公開模試、そしてその後に…

こんばんは。wackyです。

今週末はいよいよTAC公開模試ですね。というわけで道場でも今週は模試特集!!各自がそれぞれ模試に対する心構えや準備、対策など熱い思いを記事にしています。

そんな中私からはちょっと視点を変えた記事を送ろうと思います。

ズバリ「模試の後にやること」。模試の直前に模試が終わった後の事というのも微妙ですが、今まで何度も触れられている通り、先の先を見通して行動することがストレート合格の秘訣。というわけで、早速模試の後の事を考えてみましょう

 

1.模試の後にやること(その1)

模試は「模擬試験」というわけなので、本番をシミュレートする場であることは間違いないと思うのですが、大事なのは経験すること振り返ることだと思います。経験すること自体には非常に大きな価値がありますが、その価値をさらに高めるには「振り返る」ことが大事だと考えられます。

自分が経験したことを「自分の思った通りにできたこと」「自分の思った通りにならなかったこと」に整理し、「自分の思った通りにならなかったこと」については「想定内だけど対応できなかったこと」と「想定外で対応できなかったこと」に分類して、それぞれに対して対策を検討しましょう。

 

ちなみに私の場合は以下の様な感じでした。

【想定内だけど対応できなかったこと】
・1日目の昼食後非常に眠くなってしまった
原因:眠くなることを見越して昼食を少なくしたけどそれでも眠くなった
対策:2日目の昼食はさらに少な目で試してみる。目を覚ますためのグッズを用意。

【想定外で対応できなかったこと】
・全く緊張しなかった
原因:普段授業を受けている教室だったことと周りに知り合いがいたため
対策:2日目はなるべく知り合いと話さず緊張感を保つようにする。
→これが原因かはわかりませんが、本番はかなり緊張してしまいました。

なお、想定通り対応できたことについても振り返りを行い、「何が良かったのか?」を考えておくことが大事です。たまたまうまくいったという場合は、本番で失敗する可能性もありますからね。

特に試験でミスしない仕組み(マークミスや正しい/誤りの要求解釈ミス)は非常に大事。本番前に仕組みを仕上げておくことが大事。ちゃんと結果を振り返って100%機能したかどうかを検証しましょう。

ミスしない仕組みについては下記記事を参考に。

記事1
記事2
※最後のおまけ参照

 

2.模試の後にやること(その2)

模試という経験の振り返りが終わったら次にやるのは「今後の学習計画の作成(見直し)」ではないかと思います。模試は現時点での自分の実力が確認できる場ですから、自分のポジションを確認したら1次試験に向けて「いつ」「何を」「どれくらい」を決めて本番まで突き進んでください。

さてこれ以降についてはストレート生でかつ模試で合格レベルの成績(全体で6割以上)だった方向けです。

模試で合格レベルの成績を取れた方(おそらくそれを目標としていと思うのである意味予定通り)は、1次試験の合格のメドがついたと考えられます。もちろんここで油断をすると足元をすくわれることになりますが、ここまで予定通りに進捗しているあなたならきっとそんなことにならないと思います。そこでそろそろ2次試験を眼中に入れてもよいのではないでしょうか?

先日のふうじん記事にもあったように、ストレート合格するためには常に先を読み先手先手で対応していくことが必要だと思います。模試の結果で1次試験は十分に越えられることが分かったのであれば、次に控える2次試験の対策を他のストレート生に先駆けて行っていくことは当然の戦略だと考えられます。

とはいえ、これから1次試験を迎える間に本格的に2次対策を行うのは得策ではないし、それこそ1次対策がおろそかになる可能性があります。また2次対策のキモを知らない状態で事例をやっても費用対効果の点からはおすすめできません。

そこで私がオススメしたいのは、「事例Ⅳの計算問題に絞って対策する」です。

ストレート合格を目指すうえで事例Ⅳが重要になることは以前こちらの記事でも記載した通り。事例Ⅳの計算問題を高い確度で正解できるようになれば他の受験生と差別化でき、また事例Ⅰ~Ⅲの対策に時間をより多く割くことができ合格へと近づくことができると思います。それに事例Ⅳの計算対策は1次の財務・会計の対策にも当然なるので一挙両得というところでしょうか。

具体的には以下の様な対策が考えられます。

・スピ問の計算問題を選択肢を見ないで解く
・集中特訓財務会計の計算問題を解く
・TACのオプション講義(2次事例4特訓)を受講する
→講義は既に終了していますが、DVD/通信での受講も事例Ⅳの特性上有効だと思います。

後は学習計画に2次対策を盛り込めばOK。但し、1次対策の時間を削って2次対策を行うのは逆効果であることは周知のとおり。であればさらに追加で学習時間を確保することが肝要となります。模試で合格点を取れたのなら、今後も週20時間~25時間確保できれば今の実力を維持するのは可能だと思いますが、さらに週5時間程度追加で学習時間を確保できれば、上記のような事例Ⅳ対策を行うことができ1次試験後のスタートダッシュの効果をより高めることができます。模試の結果が良いと無用な油断や緊張感の喪失を生みやすいのですが、先の先を見据えることで新たな緊張感を生むことができるのではないでしょうか。是非お試しあれ

 

模試の結果が良くなかった方は、とにかく目の前の1次試験に注力する必要があるので2次対策どころではないと思います。しかしながら、上記の様に先を見据えて動き出した他のストレート受験生と差がつくのは事実であり、不利な状況に置かれていることは間違いないでしょう。以前の記事にも書いた通り、ほとんどの受験生は「あと1ヶ月あれば…」と言うのです。だから本試験1か月前をゴールと仮定したスケジュールを作成することを推奨しているわけです。上記のような後悔をしないためにも、せめてあと1ヶ月注力し1次試験突破を確実なものにしてください。

 

3.最後に

色々と書きましたが、まず間違いなく言えるのは「ここまで頑張ったあなたはスゴイ」ということです。

以前ハカセが「診断士対策はぶらさがり競争」と言っていましたが、ここまで食らいついたということはまだぶら下がり続けているということ。1次試験まではあと1か月半、2次試験まではあと4か月。ここまで来たら意地でもぶら下がり続けてください

 

by wacky

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