私の失敗と対策

こんばんは!アックルです。

先週はT○C模試お疲れさまでした。多くの受験生が2次試験の学習を初めて1カ月弱の状態で挑んだ模試はとても難しかったと思います。

はっきり言えるのは、模試の成績を全く気にすることはないこと。
ここから死に物狂いで頑張り、開眼すれば一気に得点が伸びます。
人によって開眼するタイミングはことなると思いますが、「努力は実る」という言葉を信じましょう。

昨年の私も模試の頃は皆さんと同じように全くできませんでした(下図参照)。模試で平均点を超えたのは事例Ⅳと、かろうじて事例Ⅰの2科目だけでした。
しかし、その後の最終集中特訓辺りから事例Ⅲを除いた科目の実力が付き始め、ついにはオプションゼミで最も苦手な事例Ⅲで高得点を取ることができました。

開眼したきっかけは正直よく分かりません。
ただ言えるのはストイックに事例問題を毎日解き続けたこと、そして解きっぱなしにはせず、しっかり復習しEXCELでまとめたことです

さて、今週は「失敗の類型化」ということですが、私が多くやらかした失敗は大きく分けて3つです。

1.時間が足りない

2.マスが埋まらない。もしくは足りない。

3.日本語がおかしい。文章がまとまらない。

皆さんも心当たりがありませんか?

では、一つずつよくやらかした失敗とその対策。

1.時間が足りない

私の場合は特に事例ⅠとⅢでいつも時間が足りずに、ひどいときには設問一つが全くの空欄のまま時間終了となってしまいました。
実はT○C模試のときも事例Ⅲでやってしまいました!
これって凄く悔しかったですよ。「あと、20分あればもっと点数が取れたのに!」なんて考えてしまいましたが、そんなこと言っても無駄。
以前にも似たようなことを言ったかもしれないですが、どんなに素晴らしい解答を書ける実力を持っていたとしても、それを80分以内にまとめる力がなければ
合格はできません。

では、どうすれば80分以内で解けるのか?私のとった対策は2つ。

(1)設問を解く順番を決める。

(2)難しい問題は部分点だけ狙う。

(1)については、問題1から順番に解くのではなく、簡単そうな問題からドンドン解いていく。
これをすることで、時間は増えます。
なぜなら順番に解くと、いきなり第1問から難問だった場合、その問題に時間を取られて先に進めず、結局他の簡単だったかもしれない問題を解く時間がなくなってしまいますが、
問題の難易度を判断し、簡単そうな問題から解いていくと難問にかける時間が多く増えるからです。

(2)についてですが、(1)で難問にかける時間が十分に取れたとしても、難しい問題はやっぱり難しい。
そういう問題は誰も解けないから捨ててしまってもOKかもしれません。
実は本試験でも全くの空欄のまま提出した設問が多少あったとしても合格している人は結構いるそうです。簡単もしくは標準的な問題に十分時間をかけるというのも一つの手です。
でも、捨てるのはちょっと怖いですね。
私も完全に捨てるということはしませんでした。

私の取った対策は部分点狙いです。 これは皆さんもよくやっていると思うので当たり前のことかもしれません。
でも、具体的にどう狙うのかよく分からない人が多いかもしれません。
例えば、私はT○Cの講師からこういう作戦を教えて頂きました。

しばしば事例問題、特に事例Ⅲの工程の問題などで「~の原因とその改善策を150字で述べよ。」というのが出ると思います。
こういう問題って、原因は与件文に書いてあるから分かるけど、改善策は難しいって感じません。答えを見ても、「そんなの分かるか!!」と言いたくなるような
問題も多くないですか?
特に難問だった場合は、改善策を一生懸命考えても時間がかかるだけで、 さっきも言ったとおり他の問題に使う時間が足りなくなる恐れがあります。
このような問題(あくまで難問だった場合ですよ)文字数のうち7~8割は原因を記入しちゃいましょう。残り2~3割で何らかの改善策を書き、あまり時間を使わないようにしましょう。
改善策はズレテいても、原因さえ抑えていれば、意外と部分点はもらえるはずです。
是非試してみて下さい。

う!やばい!もう深夜の1時前だ!というわけでごめんなさい。2と3はまとめちゃいます。

2.マスが埋まらない、もしくは足りない。
3.日本語がおかしい。文章がまとまらない。

これは最初の方はホントに苦労しました。特に慣れないうちは字数の感覚がつかめないから、自分では100字位だろうと思っても、実際に書いてみたら70字位しか埋まらなくて「残り30字何を書こう?」とか逆に字数が足りなくて肝心の結論が書けないとか。
また、書いてみたら日本語が変で、消しゴムで全て消して書きなおすなどの失敗もたくさんやりました。
消しゴムを使うというのはダブルでタイムロスです。書いた時間とそれを消す時間。
80分の短い時間では消しゴムは極力使わないようにしなければなりません。

では、これらのことについて私はどのような対策をとったか?

模範解答や成績優秀者の答案を見て、カタを学ぶ

え?別に驚くような対策じゃない?ごめんなさい。でも、魔法の杖なんてありませんよ。
優秀な答案を見て、それを真似る。それを繰り返すことが効果的です。
成績優秀者の解答は学ぶべき点が多いです。論理的だし、だらだらと書かずに分かりやすく、短いワンセンテンスに多くのキーワードが含まれている。

私はこれらの優秀な答案を徹底的に研究し、文章の書き方を学びました。

また、自分なりにアレンジして問題文を読んだ段階で、解答文の型を決める手法を身につけました。(えっ?大したことない。そんなのやってるよ?)

具体的には例えば「C社のOEM供給体制の特徴を戦略的な観点から120字以内で説明せよ。」という問題があるとします。
私は問題文を読んだ時点で、解答文の型をこのように決めて、問題の余白などに書いておきます。

「C社はOEM供給体制の特徴は~である。C社は~の戦略を行った。」

あとは具体的な内容を埋めるだけ。型を決めることで文章を書くのがかなり楽になります。試してみて下さい。

最後に写経をすべきか?やっても意味がないのか?など賛否両論があります。

私は写経をやりました。

たま~に頭を使いすぎて疲れているときなどに、模範解答や成績優秀者の答案をそのまま写してました。

効果は少しはあったと思います。見るだけよりも、手を動かすなど五感を使うことで、優秀者の型を吸収できたのではないかと思います。

さて、本日の私のブログは文章が上手くまとまってないですね(笑)。

では、ここまで。

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