【口述&財務】2次受験生&ストレート生の両方に向けて

みなさんこんにちは、コニケンです。
今日は、前半は2次試験を受験されたみなさんへ、後半は財務の一周目の学習をちょうど終えた頃であろうストレート生に向けたメッセージを書きます

【2次試験を受験されたみなさんへ】
まずは、見事2次試験を突破されたみなさん、本当におめでとうございます!OPEN DAYの多数の喜びのコメントを読んで、私自身も本当に嬉しくなりました。「何で自分の番号があるんだろう?」と思われた方も多いみたいですが、実際私自身も二年前はそうでした。でも、この試験は、100%自信を持って合格発表を迎えられる受験生もほぼいないと思いますし、合格するっていうのは、案外そういうものなのかもしれません。。
残念ながら不合格だったみなさん、とにかくここで言いたいのは、ここで諦めないで絶対に来年もう一度チャレンジしてください!多くの方は、本当にあと一歩のところまで来ていると思います。もちろん、学習の過程自体で身に付いていることもたくさんあります。しかし、自分の視野・スキルを拡げるという言う意味では、やはり合格し切って、実務補習や実際の企業診断で学べることは、机上で学べることとは比べ物になりません
一度気持ちの整理を付けた上で、極力早く、来年度に向けたスタートを切って頂きたいと思います。この道場でも、二次試験に向けた記事を今後も多数用意していく予定ですので、是非ご覧になってくださいね。

さて、今週末に口述試験を控えている方、メッセージを一言で言うと、「決して甘くみないこと!」です。決してバンバン落とされる試験ではないですが、私自身の反省から書いています。。正直、私自身の受験生当時は若干甘く見ていて、セミナーも受けず、事例の深堀りも、喋る練習もろくにせず、本番も集合時間の15分くらい前に会場入りしました。
結局、会場の異様な雰囲気に飲みこまれて、想定以上の緊張をしてしまったこと、そして事例の深堀りが足りなかったせいで、残念ながら一問目冒頭から解答に詰まり、ほとんど何も口から出ませんでした
結果的には、面接官が割とやさしい方で、助け舟(ほぼ答えのようなヒント)を出してもらったおかげで、何とか切り抜けることができましたが、あのままヒントももらえなかったら、結局トンチンカンな答えしかできず、本当に危なかったと思います。(ただし、面接官全員から必ずこのような助け舟を出してもらえるとは限らないので、誤解しないように!)
すでに先週・先々週の記事でも登場していますが、やはりこの一週間で、以下の3つをしっかりとやることが必要でしょう
①模擬面接官に向かって、「喋る」練習をする
②事例の与件文を覚えこむくらい読み込む
③2次試験で問われていることを軸に、改めて事例企業の過去・現在・未来を整理・深堀りしておく

特に①に関して、普段の業務でプレゼンが多くて喋り慣れている方でも、あのような一問一答の面接試験では、なかなか言葉が出ないものです(私自身のパターン…)
本日道場の口述セミナーを受講される方、もしくは予備校のセミナーを受講される方は、是非その場で体感してみてください。意外と自分でも気づいていない喋り方の「クセ」のようなものも指摘されるかもしれません。
セミナーの受講予定がない方は、是非ご家族・ご友人・受験生仲間に面接官になってもらって、予備校の想定問題集等を題材に練習することを強くオススメします。一度やるかやらないかで、心の余裕は全然違うはずです。

そして、口述試験前にあえて言いますが、この試験を突破すること自体がゴールではありません!むしろここからが診断士としてのスタートです。口述試験を終えて、気が抜けると同時に今まで学んできたこともそのまま自分からスッポリ離れてしまうと、あまりにももったいないですし、いきなり実務補習でも大変なことになりますよ。
机上(理論)と実践は全然違いますが、それでも今まで試験勉強を通じて身に付けてきた知識・考え方があってこそ、実務補習等の実践編に取り組めるのだと思います。当然、実際の企業を相手にするわけなので、責任も重大です。今週末が終わったら、ひと段落するのはもちろんWelcomeですし、ここまで頑張ってきたみなさんはその資格もありますが、その先自分が実際にどうしていきたいのも含めて、じっくりと考える場を持たれてはいかがでしょうか?それによって、今後読んでいく書物とかも変わっていくと思います。常に先を見ていきましょう

【ストレート生のみなさんへ】
ストレート生のみなさんにまず言いたいのは、一年後には、みなさんは最後の関門である口述試験を受けているわけです!一年は長いようで、本当にあっという間ですし、その間にやることも盛りだくさんなのは言うまでもありません。この道場の記事を参考にして頂き、是非計画的に学習を進めてください。年末年始は、長期休暇がある方も、色々と忙しい時期ではありますが、少しでも意識的に時間を作っていかないと、ステップアップするどころか、正月ボケで退化するだけです。(決してそんなもったいないことになりませんように…)
さて、時期的にはちょうど財務・会計の学習が終わりそうな頃だと思います。いかがだったでしょうか?何度も強調しますが、財務が苦手のままでは、この試験(2次も含めて)の合格は相当厳しいです
今回の答練で予定通りの点数が取れた方、まずは第一ステップとしてはもちろんそれで良いですが、1次や2次試験の過去問を見れば、それだけでは不十分だということにお気づきになると思います。
私は理系出身で計算が得意だったということもあり、(自分の中では)財務は得意分野の一つでした。最初の養成答練も92点だったのを鮮明に覚えています。しかし、そのまま順調だったかというと、、決してそうではありません。。その後、何度も波がありました。
やはり、この時期は良いとしても、本試験レベルだと、少しでも知識があやふやだと、複数ステップのどこかで詰まってしまうことに気付くと思います。そこをクリアすることが、合格できるかどうかの分かれ道となるでしょう。
また私の体験談になりますが、なかなかここが突破できず、イライラしていた時期があったのも事実です。しかし、ここで気付いたのは、
「やはり財務・会計をもっと好きになるのが1番良い!」ということです。実際、他の科目に比べて、最後の数字が解答と合ったときの喜びは、何倍も大きかったように思えます。実際、この知識を身に付けて日経新聞が楽しくなったのも事実ですし、社内の決算発表で言っていることは、財務・会計の知識があってこそ、初めて社長のメッセージが汲み取れるということを体感しました。まさに自分の成長が実感できる瞬間。素晴らしくないですか??
最終的には、自然とこの科目が好きになっていましたし、みなさんも是非一日でも早くそのフェーズになれば、学習自体がはずむだけでなく、結果としてそのまま点数に現れてくると思います。決して、「ムリヤリ」好きになるというわけではないので、誤解がないように。。あくまで、「ありたい自分」をイメージできて、自然とそうなればベストなのでは、という意図で書いています。
また、たまには気分転換に、テキストばかりではなく、財務・会計に関連する市販の新書等に目を通すと、また違った視点が得られるはずです。
私のオススメはこちら:「財務3表一体分析法」國貞克則著、朝日新書 

最後に、前回の私の記事と同様、財務・会計チェックリストを載せておきますので、きちんと内容を人に説明できるか、改めて確認してみてください!
(ノートにアウトプットしてみることをオススメします)

1.NPV法
2.配当割引モデル
3.企業価値
4.WACC
5.FCF
6.財務レバレッジ
7.CAPM
8.精算表
9.間接法CF計算書
10.CVP分析

今日はここまで。。今週末受験される方は、GOOD LUCK!ストレート生の方も、年内にできる限りステップアップしておきましょう!!

byコニケン

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【口述&財務】2次受験生&ストレート生の両方に向けて”へ2件のコメント

  1. を~ より:

    うらさん様

    いつもコメントありがとうございます。

    今年の2次は、ちょっと入口を間違えると大事故になるケースもあったようなので、合格と不合格は本当に紙一重と思います。

    道場メンバーもできる限りお手伝いしますので、来年のこの日に「やってきたぜ!」というコメントが頂けることをお待ちしています!!

    あと10ヶ月という長丁場ですが、過ぎてみるとあっという間だったりします。
    いま持っておられる悔しさをバネに、じっくり2次の本質に向き合うもよし、ちょっとインターバルを置いてからフレッシュなスタンスで2次に立ち向かうもよし、うらさん様に合うやり方を見つけてくださいね。

  2. うらさん より:

    今年度は筆記試験にて不合格でした。
    本当に悔しいという気持ちを維持し、来年の筆記試験でのリベンジを達成できるよう学習していきます。
    筆記試験合格した方々本当におめでとうございます。口述試験も大変なプレッシャー感じると思いますが、合格されることをきたいしています。
    道場の記事にいつも癒されています。ありがとうございます。
    来年は絶対合格をもぎ取ってやるぜ!!

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