こんにちは。こぐまです。

私の原稿が間に合わず、ひめ2日連投をお願いし、1次試験後、初めての投稿となります。
今日の記事は、初めて2次対策に取り組むストレート生向けです。

まずは暑い中での2日間、本当にお疲れさまでした。

自己採点合格の方、残念ながら及ばなかった方、結果がどちらであっても最後まで戦い抜かれたことに敬意を表したいと思います。

 

さて、受験校での2次講義が早いところで今週からスタートします。2次試験までの11週間のうち、早くも1週間が過ぎようとしています
真剣にストレート合格を目指している方は、ひめのこの記事の中のひとつでもいいですから、無理やりでも時間を作って試してみてください。

とりあえず私がお勧めしたいのは、どの年度の過去問でもよいですから、1年分の事例Ⅰ~Ⅳを解いてみることです。
最初から本丸攻め。

とはいえ・・・「いきなり解けるかい、こんなもん! ボケこぐま!」とまたまた罵声が飛んできそうです。

そこで初めて事例に接する方に、「事例問題とは何ぞや?」を知ることを目的に、あまり時間をかけずにできるだけ早めにやっておきたい、過去問への取り組み方を提案します(可能な方は実際に解いてくださいね)。

まず事例Ⅰ~Ⅲについて。

 

◆「解いたつもり」になる◆

お手元に過去問題集(解答解説付き)はありますか?
最初に手を付ける事例問題ですが、Ⅰ~Ⅲについては、比較的、根拠やヒントを与件から読み取りやすい正攻法の事例がよいと思います。

参考までに次の事例を挙げておきます。

事例Ⅰ・・・平成22年度(砂糖商社)
事例Ⅱ・・・平成21年度(スポーツ用品店)
事例Ⅲ・・・平成23年度(金属製家具製造業)

各事例について、時間を計りながら、下記の作業を進めてください。

1.事例文の第1段落を読む

どんな会社が登場するのか、ざっくりと捉えましょう。業種、取扱商品、創業年度、社員数(正社員とパート・アルバイト)、業績の動向、社長の簡単なプロフィールなどが出ています。

2.設問をすべて読んでみる

どんな会社なのかを頭に入れた上で、とりあえず事例文から離れて設問を第1問から最終設問までじっくりと読んでみてください。
やり方は人それぞれですが(今は方法論はいらないです)、ゆっくりで結構ですので、どんなことを問うているのか、を正確に把握することを主眼に読んでみましょう。

3.事例文を読む

設問をだいたい頭に入れたら、また事例文に戻り、今度は最初から最後までざっと読んでみましょう
現段階では、あまり神経質になる必要はないです。
事例文がどういう構成で作られているか、各段落の繋がりや接続詞などに留意して、読み通してください。

4.設問へ戻る

さて、事例文を一通り読んでみて、各設問をもう一度読んでみてください。
覚えていましたか?
案外、各設問の問いかけを忘れていませんか?

今度は事例文を思い出しながら設問を読み直してください。
何か、答えらしきものが頭に浮かぶでしょうか?
たぶん、「むむむ?」となるのでは?

はい、ここまでで何分経過していますか?
経過時間を記録しておいてください。

5.事例文を汚してみる

設問の要求内容を理解できたと思ったら、今度はシャーペンを持って事例文をじっくりと読んでみてください。

設問を思い出しながら(思い出せなかったら設問をまた見ながら)、関係しそうなところにどんな方法でもいいので、シャーペンで線を引くなり、印を付けるなりしてみてください。

 

迷ってもとにかく最後まで読み通して、事例文をシャーペンで汚していってください。できれば、これは第○問に関係しそうだ、と考えながら線を引いていくとさらによし。

ここでもう1回、経過時間を記録してください。

6.第1問の解答を「考えて」みる

考えてみて、メモ程度で十分なのでちょっと書いてみてください。単語の羅列になっても今は構いませんよ。
どの部分が第1問に関係しそうか、汚した事例文からひとつでも選べるでしょうか? 複数あるかもしれません。

ここまでで結構です。さて最初の1から何分経過していましたか?
40分以内ならば上出来です。たぶん真剣に答えようと読んでいたら、それ以上の時間がこの段階でかかっていると思います。

7.模範解答を読む

あれ、他の問題は考えなくていいの?と思われるでしょうが、今週はこの程度で十分です。
模範解答を「読んで」みてください。全問ですよ

どうでしょう? これなら書けるぞと思う方はいらっしゃるでしょうか?
設問と模範解答を読み比べて、どうしてそういう内容、構造、因果関係になっているのか、理解できるでしょうか?

作業としては以上です。何も対策をやっていない段階では、これだけでも過去問を「解いた」と感じられるレベルです

 

◆読むだけ?◆

 

はい、読むだけです。
ただし、設問と模範解答とのつながりを理解する努力はしてみてください。

そして、模範解答の中で、事例文がどのように使用されているか、引用されているか、因果関係に注意して分析的な目で見てみましょう。

設問で問うていることに対して、事例文からどういう根拠を拾っているか、また改善策や施策等をどのようなキーワードで表現して、どのように期待効果を説明しているか、 つまり、設問と解答がどのように呼応しているのかをよく読み込んでみてください。

設問が要求している答えは、「会社の特徴」なのか、「理由」、「問題点」、「課題」なのか、「改善策」、「取るべき施策」なのか、また戦略提言であれば、どのレベルの戦略を求めているのか、等々、模範解答を読みながら確認してください。

模範解答から逆に設問の要求が何なのか?を理解することも、今の勉強法として有効と思います。
設問の要求に対して、不足しても、それ以上のことを書いても×です。
あくまで設問に素直に解答すること。

当然のことですが、要求内容をきちんと掴めなかった設問がそれなりにあるはずです。
現段階でそこに気付くことが、「読む」だけでも得られる大きな収穫です。

上記は一例ですが、各事例ひとつずつ、計3事例、1週間以内にやってみてはいかがでしょうか?
それだけでも、事例問題がぐっと身近に感じられるはずです。

そして、受験校の最初の講義が、何もしないよりは理解しやすくなると思います。
過去問は解くためだけにあるのではなく、実際に出題される問題の内容や形式、問われ方を知るためにも使えます。

いずれはガチで解くことになる問題ですが、すぐに答えは忘れますので(笑)、後生大事にきれいに取っておく必要はなく、早速、ぐりぐりと汚してみて、「ふーん、こんなもんなのか」を知るだけでも、大きなスタートダッシュです。

 

◆事例Ⅳ◆

ストレート生が絶対武器にしたい事例Ⅳ
しかし、1次試験の財務・会計が得意な方でも、一筋縄ではいかない年度が続いていました。特に平成21年度は超絶的難問揃い

今週の事例Ⅳへの取組みですが、次のいずれかをご自分の好みでやってみてはどうでしょう?

・平成22年度を一通り解いてみる
・平成21、22年度の第1問の経営分析だけ2年度分解いてみる

昨年度の第1問はやや特殊だったので、上記2年度をお勧めします。
事例文と貸借対照表、損益計算書をきちんと読んでみて、時間制限は設けずに自力で解いてみてください。もちろん電卓を使って。

 

身体でその重みや難しさを感じて、例えば経営指標であればどんな選び方がオーソドックスなのか同業他社との優劣をどのように判断するのかそもそも指標の計算式を覚えているか、などのチェックに使ってみてください。

正しい指標を選べなくても悲観する必要はありません。
出題形式や問われ方を知ることが重要なのです。
得るところ大ですよ。

指標がうろ覚えであれば、1次試験で使った財務・会計の問題集の該当部分をざっと見直すのも有効かと思います。
2次試験で必要とされる指標はそんなに多くありませんので、あまり身構えずに解いてみてください。

 

◆まとめ◆

何だかしつこい記事だなあ、と思われた方、すみません。
去年の今頃の私は、いったい何をすればいいのかさっぱりわからずに無為な1週間を過ごしたため、その過ちを犯してほしくないとの気持ちから、過去問を使った「時短予習を提示させていただきました。

模範解答を「読む」だけでも頭を酷使する作業です。2次脳への切り替えにも効果的だと思います。
いきなり解くのはきついよ、という方は是非お試しください。

by こぐま



コメント & トラックバック

こんにちは。先日のセミナーありがとうございました。(懇親会不参加ですいません…)早速「時短予習」トライしてみます。と言いつつ、金曜日からM校、土曜日からT校の二次対策講義始まるので、予習もへたったくれもないのですが…

ばんちょうさま

2次対策セミナーへのご参加、ありがとうございました。少しでもお役に立つヒントを持ち帰っていただいていれば幸いです。

2つ行かれるんですね。ただできるだけ早く、どっちのやり方を踏襲するか、決めたほうがいいと思います。
2つのメソッドをごっちゃにしたり、双方からのいいとこ取りは、致命的になりかねませんので・・・老婆心ながら。

頑張ってください!

こぐま先生、ありがとうございます。

7月2日のこぐまさんのご意見通り、勉強し、
合格したようです。
(模試後の勉強方法)

2次も、ご意見通り、勉強してみます。
今日、こぐま先生のやり方で、事例1を解いてみました。抵抗はすくなかったです。

おっしゃるとおり、2次脳作成までは、時間が
かかりそうです。疲れました。(^O^)

これからも、アドバイスお願いいたします。

まずは、御礼まで。

はせちゃんさま

1次突破、おめでとうございます!
ありがたいコメント、励みになります。

最初は「何が何やら」なんですが、事例を読むのが楽しくなって来ればしめたものです(それでもなかなかいい点が取れないのがこの試験の難しさですが)。

受験校に通われているのであれば、答練をこなしつつ、是非、講師を最良のアドバイザー、カウンセラーとして、合格への最短距離を駆け抜けてください!

今後、執筆陣を挙げて、少しでもお役に立てるような2次記事をアップしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

ご健闘をお祈りします!

いつも、大変お世話になっています。

早速、5年分、「解いたつもり」作戦をやってみました。

次のステップへのアドバイスが、ありましたら、
お願いいたします。

大変な試験であることを、
実感してきました。(^O^)

はせちゃんさま

コメントいただきありがとうございます。
5年分!ですか。すごい集中力ですね。

あとは、80分のタイムマネジメントを身体で覚えるためにも、受験校の答練を最重視して自分で書いていくことだと思います。

答練の都度、できたこと、できなかったことを、模範解答や講師の解説をもとに明らかにし、PDCAを愚直に回して次の答練に活かしていくことです。

また、(5年分をやられたのですでに感じていらっしゃると思いますが)それぞれの事例の違いを理解することも、合格答案を目指すために重要なポイントだと思います。

ひめの直近の2つの記事が有益な考え方を提供していると思いますので、そちらも是非、熟読してみてください。

是非、受験校と講師を最大限に活用して事例に開眼してください!

はせちゃんさま

すみません、ひとつ書き忘れました。
.
事例毎の違いに加え、各事例において事例内容は変わっても、問われていること(設問の内容)は似ている、ということにも着目してみてはいかがでしょうか?

特に事例Ⅲなどは、これでもか、というくらい、似たようなことが繰り返し問われていると思います。
事例Ⅱもバラエティには富んでいますが、テーマは似ていることが多いように思います。
.
設問と対照させながら模範解答を繰り返し読んでみて、毎年、共通して問われていることを把握してみるのも、開眼に向けての一つの方法かと考えます。

開眼できずに悩んだ時に私が採った方法で、答えを最初から読むのには少なからず抵抗はあるものの、設問要求を理解する上で効果はあったと思っています。ご参考までに。

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