事例Ⅲ:開眼したきっかけ
こんばんは!アックルです。
久々の更新です。実は証券アナリスト1次試験の勉強のため、しばらくの間一発合格道場を休ませて頂いてました。
ちょっと証券アナリストについてお話をさせて頂きます。
証券アナリストは経済・財務分析・証券分析の3科目で、経済と財務分析は診断士と被っています。
ですから診断士の1次試験を突破された方でしたら、比較的攻略するのは楽だと思います。
ただし、経済は国際経済色が強く、また財務分析は簿記1級で学ぶ理論が多く出題されるという点で、診断士試験と若干傾向が異なっています。
学習内容は診断士試験もそうですが、非常に面白かったです。特に証券分析がとても楽しかったです。診断士の財務・会計に出てくるポートフォリオ理論やファイナンスをより深く学べますので、興味のある方は診断士合格後に目指してみるのもいかがでしょうか?
ちなみに自己採点では8割以上取れていたのでおそらく合格です。今後は来年6月の2次試験に向けて頑張ります。
さて、本題に入ります。今週は事例Ⅲ特集。
私は4つの事例の中で事例Ⅲが最も苦手でした。事例Ⅰの方が難しいと思うのですが、なぜか事例Ⅰの方が先に開眼し、事例Ⅲはなかなか点数が伸びませんでした。
私はメーカー勤務なのに事例Ⅲが苦手だったので非常に悔しい思いをしました。
「現場のことを全く知らない経営企画部」と言われても仕方がない状況でした。
ずっと点数が伸びなかったのですが、試行錯誤して10月に入ってからあることを試みたことがきっかけで目覚めて、
オプションで高得点を取ることができ、そのまま勢いに乗って本試験に臨むことができたような気がします。
あることとは?
それは、「裏紙のフル活用」です。
点数が伸び悩んでいたときは、私はあまり余白にはキーワードをちょこちょこ書く程度で、どちらかといえば頭の中で整理してから答案用紙に書いていましたが、
そのやり方を改め、裏紙に気になるキーワードを書いたり、因果関係を整理するようにしました。
事例Ⅲはふうじんさんも言うように因果関係の把握が大切です。
頭の中で整理するより、書いて整理することで問題点の見える化ができますし、因果関係の把握が容易になりました。
下図は昨年、私がある事例を解く際に書いた内容です。
ちなみにこの裏紙のフル活用は事例Ⅲのみならず、他の事例でも同様に行いました。
伸び悩んでいる受験生の皆さん、1度この方法を試してみてはいかがでしょうか?