【スト生向け2次対策】初めての演習に向けて

みなさんこんにちは、コニケンです
1次試験から間もなく2週間が経とうとしています。OPEN DAYでもみなさんから本当にたくさんのコメントを頂きましたが、時間が経つのもあっという間ですね!
2次を初めて受ける方にとっては、新たなチャレンジが始まっていると思います。3代目執筆陣がお送りしている、2次スタートダッシュ特集は今のところいかがでしょう?徐々にイメージが湧いてきましたか?
何度か記事でも書きましたが、私も1次が終わるまで、2次の勉強は一切取り組みませんでした。最初は全く何が何だか分からず2次の学習を始めましたが、それでも2か月半という短い期間、やるべきことを明確にした上で、あきらめず最後まで突き進んだからストレート合格が手に入れられたと思っています。
まだ2週間ですが、「ああ何だかヤバそうだな・・・どうせ一発で受かりっこないよな」なんてモヤモヤ思っているあなた、改めて強調したいのは、絶対にここで諦めないでください!
たしかに2次経験者と比べると、最初の実力差が大きいのはたしかです。模試でボロボロになることだってあり得ます(実際私がそうでした)。それでもある時点でコツがつかめれば、一気に道が拓けてくるはずです!そのある時点が10/21の本番前に来ればいいのです
「余裕」のレベルに持っていくことは、普通に考えたらとても難しいことなので、とにかくそのギリギリのところで合格レベルを超えられるように、みんなで頑張っていきましょう!
本道場でも、来週から各事例に関する具体的なポイントについて書いていきますので、是非参考にしてみてください。

さて、予備校の講義を受けている方(週末生の場合)は、明日からいよいよ第一回目の演習(事例Ⅰ&Ⅱ)が始まると思います。今日の記事は、先日のスタートダッシュセミナーで私が言ったことも散りばめつつ、初めて演習を受ける方にとって①受講前 ②受講中 ③受講後という各フェーズで簡単にポイントをご紹介していきます

①受講前
みなさん、さすがに過去問一年分は解きましたか?各事例の出題形式、主要論点など、何となくはイメージ湧きましたか??
まだ過去問を解いていない方。厳しいですが、早くも少し遅れていますよ!是非これから挽回していきましょう。
とは言えもちろん過去には戻れないので、せめて与件文と問題文を一回読むだけでも今夜中に済ませておきましょう。やはり、どんな出題形式か分からずいきなり立ち向かうのは厳しいですよ。
あとは、少しバカバカしく思われるかもしれませんが、鉛筆で文字を書くことに慣れておきましょう。普段パソコン・携帯での文字入力がほとんである我々にとって、最初は意外と手が動かないものです。明日までに問題を解く時間がない方は、各与件文の最初の段落を書き写すあたりから準備を初めてください。「100字の長さ」というものを体感して頂きたいです。

すでに過去問を一度解いた方。本当におつかれさまでした。最初は本当に疲れたと思います。今夜は、もう一度各事例が何を主要論点にしてくるかをテキスト等で確認して(事例Ⅰ:組織・人事、事例Ⅱ:流通・マーケティングetc)、T〇Cであれば先週使った直前講義テキスト一次テキスト該当部分を改めて読むことをオススメします。
決して知識重視の試験ではありませんが、やはり最低限の引き出しがないと、与件文に対する解釈の幅、そして問題文に対する解答の幅が残念ながらその時点で狭まります。
その際、単にテキストを読んでフムフムと納得するだけでなく、2次だからこそ、自分の言葉で実際に書けるレベルまでになっておく必要がありますよ。なるべく早い段階で押さえておけば、きっと後が楽になるはずです。
あとは、一度解いたのであれば、初めての80分間を振り返った上で、「次は80分をどう過ごすか?」という作戦を立ててみてください。アンドロメダさんの記事も参考になります。
本番までに平均して12~15周(48~60事例)解くことになると思いますが、毎回これをブラッシュアップして、問題文にどのように線を引くか等も含めて、自分の解き方を確立していくことになります。それを確立するためにも、毎回良かったこと・悪かったことを自ら振り返ることが大切です。最初の演習に向けて、初めての「振り返り」を行ってみることをオススメします。

②受講中
さて、いざ演習本番。自分の机で解くのと違って、教室だとある程度緊張感に包まれていて、隣の人が自分より早く解答を書き出したら、多少焦ることもあるかもしれません。
まず言いたいのは、マス目をしっかり埋めるところから始めましょう。当然、マス目を埋めないと点数に繋がりませんし、せっかく先生に添削してもらえるのに、何も書いてなかったら見てもらうことすらできません。
80分間という時間はたしかに短いですし、「こんな解答でいいのだろうか・・・ハズカシイ・・・」と不安に思ってしまうかもしれませんが(最初から完ペキな解答を書ける人なんていません!)、まず初めのうちは埋め切ること・書き切ることを意識しながら取り組むといいと思います。

もちろん、ただ埋めるだけでなく、今のうちから是非意識したい解答の基本方針としては、
・約20字で1エッセンス
⇒100文字の解答なら4~5要素は盛り込む必要アリ。カッコいい(まわりくどい?)日本語を目指すのではなく、シンプルかつ端的に!

・問題文に沿って答えればきっと大幅に外れることは無い
⇒「問題点と解決策を100字で述べよ」と聞かれたら、「問題点は~と~(40字)。解決策は~と~(60字)」のようなイメージで書けば良い

・並列列挙ももちろん可
⇒日本語的になかなか繋げにくかったら「問題点は①~②~③」といわゆる箇条書き風にするのもアリ。ただし、列挙するもののレベル感をある程度合わせることも大事。

③受講後
一週間後に添削されて返却されますが、まず言えるのは、点数に一喜一憂しないこと!(さすがに分かっていると思いますが…)
最初のうち、特に事例Ⅰは点数が絶望的に低いのは仕方がないことです。「こんな点数、人生でも取ったことがない・・・」なんてことがあるかもしれませんが、ここでくじけないことが、ある意味ストレート生にとっては一つの分かれ道です。2か月後に50~60点レベルまで持っていければいいのです。
逆に、予想より点数が高かった方。事例Ⅱだとあり得るかもしれません。前に進むモチベーションにして頂くのはもちろん良いことだと思いますが、1次と違って、最初のうちは点数がなかなか安定しないのも2次の特徴です。もしかしたら、2周目は一気に点数が落ちるかもしれません(実際私もそうでした)
「高得点だから復習は程々でいいや」なんて決して思わず、振り返り分析はしっかりとやりましょう
以下、セミナーで言ったことですが、答案返却後、自分の解答と模範解答との差を確認するとき、ただ何となくその「差」を見るのではなく、しっかりとチェックすべきポイントに従って見ていくのがいいでしょう。
その「ポイント」というのは、演習直後の解説講義や模範解答の解説にも散りばめられていますが、その一部はこんな感じです:
・要素として何が足りなかったか?
⇒解答に書けたことよりも、しっかりと解説を読んで、書けなかったことに着目しましょう(もちろん、この時点でしっかりと書けた点は自分を誉めて良いです)

・なぜ見つけられなかったか?
⇒大事なポイントだと見破れなかったか??鉛筆で問題文中にマークできているのにもかかわらず、解答作成のときにうっかり見落としていたなんてことも。。

・なぜ思い浮かばなかったか?
⇒冒頭にも言ったように、解答の幅を広げるためにも、最低限の知識はしっかりと押さえましょう

・なぜ要素を当てはめる問題を間違えてしまったか?
⇒2次で最もありがちなことです。正直、色々と見えてくるようになればなるほど、どの問題にそれを使うか迷うようになります。しかし、基本的に使う問題は一つです。それを間違えてしまうと、2問分落とすことになり、モッタイないですよね。「自分がなぜこの問題にその要素を使ったのか、なぜこちらの問題の方がより相応しいのか・・・」など、解説を参考にしながら自問自答してみてください。

これを毎回やっていくと時間がかかりますよね!でも、2次の学習というのはそういうものなのです。これを12~15周やるためには、本気で時間を確保して、休みなく全力で取り組む必要があることがよく分かると思います。
実際、最初で最後の2次模試まであと2週間。いきなり良い結果はなかなか望めませんが(私はD判定でボロボロでした。仕方ない、と言ったらそれまでですが…)あと2週間でもやれることはしっかりとやっておきたいですよね。
次週からは、事例Ⅳの財務・会計を中心に、第一問の経営分析対策および具体的な勉強法等について記事をお送りしますので、お楽しみに!

~最後にご連絡~
先日のセミナーにご参加されたみなさん、貴重なコメント・フィードバックを多数頂きありがとうございました!自分もプレゼンターだったので、本当にありがたく思っています。必ず次回以降に活かします。
さて、アンケートをご回答頂いたにも関わらず、まだプレゼン資料のPDFが届いていない方は、同じ連絡先にご一報頂けないでしょうか?(何名の方で送信エラーが発生しております)。ご協力よろしくお願いいたします

ちなみに、私は本日から2回目の実務補習です。前回は小売でしたが、今回はガラっと変わって製造業なので、また色々と学べることにとてもワクワクしています。
まだまだ暑い日が続きますが、お互い頑張っていきましょう!

byコニケン

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