【2013年合格目標】ここで一度企業経営を振り返ってみよう

みなさんこんにちは、コニケンです。
早いもので、今日で11月も終わりですね。。今年も残すところあと31日。自分で書いておきながら正直ビックリしています。まだまだ今年中にやっておくことがたくさん・・・なんて思っているのは私だけでなく、読者の中にも多いのではないでしょうか??2012年ラストスパート、頑張っていきましょう!!
さてさて、ストレート生のみなさんは、今は財務・会計に取り組んでいる真っ最中だと思います。(一部の方を除いて)ある意味、一つ目の大きな壁にぶち当たっているのではないでしょうか。私自身も、まだこの時期はとまどいがありました。
計算自体は単純な四則演算だけのはずなのに、なかなかその手順が覚えられない。。そもそも、電卓やExcelを使わずにこんな手計算をするのは何年ぶり?という方も多いと思います。
昨日のうちあーのさんの記事にもあった通り、財務会計に限っては、極力毎日問題集を解いて、コツコツと積み上げるしかないと私も思います。もちろん、ストレートで受かりたい場合は二次試験にも直結します。決して後回しにすることなく、いまのうちに疑問は解消しておきましょう
そんな財務会計と格闘している真っ最中ですが、、1科目目の企業経営理論はみなさんどれだけ頭に残っていますか?もしかしたら、最後の授業・答練が終わってからは、テキストすら一回も開いてませんか??
「前の科目に戻ってる余裕なんかあるわけないじゃん!」と思っている貴方、少しでも前の科目を振り返る時間を作ることをオススメします。勢いで突き進むこともたしかに大事ですが、ストレートで合格したいのならば、目の前の科目でいっぱいいっぱいになり過ぎずに、「意識的に」振り返ることで頭に定着させる。今日はそれが一番伝えたいことです。これをやっていたから、私はストレートで合格できたと強く信じています。
とは言え、現実的に、どっぷり復習する時間はなかなか取れないと思うので、要するに「キーワード/キーポイントを短時間でさっと読み返す時間を作る」ということです。キーワードを見た瞬間に、その内容と関連する論点がパッと頭に思い浮かべばベストです。これこそ、通勤中の電車の待ち時間等、スキマ時間の使いどころです。
今は人に説明できるレベルまで達していなくても、1次試験までに磨いていくためにも、定期的に触れておくことがやはり大事です。当然、1次試験までには、それがきちんと人に説明できるレベルになることを目指していきましょう。
テキストを蛍光ペンで塗った部分を見るのも良し。自分で論点をまとめたノートを見るのも良し。単語カードを確認するのも良し。自分なりに一番効率が良くて、しっくりくるやり方を選んでみてください。
私は、通勤時間や会社の休み時間は、以前の科目を振り返る時間に充てて、帰宅時に自習室に寄ったときや、朝出社する前の自宅では、まさにそのとき取り組んでいる科目を学習することを基本ルールとしていました。このような基本ルール・スタイルを確立することも、一年間学習を続ける上ではとても大切だと思います。
考えてみてください。今はまだ「前の科目」が企業経営理論の1科目しかありませんが、これから先は3つ、4つ、最後は7つまで増えていきます。。想像しただけでもちょっと恐ろしいですよね。それでも、この“ほぼ”独立しているような7科目をしっかりと6割超えして、初めて2次試験に進めるのです。
GWまで何も振り返りを行わず、その約半年前にやったことを思い出そうとしても、そう簡単に貯金が残っているものではありません。
目指したいのは、決して現状維持ではなく、来年の夏に向けてあくまでスパイラルアップしていくことです。そうでないと、それ以降残り3か月で仕上げるのはとても困難になります。曖昧な選択肢を持つ問題に対応できるようにしましょう。

さて、具体的にはどういうキーワード/キーポイントを振り返るのか。今の時点で、最低限おさえておきたいことは何か。今日は企業経営理論から、各大項目(経営戦略・組織・マーケティング)でそれぞれ重要なポイントを5つずつ挙げてみます。最後に簡単な答えを載せますが、それを見ずに、まずはどれだけ自分の中に定着しているか確認してみてください。
当然、これだけで終わりではないので、徐々に振り返る範囲を広げていって頂きたいです。

【経営戦略】
1.コアコンピタンスの3つの要件とは?
2.ポーターの5つの競争要因と、それに対応するための3つの競争戦略は?
3.PPMの4つの象限は?
4.プロセス型アプローチと分析型アプローチの違いは?
5.モジュール型アーキテクチャーとインテグラル型アーキテクチャーのそれぞれのメリットデメリットは?

【組織論】
1.組織構造設計の5原則は?
2.職務拡大と職務拡充の違いは?
3.マトリクス型組織とは?
4.グループシンクとは?
5.低次学習と高次学習の違いは?

【マーケティング】
1.ターゲットマーケティングの3つのプロセスは?
2.認知的不協和の理論とは?
3.最寄品・買回り品とはそれぞれ何か?
4.ブランドの機能とは?
5.コトラーの4つのブランド戦略とは?

いかがでしたか?完ペキではないにしても、ある程度内容が思い浮かびましたか?「何コレ?」というものがあったのであれば、是非今週末テキストを開いて確認してみてください
まとめ:「今は財務会計を突き進みつつ、ちょっと立ち止まって企業経営の振り返りもしておきましょう。今後も、前の科目を“意識的に”振り返る習慣を作っておきましょう。そうすれば、長期的に見たらきっとストレート合格への近道になっているはず!」

それではまた!

<略解>
【経営戦略】
1.①さまざま市場へアクセス可能 ②特定の顧客の利益に重要な貢献 ③競合他社が模倣困難
2.競争要因:①既存業者間の敵対関係 ②新規参入の脅威 ③売り手の交渉力 ④買い手の交渉力 ⑤代替品の脅威  競争戦略:①コストリーダーシップ戦略 ②差別化戦略 ③集中戦略
3.①問題児 ②花形 ③金のなる木 ④負け犬
4.計画⇒実行の一方的な関係 ⇔ 戦略的意思決定が組織全体から生み出される
5.メリット:調整コスト削減、さまざまな組み合わせが可能 ⇔ 製品としてのまとまりの良さを追求、全体の最適設計が可能 等

【組織論】
1.①専門化 ②権限責任一致 ③統制範囲 ④命令統一性 ⑤例外
2.ピラミッドを確認のこと
3.機能別組織と事業部組織のメリットを同時に狙う横断型組織
4.集団で意思決定をすると、かえって短絡的な決定がされる
5.漸進的・シングルループ ⇔ 断続的・ダブルループ

【マーケティング】
1.①市場細分化 ②市場ターゲティング ③市場ポジショニング
2.商品購入後、優れた他の商品の広告を見ない等
3.購入頻度が高く、意思決定時間が短い ⇔ 品質・価格の比較に時間をかける
4.①出所表示 ②品質表示 ③宣伝広告 ④資産価値
5.①ライン拡張 ②ブランド拡張 ③マルチブランド ④新ブランド

byコニケン

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