現状と合格水準との差は?

みなさんこんにちは。アンドロメダです。

TACの1次公開模試を受けられた皆様は大変お疲れ様でした。受けた感じはいかがでしたでしょうか?結果は然ることながら、2日間で7科目と一気に対峙するというのはかなり大きな負荷がかかったと思います。
試験が終わって答え合わせをしているときに、

 「なんでこの選択肢を正答と判断したんだろう??」
 「なんでここを見落としたんだろう??」

みたいなことは多々起こります。それは単なる知識不足の場合もあるとは思いますが、やはり本番の緊張感が判断を鈍らせたり、2日間の長い戦いの中で蓄積された疲労が見落としを発生させたりします。このことに関しては、「全然問題なかったぜ~!」という方も含めて、本番では誰にでも発生し得る事象だと認識しておくが吉だと思います。
それを今回の模試で経験できた方は非常にラッキーだと思います。事実、昨年私も数問経験したことで、本番の休憩時間の使い方が如何に重要かを認識することができました。
「自分に限ってそんなこと・・・」などとは思わずに、各科目を心・技・体すべてを万全の状態にして臨めるようにしっかり準備しましょう!!

さて前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「残り1ヵ月の学習方法について」です。

1.模試の振り返りについて

模試のデータが返却されてきてまず真っ先に着手すべきは、正答率がA~Cの問題で不正解、または正解でも不安が残った問題に関して、「本番で絶対落とせない問題」として選択肢1つ1つを振り返りながら復習を行うことではないかと思います。正答率がA~Cということは、最低でも半数の受験生が正解できた問題ということであり、本番で落とすと最も差がつく問題ということになります。ですので、時間はある程度かかりますが根気よく振り返りを行うことで、不足分を補いながら確実に自分のモノにする必要があります。
また、正答率がD~Eの問題に関しては、現在の自分の立ち位置によって対応が変わってくると思います。模試の結果が全体で6割を超えている方に関しては、比較的余裕があると思いますので、費用対効果が高そうな問題(あくまでも自己判断で)から順に潰していけば盤石ですね。一方、残念ながら6割に達しなかった方は優先順位を落として余裕があれば対応することになるでしょうか。せめて正答率Dの問題はカバーしたいところです。

模試の振り返りが終わったら、残り1ヵ月の各科目への時間配分を決めることをお勧めします。具体的には、以下の内容を科目ごとにどれだけの時間をかけてやるかということです。

  •  そもそもトータでどのくらいの時間が取れるのか?
  •  テキストから知識を補充する必要があるか?ある場合はそれに充てる時間は?
  •  どの問題系教材(過去問・スピ問・模試etc)を何回転させるか?
  •  ファイナルペーパーを作成するか?するとしたらそれに充てる時間は?

模試の結果を受けて、各自が重点的にやるべき科目と、現状維持で十分な科目があったかと思いますので、どの科目も合格基準に達するよう残り時間を配分する必要があります。
2.複数の受験校の模試を受ける必要性

あと、可能性としては「ちょっと他校の模試でも受けてみようかな?」というのもあるかと思います。これから実施される受験校の模試もありますので、試しに受けてみるのもアリかもしれません。
これは100%私の体験談なので、受験生の皆さんが取捨選択すべき情報ではありますが、受験するのであれば目的をしっかり持って受験すべきだと思います。私は昨年、自分が通っていた受験校以外の模試を1つだけ受けました。正答率は6割を確保したものの、出題論点にかなりの相違があり、「とてもじゃないけどすべての論点をカバーするのは無理」と感じた経験があります。よほど余裕がある方以外は、受験の目的を「知識の補充」ではなく、「本番のシミュレーション」に設定すべきだと感じました。

  •  開始1分で何をするか?
  •  解答順番をどうするか?
  •  休憩時間の過ごし方をどうするか?

このようなポイントを試す機会はもうないでしょう。もしもう1度そのシミュレーションをする必要性を感じたのであれば、無理やり作るしかないので、他校の模試を受けるという選択肢もあると思います。

結局は、費用対効果を考えながら、今の自分が合格するために何をすべきかという基準を以って、取捨選択していきましょう! 泣いても笑っても本番まで残された時間はあと1ヵ月です。後悔のないよう1次試験の学習を締めくくりましょう!

By アンドロメダ

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