【2013年合格目標】1科目目から高得点狙い!
こんにちは。こぐまです。
時節柄、2次試験関連記事で満載ですが、すでに多くの受験校では2013年度合格目標のストレートコースが始まっていますね。
本日は、来年度の試験を目指して学習を始めた方向けにショートメッセージをお送りしたいと思います。
このブログを初めてご覧になる方は、この記事(「一発合格道場の歩き方」)をご参照ください。2010年1月25日に始まり、現在までに977の記事が投稿されています。
そして基本的な考え方はこの「道場基本理論」に集約されており、一度、目を通していただけるとありがたいです。
ストレート合格、短期合格のための学習方法のエッセンスといえるものです。
画面左側にカテゴリーがありますので、ご関心のあるテーマや科目などを見たい場合は、ちょこちょこと開いてみて記事をクリックしてみてください。
各執筆陣とも記事の「題名」で内容が想像できるよう、できるだけ工夫をしているつもりですので(たまに、ワサビが効きすぎた題名もありますが)、ぜひご活用いただければと。
◆最初からガッツリと◆
1次試験は来年の8月なので、まだまだ先のことに思えますが、脅すようで申し訳ないですが、実は一つの科目を繰り返す時間は予想以上に少ない。
TACを例にとると、最初の1か月くらいは「企業経営理論」の基本講義ですね。
「まだ1科目目だし・・・まあ様子見てゆるゆるとやっとくか」と(私なら)なりそうですが、それはすでにストレート合格から徐々に遠ざかっている証。
1科目終わるごとに答練が実施され、すぐに2科目目が始まります。そのサイクルが7科目、来年の4月まで続いていくわけです。
次の科目に入ったら、その前に習った科目を復習する余裕は普通ありません。そして、次から次に科目がどんどん積みあがっていくわけですね。
そして、あれよあれよという間に7科目終了、GWをはさんで「完成答練」、いわゆる「怒涛の7週間」に突入です。
ここでほぼ合否が決まってしまうといっても過言ではない、立ち止まることが許されない「死のロード」です。はっきり言って意識朦朧です。
受け身の姿勢で講義を聴き、目的意識なく答練を受けてしまうと、来年の5月以降、基本論点すら身についておらず、間違いなく後悔することになります。
過去、各執筆陣が口を酸っぱくして、「能動的に攻めの姿勢で学習すること」、「予習重視」を強調しています。
早速、左のカテゴリーで探してみてくださいね。
◆「企業経営理論」はもっとも重要◆
受験校によりますが、ストレートコースで最初に学習する科目は「企業経営理論」か「財務・会計」のどちらかであることが多いと思います。
TACの場合は「企業経営理論」の基本講義が8回ですね。
講師から説明を受けていると思いますが、診断士試験のすべての基礎はこの科目にあります。
2次試験に直結していることもお聴きになっていると思います。
この科目を苦手としてしまうと、勉強がつらくなってしまいます。他の科目と連動している内容が多いためです。
診断士試験を受けようという方は、経営に関心を持たれている方がほとんどだと思いますので、恐らくこの科目は好きな方が多いとは思います。
受験校のテキストや補助教材、問題集を駆使して、最初の答練(TACであれば養成答練)で高成績が取れるよう、ガシガシ取り組んでみてください。
何をどうやったら高得点が取れるか、自分なりの戦略や目的を考えるのもこの試験に合格するための重要な要素です。
経営戦略はSWOT分析等、会社で習ったこともある方も多いでしょうし、組織論は自分の属している会社等の組織に当てはめてみると案外、うなずくことがある(うちは事業部制組織だなとか、こんな上司いるいる、とか)。
マーケティングは、小売・サービス業を仕事としている方はご自分のお仕事の経験から理解しやすいでしょうし、理論として「ああなるほど!」と得心がいくことも多いはず。
そうでない方も消費者として身近な世界ですから、3分野の中ではまだとっつきやすいのではないかと思います。
今後、1次記事も少しずつアップしてまいります。
ではこれからもよろしくお願いいたします!
by こぐま
匿名さま、名無しさんさま
貴重な生々しいご経験をコメントいただき、ありがとうございます。
テキストの厚さや教材の多さに最初、圧倒されてしまいますが、先取りするペースをつかみ、答練で高得点をとる「癖」をつけることができれば、自然に合格実力がついてきますね。
確かに死にものぐるいに近い状態です。
おっしゃるとおり、1次試験の難易度は毎年、工夫されていて、たぶん400点前後に大きな山がくるようになっているんでしょうね。
また1次試験を余裕をもってクリアできれば、2次試験対策にも有利に働くと思います。
基本的には養成答練より完成答練・模試・本試験(この3つの難易度は余り変わりません)の点数が良くなることはありません。
つまり養成答練で60点取れなければ、ストレート合格に赤信号が灯ると思った方がいいです。
一次ストレート突破組だけに絞ると養成答練で60点overは最低クリアライン、平均70~80点といった感じでしたから。
死にものぐるいでやれば誰でも突破できる。但し死にものぐるいでやらなければ突破できない。
診断士試験の一次試験の難易度は絶妙です。
是非頑張ってみてください。
1次試験までに痛感した事を思い出しました。正にこぐまさんがおっしゃる通りで「次の科目に入ったら、その前に習った科目を復習する余裕は普通ありません。そして、次から次に科目がどんどん積みあがっていく」でした。
私の場合、得意教科の経営情報システムに入ったところで、それまでの教科を振り返る事が出来たので、ビハインドを取り戻せましたが、そのような「強み」が無いと、まず追いつくだけで精いっぱいだと思います。
今正にスタートなされた方・これから始める方には、道場流のペース配分は決して大げさではなく、一次ストレート合格を目指すならマストだと思っておいた方が良い、と言うのが私の経験から得た結論です。