【2013年合格目標】運営管理のポイント(導入編)

みなさんこんにちは、コニケンです。
ストレート生のみなさんは、3科目目の運営管理の学習をすでに始められている頃だと思います。この科目は、主要3科目の一つであり、二次試験の「事例Ⅲ」のベースにもなるため、診断士試験にとっては、非常に重要な科目であると言っても過言ではないでしょう。
また、二次試験合格後の実務補習では、大半の方が製造業・小売業の診断を一回はやることになるでしょう。その際、直接的に知識を使うことになるのが、やはりこの運営管理です。逆に、この科目が苦手のままだと、たとえ試験は他の科目でカバーできても、いざ実務になった際は、的確な助言が難しくなるでしょう。
製造業や小売業に少しでも関わりがある方(私自身も例外ではありませんが…)は、一次・二次ともに、比較的得意にできる科目だと思います。是非これから頑張ってください。
一方で、業務上で全く関わりがない方。最初は、数々の新用語に多少とまどいがあるかもしれませんが、安心してください「興味」を持って、正しい手順で学習に取り組めば、きっと試験に対応できるレベルまで身に付くはずです。
今日は導入編ということで、気を付けたい・取り組みたい項目を、簡単に5つを挙げます。この科目のイメージをさらに膨らませるためにも、是非参考にしてみてください。

1.図を積極的に描いてみよう!
すでにいくつか講義でも登場していると思いますが、運営管理(特に前半)では、図が登場する回数が比較的多いです。問題文中に登場したり、実際に問題を解く過程で描く必要が出たりと様々です。(ちなみに、次の経済学でもグラフが何度も登場します!)
本来は加工工程やスケジューリング等を簡略化するための図ですが、見慣れないうちは、逆に解読に時間がかかるかもしれません。
これに関しては、財務会計同様、ただ練習あるのみです。やはり自分で描く練習を積むことが必要です。例えば「アローダイアグラム」のように、ルールは決まっています。あるタイミングでコツがつかめるはずです。年末年始に、集中的に練習してみましょう

2.計算問題を確実に取って行こう!
前の科目、財務会計でひたすら計算練習を積んできている中、「またかよ!」と思われるかもしれません。ただ、運営管理で登場する計算問題は是非取りに行きたいですね。たしかに読むだけの問題の方が楽に思われるかもしれませんが、計算問題は決して捨て問ではありません!
まだ全部知っている必要はありませんが、具体的には、ラインバランス効率・余裕率・経済的発注量・GMROI・在庫高/仕入高予算計算など。どれも基本的な解き方は決まっていますし、テキストに載っています。試験自体は90分あるので、十分に対応がつくはずです。
どのように出題されているのか、早い段階で(できれば年内に)、過去問を確認してみてください。

3.似た用語に惑わされないようにしよう!
お気づきの通り、診断士試験では似たような用語が連発しますし、この科目も決して例外ではありません。決して曖昧なままにせず、慎重に内容をかみ砕く必要があります。そうしないと、いざ本番のときに、2択まで絞れたとしても、最後の最後で決めきれないという事態に陥ります。まさに出題者の思うツボ、、にハマらないように自分なりに工夫して、本番当日混乱しないように自信を持って人に説明できるレベルを目指していきましょう。
この科目の学習が終わった時点で、以下のようなペアを説明できるようになるといいですね(決して反対語ではありません!):
行動分析⇔稼働分析、外段取り⇔内段取り、DC型⇔TC型、開放度⇔開放感、ライリーの法則⇔コンバースの法則⇔ライリーコンバースの法則・・・・

4.工場を身近なものにしよう!
冒頭にも書きましたが、日頃製造業とは関わりの無い方、最初から生産管理を苦手分野だと思わないでください。工夫次第でいくらでも身近なものに感じることができます。
一つは、休日にでも工場見学に行ってイメージを膨らませること。ネットで調べれば、無料で見学できるものがたくさん見つかります。お子様をお持ちの方は、家族サービス(&気分転換)も兼ねて行かれてみてはいかがでしょうか?
もちろん、単純ですが、本を読むことも有効です
一例:「モノができる仕組み事典」成美堂出版
工程そのもではなく、あくまで具体例でイメージを膨らませるためです。ただ机上で一般論だけを学んでいても、なかなか身に付かないことに気付くはずです。。
あとは、有名なJ-net21。こちらで中小企業の製造業の記事を読めば、1次の対策だけでなく、2次の事例Ⅲを解く上でも、引き出しが増えることでしょう。
最後に、テレビでも工場を紹介する番組が最近多いですよね。フジテレビの「リアルスコープ」とか、TBSの「がっちりマンデー」とか。勉強になることが多々あると思います。是非チェックしてみてください。

5.地元のスーパーを分析してみよう!
普段何気なく買い物している地元のスーパー。しかし、店舗管理の学習を終えてから改めて行ってみると、気付くことも多々あると思います。陳列はどのような工夫をしているか?POPの特徴は?店内バーコードはどのようなものを使っているか?照明で変わったことはしてないか??などなど。。もちろん、コンビニを同じような視点で見るのもアリです。
4の工場見学よりも、はるかに楽に・すぐに学んだ内容が現場で確認できます。まだ学習が始まっていないので、詳しくは書きませんが、そのような意識を持つのはいかがでしょうか?是非年明けの講義をお楽しみに!

いかがでしたか?少しでもイメージが膨らみましたか??企業経営・財務会計の復習もしっかりとしつつ、この科目でも、是非今回挙げたポイントを意識してみてください。この科目こそ、きっと自分の世界を拡げてくれるでしょう!

byコニケン

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