になってしまいますが、
企業結合の会計処理は2種類あります。
1)パーチェス法
⇒合併会社は被合併会社の資産・負債を時価承継。
従って、取得価額が被合併会社の純資産より
大きい場合、「のれん」が発生します。
2)持分プーリング法
⇒合併会社は被合併会社の資産・負債を
帳簿価額で承継。
こちらは「のれん」は発生しません。
米国基準や国際会計基準では認められておらず、
仰る通り日本でも、国際基準との摺合せの中で、
平成20年公表の指針で廃止されています。
取得企業を決める必要性が肝のようです。
ご質問の①ですが、
持分法とは、一定以上の議決権を保有している
会社の損益を連結財務諸表に反映させる方法の
ことで、プーリング法とは使用する視点が
違うように思います。
従ってイコールとは言えません。
ご質問の②ですが、
私は、あずさ監査法人のナレッジサイトを
よく利用しています。
あとは、ASBJ(企業会計基準委員会)のサイトで
基準そのものを見ることもあります。
このような回答で宜しいでしょうか?
ずうずうしんですが教えていただけると幸いです。
連結会計について、「数年前にプーリング法が廃止になったと」いう情報をネットで見つけまして、それをどう解釈していけば良いのかとネットサーフィンしてみたのですが、どうしてもすっきりしません。
質問①プーリング法=持分法なのでしょうか。
②現在の連結会計の処理方法について、古くない情報で解説してあるサイトをご存じないでしょうか。