受験生活という旅路から戻って

こんばんは。ZonEです。

2次試験から1週間ほど経ちましたが、受験された皆さんはゆっくりと休めましたか?
 
昨年の私を振り返ると、試験が終わってから暫くゆっくりと休もうと思ったものの、何となくソワソワしてしまい、全然のんびりできなかったことを覚えています。
 
もちろん、答案の内容に自信が持てなかったというのもその一因ですが、どちらかというと受験生時代に1分1秒を惜しんで時間を効率的に使う習慣が根付いてしまったので、無駄に時間を過ごしている自分に耐えられなかったのだと思います。
 
We came all this way to explore the moon ,
and the most important thing is that we discovered the earth.

我々は、月を探検するためにはるばるここまでやってきた。
しかし、最も重要な発見は、地球そのものだった。

 
とはアメリカの宇宙飛行士、ウィリアム・アンダーズ氏の言葉です。私は宇宙旅行をしたことはありませんが、海外旅行をした際に、海外での発見そのものよりも、海外旅行をしたことで日本について(治安の良さとか四季のありがたみなど)改めて感じることは多いです。
 
皆さんは、中小企業診断士受験生活という旅から日常生活に戻ったわけですが、多忙な社会人ながら様々な努力で隙間時間を捻出し寸暇を惜しんで勉強してきた経験を持って日常生活を見ると、どんな発見がありましたか?
 
私の場合は(アックルさんと同じように)、無駄な時間を過ごしている自分が何となく許せない/勿体無い…という感覚に苛まれ、何か新しいことを始めて時間を有効活用したいと強く想うようになりました。
(もちろん、人によって価値観は様々なので、のんびりと過ごすことを重視する方もいらっしゃり、それを否定するつもりは毛頭ございません。)
 
その結果、仕事の効率アップはもちろん、本ブログの執筆や診断士関係の勉強会や研究会、実務補習の1社を含む5社の実務診断、資格試験(簿記2級、応用情報、宅建、PMP)など非常に充実した一年を送ることができました。
 
以前の自分からは考えられない質/量のアウトプットが出せるようになったことに驚き戸惑いながらも、やはり診断士試験にチャレンジして良かったなぁ…と改めて感動しております。
 
ご存知のように中小企業診断士は、弁護士や公認会計士のように独占業務のある護られた資格ではありません。そういう意味ではむしろ合格してからが勝負で、一流の診断士を目指すには、受験勉強を通じて習得した知識やスキルをベースに、各自の強みを尖らせて差別化を図っていく必要があります。
 
目標の高い皆さんにとって合格は通過点であって、ゴールではないと思います。合格発表までの期間は、(今年の合否にかかわらず)自分の強みや今後どんな知識やスキルを身につけるかを考える良い機会かもしれません。
 
ゆっくりと休んでいても何となくソワソワしてしまう方は、ぜひこの機会を有効に活用してみてください。
 
それでは、今日はここまで。
 
by ZonE

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