一気に広がる可能性

みなさんこんにちは。アンドロメダです。

昨日までの総まとめも全科目が終了し、明日からは執筆陣によるカウントダウン記事が始まります。直前期ということもあり、かなり悶々としている受験生もいるかと思いますが、明日からの力強いコメントでガッツリ皆さんにエネルギーを注入していこうと思います。

では、今日の私の記事は何をテーマにしようか・・・悩んだ結果、みなさんに少しでもいいイメージを持って頂くために、診断士に合格してからの私の1年を振り返ることで、合格後のイメージをして頂いて試験へのテンションを上げていただこうと思います。

1.研究会への入会

合格してすぐに、某研究会への入会を決めました。研究会と言ってもいろいろあると思いますが、私の所属している研究会はどちらかと言えばゆるい部類に入ると思います。2ヵ月に1回のペースで研究会が開かれ、その中で「こんなことをやりたいので人を募集します!」だとか、「今度こんな催しがあるので、その中で発表してみませんか?」とか、活発なやり取りがあります。また、会員にプレゼンの機会が与えられ、たくさんの会員の方がいらっしゃる前でプレゼンをしてそのフィードバックまで受けられるチャンスがありました。
新人でもない社会人が、プレゼンスキルのフィードバックを受けられる機会なんてもはやそうあるものではありません。それだけでも貴重なことなのに、社外の、しかも立場も年齢もバラバラな方々と打ち解けて、未来に向かって明るい話ができる仲間を一気に得られる場に参加できていることがとても有り難く、同時に誇りに思えています。
そうこうしているうちに会員の方とも距離が近づき、より一層プロジェクトの立ち上げがしやすい環境が自然と生まれていきました。

2.研究会内プロジェクトへの参加

そのプレゼンの中で、「自分の強み」を会員の方に発表しました。するとどうでしょう。私の強みを聞いて下さったかたから、「とあるサイトを運営している企業で困っているところがあってね。その企業にアドバイスをしたいのだけど、ぜひ一緒にどうですか?」というような声をかけて頂きました。それが私の最初の診断士としての仕事になりました(実務補習1回分に相当したので、金銭的にも助かりましたww)。
このように、様々な分野に強みを持っている方々がいらっしゃり、それぞれの強みを生かしてチームを作りアドバイスをしていくなんて、普通は味わえない体験です。私から見たら大先輩にあたる方々の意見を聞き、それをまとめるだけでもためになる、そんな経験になりました。

 

3.会社という縛りへの疑問

そんな中で、私が属している会社でちょっとした悶着がありました。その悶着の結果思ったことは、「会社の方針で自分の望まない仕事をすることが、果たして自分の人生にとってどうなのか?」ということでした。おそらくこれには賛否両論あると思います。ですが、「診断士」という選択肢が自分にはあるのです。だったら、多少苦労してでもやりたいことをやりたい!と決めました。

 

4.独立への準備

そして私は独立を決意することとなります。ただ現実的な路線で言えば、SEとして働いている現状がある中で、今の技術を活かせないところにいきなり飛びこむのももったいないと思い、自分の強みを活かしながら診断士業務の勉強をできる方法を模索して、今はその方向で毎日忙しい日々を送っています。
現在決まっていることは、近々会社を辞めフリーランスのエンジニア兼診断士として働くということだけですが、個人事業主になったら、何をやるかはすべて自分が決めることになります。先ほどの「会社の方針で配属された望まない業務」と同じことをやったとしても、「自分で選んで将来のためにやっている仕事」と思えれば、業務の捉え方やモチベーションが違ってきます。
こういった決断ができたのも、自分に「診断士」という選択肢があったからです。

5.そして・・・

個人事業主としてやらなければいけないことはたくさんあります(たくさんあることを最近知りましたw)。

ですが、私には将来の目標があります。それは「地元のために働く」ということです。私の地元の町にはスキー場が2つもあり、観光客はそこそこ獲得できているものの、やはり商店街などはシャッターが閉まっているお店もちらほら見受けられます。町全体の人口が減少している中で、かなり厳しい状況です。ですが、その状況でも必死になって頑張っている店主の方々の顔も知っています。どんな方法であれ、自分の生まれ育った町をもっと元気にしたい!という想いがあります。

その目標を実現するために、自分が個人事業主としてやらなければならないことも、必要なことだと前向きに考えて実行できます。それがたとえどんなに面倒でキツイことでも。
自分が関東圏で診断士としてノウハウを蓄積し、地元に還元できれば、私を育ててくれた町に恩返しができると本気で思っています。

 

結局何が言いたいのか分からなくなってしまいましたが、独立を決意してその準備を進めていく中で感じたことは、「1人じゃない」ということです。独立するにあたって手を差し伸べてくれる方が何人もいらっしゃいました。これは本当にありがたいことです。当然自分の相当な努力も必要になってきますが、1人の力でできることには限界もあります。

それは診断士の受験も同じだと思います。1人でここまで来れた方はそういないと思います。勉強仲間、受験に理解を示してくれた家族・同僚、親身になって教えてくれた受験校の先生など、あなたを支えてくれた方はたくさんいるはずです。なので、あなたが発揮できる力はあなただけのものではありません。支えてくれたすべての方々の力が、あなたには宿っています。
その何人もの力を十分に発揮できるよう、残りの時間を最後まで無駄にしないように頑張りましょう!!

私の次の登場は1次試験前日となります。その時は、純粋な応援メッセージをお送りしたいと思っています。

それではまた。

By アンドロメダ

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一気に広がる可能性”へ2件のコメント

  1. 平平 より:

    アンドロメダ様

    こんにちは。道場の記事はいつも楽しみにしております。

    私は今年のストレート合格を目指していますが、合格後のことはボンヤリとしか考えていませんでしたが、今回の記事は興味深く読ませて頂きました。

    私は今はフリーのSE兼PGということもあり、アンドロメダ様の記事には共感できる部分が多くありました。
    早く合格して、同じ土俵に立てるようになりたいと思いました。
    そのためにはまずは目の前の一次試験を頑張らないと。

    今後も記事の更新楽しみにしております!

    1. アンドロメダ より:

      平平様

      お返事が遅くなり申し訳ありません。いつもご愛読いただきありがとうございます。
      私が受験生のとき、「合格後のことは合格後に考えればいい。とりあえず目の前の試験に集中するべし!」と思って勉強をしていましたが、平平様が仰るように「早く同じ土俵に立ちたい!」という想いはずっと持っていました。
      今年でスパッと受かってしまって早く次の段階に進むのと、もう1年同じことをやるのとでは大きな違いがあると私は思っています。なので、少しでも受験生の皆さんに明るい材料になればと思いこの記事を書かせていただきました。
      今年でスパッと合格して、1日でも早く一緒に仕事ができるといいですね!その日が来るのを楽しみにしております。暑い日が続きますが、体調万全で試験に臨んでくださいね!心より応援しております。

      アンドロメダ

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