【2011年合格目標】 TAC動画チャンネルフォローアップ その7~ストレート生の二次対策

こんにちは。ハカセ です。

恥ずかしながら、一発合格道場の執筆メンバーで、「TAC動画チャンネル」に出演させて頂きました。

合格体験談の動画は → こちら (動画)
動画の補足資料は   → こちら (PDF)

さて、今日はTAC動画チャンネル「中小企業診断士 合格者座談会」のフォロー企画全7回中の最終回、「ストレート生の二次対策」を補足説明!

8/30 月 全体概要
8/31 火 勉強時間の確保
9/1 水  予習中心の能動学習 
9/2 木  アウトプット学習
9/3 金  合格への熱い思い
9/4 土  ストレート生の一次対策
9/5 日  ストレート生の二次対策  ←今日はココ

◇ ストレート合格とは ◇

当道場で執筆している5人は、全員、「ストレート合格」を果たしました。ご存じの方も多いと思いますが、中小企業診断士試験は、「一次試験」と「二次試験」を両方とも合格しなければいけません。

ストレート合格とは、広義には「一次試験と二次試験を同じ年に合格する」ことを指し、狭義には「初めての受験で一次試験と二次試験を同じ年に一発で合格する」ことを指します。我々5人は「初学者・一発・ストレート合格」を果たしています。

◇ ストレート生にとって二次試験は壁 ◇

初学者ストレート合格を目指す皆さん。脅かすわけではありませんが、ストレート生にとって二次試験は非常に高い壁です。

「一次試験」は、マークシートの選択式試験(四択、または五択)です。基本的に選択肢のどれかが正解ということになります。よって、一次試験は「知識の試験」という意味合いが強いのが特徴です。

一方で「二次試験」はつかみどころがなく、ストレート生にはやや対応が難しいというのが実感です。

◇ Sカーブを信じる ◇

上の図をご覧ください。赤色の曲線が初学者の習熟度合いを、青色の直線が経験者の習熟度合いを表しています。このグラフが表すように、一次試験が終わった直後の段階では、ストレート生と経験者に比べると知識・筆記のレベルが違うのが分かります。これが、一次試験終了直後、われわれストレート生が感じた実感です。

しかし、自分の力を信じてある程度勉強すると、経験効果も手伝って、実力がググっと上がって来て、Sカーブを描くようになります。このSカーブの急上昇を10月末までに実現出来るかどうか、経験者に追いつくことができるかどうかが、ストレート合格出来るかどうかの岐路になります。

よって、なるべく早い段階でこのS字カーブの急上昇を発生させることが大事です。そのために僕らが実践したことを申し上げます。

1.必ず正解がある前提で解く

二次試験というのは、ある企業に関する説明が2-3ページにわたって記載され、それを踏まえて、たとえば「改善提案を150字以内で述べよ」などという設問が出ます。

「経営コンサルタントとしてアドバイスをするのだから、何を書いてもいいんじゃないか」という錯覚に陥りますが、実はこれがストレート生が陥る最大の罠です。

二次試験が「試験」である以上、そして「採点」がある以上、「必ず出題者が用意した解答というものがあるはずだ」 という前提で解かなければいけないのです。ストレート生はこれに気付くのに少々時間がかかるかもしれません。

2.ゴールとルールを意識する

その正解を「ゴール」とするならば、その正解に導いてくれる「ルール」、つまり「制約」があるはず。それらの存在に気づくことによって、実力がググっとUPしたという実感があります。

ですから、この「ゴール」と「ルール」の存在をしっかり把握することが、二次試験合格へのカギとなる点だと僕らは思っています。

3.愚直さ

そこで大事なのが「愚直さ」です。事例のゴールをルールを意識すると、「なんだか代り映えのない、平凡な答えになってしまったなぁ」とか、「これでいいのかなぁ、もう少し気の利いた答えの方がいいんじゃなかろうか」という下心(笑)が生じます。

しかし、前項で確認したように、設問者側は「キラリと光る世界で一つだけの答え」を期待しているのではなく、この課題の中でのセオリーは何ですか、と聞かれていると考えるべきなのです。ですから、至ってノーマルに、至ってシンプルに、回答を書くように心がけました。

4.グループ学習

その過程で役に立ったのがグループ学習でした。

通学講座での仲間とグループ学習を実施し、そこで答案を交換し合うことで、受験仲間の思考方法や表現の工夫などを取り入れることが出来ました。「あ、この回答なら自分でも書けそうかな」という気付きを大事にして、みんなで高めあうことで、合格への階段を一つずつ登って行きました。

なお、グループ学習というのはストレート合格に必ずしも必須というわけではありません。僕は JC や ふうじん たちとグループ学習をしていましたが、通信制の アックル はグループ学習をしていませんでした。

アックルはそこを自分で工夫して、(1) 一度解いた事例を時間をおいて解いてみて、前回の自分の答案と今回のものを比べてみる、(2) TAC の HP で掲載される模範答案を参考にした、などの手法で、グループ学習と同様の効果を得られるようにしたとのことです。

ですから、グループ学習しないと合格できないということはなさそうですが、でも、他人の答案を見てみることの効用は大きそうですね。

——

2次試験については、まだまだ沢山話したいことがあったのですが、時間制限があることと、この動画は2011年合格目標の方が診断士講座を受講するにあたって視聴するものなので、2次対策はここまで。

これ以降の2次試験対策については、一発合格道場二次試験対策のカテゴリー をご覧くださいね。

by ハカセ 

 

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