事例Ⅳのお話

こんばんは!アックルです。

2次試験まであと9日、いよいよ近づいてきましたね。

受験生の皆さんはおそらく1次試験の直前期以上に落ち着かない日々を過ごしていると思います。

体調に気をつけつつ、悔いのないようにたっぷり勉強してくださいimpact

さて、本日は事例Ⅳについてお話します。

「これから試験までの学習」「本試験での対応」についてお話をしたいと思います。

■事例Ⅳを中心に!

残り9日は事例Ⅳの学習に重点を置くことをお勧めします。なぜなら、①2次試験は事例Ⅳの出来が合格に大きく左右する、②他の事例とは異なりやった分だけ伸びる、
からです。
①についてですが、おそらく受験生の中で出来不出来に最も差がつくのが事例Ⅳです(事例Ⅰ、Ⅱは差がつきにくいし、事例Ⅲは多年度受験者が比較的有利)。私も昨年合格できた最大の要因は間違いなく事例Ⅳです。合格者の多くも同様の意見をお持ちです。

②についてですが他の事例もやればやるほど伸びるのですが、その伸び方がバラバラです。全く出来なかったのがある日突然開眼し、グーンと実力が伸びる方もいるでしょうし、逆に最後まで苦手意識が抜けないまま本試験に臨む方も多いでしょう。しかし、事例Ⅳは間違いなく勉強量に比例します。また会計やファイナンスは慣れの要素が強く、スポーツのように間隔が開いてしまうと解けなくなってしまうことも多いです。ですから、直前期は慣れ+間隔を維持するためにも事例Ⅳに集中して取り組むことをお勧めします。

特に事例Ⅳが苦手な方は勉強時間の半分以上を事例Ⅳに費やしてもいいと思います。

今の時期のお勧めの勉強法は、やはりこれまで解いてきた過去問や演習を繰り返し何度も解くことです
とにかく反復です! 理解しながら公式や解法を徹底的に覚えてしまいましょう。
また試験に出そうな公式をファイナルペーパーmemoにまとめて隙間時間などに読むこともお勧めします

■本試験での事例Ⅳの対応

事例Ⅳは2次試験最後の科目です。既に朝から4時間かけて3科目を終えた後で心身ともに疲労困憊の状況になると思います。
疲れによる集中力低下の影響で計算ミスや公式の度忘れなどの失敗は絶対に避けたいものです。
疲労対策としては、昼休みか事例Ⅲ終了後に「メガシャキ」「眠眠打破」を飲むことをお勧めしますflair
昨年の私は使用しませんでしたが、最近受験したTOEICや証券アナリストで効果抜群でした。
飲むとホントに集中力アップしますよ。私には「メガシャキ」の方があってました。値段もこっちの方が安いし。
皆さんも本試験前に試して飲んで自分に合っている方を本試験に持ち込んでください。特にこれから事例問題を解こうとしているのに疲れている状態のときに試してみるのがいいですよ。

また、チョコレートなど甘いものを食べることも脳の疲労が取れます。
ちなみに昨年の私は事例Ⅲの直前にマーブルチョコを口の中に流し込みました(笑)。

さてメガシャキなどで脳が活性化したとしても、緊張は取れないと思います。最後の試験なので一層緊張感が高まると思います。
緊張すると簡単な問題が難しく思えることがあると思いますが、とにかく落ち着いてじっくり問題を読んで解いて下さい。

また、緊張による公式の度忘れなども起こりうると思います。どうしても公式を思いだせない場合はどうすればいいでしょうか??

さてここで問題です。
損益分岐点売上高の算出方法を忘れてしまった場合、思い出すには次のどちらの問題の方が容易に思い出せるでしょうか?

A:売上高5,611、売上原価4,204(売上原価に占める固定費1,598)、販売費・一般管理費(全て固定費)931、営業外費用208、営業外収益3

B:売上高100、変動費20、固定費50円

明らかにBの方が単純なので公式を思い出しやすいし、仮に公式を思い出せなかったとしても計算してなんとか算出できますよね。
自分で数字をあてはめて計算することで、短時間で「損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)」という公式に辿りつけると思います。

一方でAはややこしい数字が羅列しているので、計算するのに時間がかかる上に余計パニックになってしまうかもしれません。(実はAの方は昨年の第3問(設問1)の数値です。)

つまり公式を忘れてしまった場合は、単純な数値を使って思いだすことがポイントです。

本日はここまでです。試験直前に再度本試験での注意点についてお話します。

ラストスパート頑張ってください!

BY アックル

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