みなさんこんにちは、コニケンです。怒7もあっという間(?)に終わり、大きな節目である公開模試まであと二週間となりました。みなさん、怒7はいかがでしたか??ストレート生にとっては、本格的に二周目に取り組むと、一周目で分かっていたはずのものが、なぜか飛んでしまっていて、「アレッ??」って思った方こともあったでしょう。自分も受験生のときは、何度もそういうことがありました。
これからいよいよ三周目に突入していくと思いますが、最後の大詰めというときに、二か月前に怒7で取り組んだはずの前半の科目たちで、同じことになるかもしれません。。
特にストレート生に言いたいのは、まずそういう状況になっても、決して焦らないでください。これだけ科目数と内容が多いこの診断士試験は、そうやって何度も何度も繰り返していくことで、曖昧なところを一つ一つ潰してレベルアップしていくしかないのです。言いたいのは、本番までの一カ月半、改めて自分の中で何が分かっていないかを整理し、そういうところを一つでも多く潰せることが、上位20%に入る大きなポイントとなります。(逆に、ここで挫折してしまう人は絶対に合格はできません!)
大変だとは思いますが、何度も言うように、曖昧だったものがクリアになることを楽しみつつラストスパートがんばっていきましょう。

道場では、今週木曜から「公開模試直前特集」ということで、執筆陣がこの時期に取り組むべきポイントについて書いていきます。私も来週書きますが、今日は「ひと休み」ということで、少し唐突かもしれませんが、運営管理の科目から「店舗管理」を取り上げます。
ここで取り上げる理由は3つ。今年の怒7では本格的に取り上げなかったこと、本番もし出題されたら確実に取っていきたい問題(A~Cランク)が多いこと、そして、日常的に「診断士」としての目線になれる分野であること。
3つ目について補足すると、すでにやられた方もいると思いますが、要するに「学習したことを、近所のスーパーに行って確認してみる!」ということです。
例えば、看板がどう設置されているか、全体的な動線がどのように敷かれているか、照明がどうなっているか、陳列の工夫はされているか、等です。今までは意識していなかったことが、学習を通して新たに見えてくることが本当にたくさんあると思います。やはり、テキストだけでなく、実際に現場に行って一つ一つ確認していくのが一番分かりやすく、間違いなく近道になりますよね。診断士としての練習にもなりますし、この試験に取り組まれている方であれば、純粋に楽しく感じることでしょう。
私は色々なところに買い物に行く度に学習内容を意識しながら店舗を見ていましたし、以前も書いた通り、実務補習先が偶然スーパーだったので、そのときまさに一週間みっちり取り組みました。みなさんも、今週買い物に行くときに是非見てみてください!

●1)混同しやすいもの特集
この分野はなぜか混同しやすい用語が多いです。そんなものたちを特集してみます

<開放度⇔開放感>
開放度物理的な店内外の繋がり度合い⇒商店街にある、(昔ながらの)八百屋は、日中は外との仕切りが無いため、開放度が高い
開放感:店舗の間口から店内を見通せる割合⇒コンビニはほぼ全面がガラスウィンドウとなっているため、開放感は高い(ただし、自動ドアで仕切られているため、開放度は低い)

~H18過去問・改~
○or×?
最寄品販売の小売業において、一般的には、店内誘導を高めるために店舗の開放度を高く設定するのが良い

[+α]
最寄品・買回品の特徴の違いは大丈夫ですか?以下のポイントを改めて確認してください:消費者購買行動、価格設定、販売方法、プロモーションetc

<ファサード⇔パラペット>
ファサードはパラペットと店頭の両方を含むパラペットはあくまで、店舗正面の上部を指す。

~H16過去問・改~
○or×?
店舗正面上部の立ち上がり部分を一般的にファサードと呼び、店名などの看板が設置されることが多い

<エンド陳列⇔ジャンブル陳列>
エンド陳列ゴンドラのいちばん端(エンド)に陳列すること。マグネット効果が期待でき、非計画購買を誘導できる
ジャンブル陳列投げ込み陳列。特売品の陳列に向いていて、手間も少ない。

~H18年過去問・改~
○or×?
エンドは非計画購買比率が高いので、通過率の売上高への影響も高い。

<DC⇔TC>
DC(Distribution Center):在庫型。自社の物流センターに他の卸売業の在庫を共同保管する。TC型よりもリードタイムが短い(下記参照)。
流通経路は、メーカー⇒DC⇒店舗

TC(Transfer Center):通過型。在庫は持たずに、他の卸売業の商品を納品させ、店別仕分けや流通加工を行う。ベンダー仕分型とセンター仕分型がある。
流通経路は、メーカー⇒卸売業(ベンダー)⇒TC⇒店舗

~H17過去問・改~
○or×?
・在庫型センターは、通過型センターよりも、小分け納品に対応しにくい
・在庫型センターは、通過型センターよりも、売場別納品に対応しやすい

<JAN⇔ITF>
JANJISにより規格されたバーコード。我々が一般的に買う商品に付いているもの。13ケタor8ケタ(8ケタは日本独自)。ソースマーキング(製造段階)とインストアマーキング(店内)がある。価格情報は持っていないため、PLU(Price Look Up)で価格照会が必要

ITF標準物流コードで、ダンボール等に使用される。必ず偶数桁。バーとスペースの両方に意味を持たせられて、5本で1キャラクタを表現。情報密度が高い。(今度スーパーに置いてあるダンボールを確認してみてください!)

~H17過去問~
○or×?
生鮮商品などに店内でコード付けすることをインストアマーキングと呼び、JANコードと同じコード体系となっている

●2)GMROI・交差比率
計算問題が苦手な方は、ついつい後回しになってしまうかもしれませんが、運営管理でもし出題されたら、是非とも取りたい問題です。
式だけで一言で言うと
・GMROI=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(原価)
・交差比率=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(売価)
(当然、そのため、GMROI>交差比率)
詳細については、以前ふうじんさんが書かれているこの記事を改めてお読みください。ポイントは、ボックス図ですね。
ここでは、例題を二つ作ったので、確認がてら解いてみてください(答えは後日コメント欄で)

【問1】
ある小売店の決算は以下の通りであった。この期間のGMROIを求めよ(小数点第1位を四捨五入)
・売上高 890百万円
・期首棚卸高 80百万円
・仕入高 520百万円
・期末棚卸高 40百万円
・販売管理費 120百万円

【問2】
ある小売店の営業実績は次の通りだった。
・売上高 800百万円
・仕入高 580百万円
・期首棚卸高(原価) 60百万円
・期末棚卸高(原価) 80百万円
①粗利益率は?
②月平均商品回転率は?(原価ベースで)
③GMROIは?

●3)その他、知っておきたいポイント
客単価(買上金額)=動線長×立寄率×視認率×買上率×買上個数×商品単価
式自体は長いですが、客単価UPのためには、何がポイントになるか、構成要素を改めて考えてみてください。正誤問題が出た際、落ち着いて考えればきっと正解が導けるはずです

フェイシングの留意点
重点商品のフェイス数は多くする。売上実績データに基づき随時見直す。縦陳列にする等。縦陳列:視線や首を比較的動かさずに、同一グループを見やすくするため

POSのメリットおよび活用
メリット⇒商品ごとの、「いつ、いくらで、いくつ売れたか」のリアルタイム把握。それによる、店舗オペレーションの効率化。
活用⇒売れ筋/死に筋管理。陳列管理(プラノグラム:棚割、ショッピングバスケット分析)。プロモーション(FSP: Frequent Shoppers Program、RFM分析:Recency, Frequency, Monetary←内容は大丈夫ですか?)。PI値(Purchase Incidence:発生率)の算出。

●おわりに
いかがでしたか?決して長い記事ではありませんが、実は店舗管理の頻出論点をほぼ網羅しています。微妙な表現の差で正誤が決まってくるので、決して一つ一つ曖昧にせず、基本に立ち返ってもう一度テキストを読み返してみてください。そんなに時間はかからないはずです。そして、いざ本番に出たらしっかりと点を稼いでいきましょう!
本当にここからの一か月半が勝負です。しつこいですが、どの科目もきっとまだまだできることはあるはずです。それを、いまここで整理し、一気に片づけていくことが重要です。6割突破に向けて、一点でも多く稼ぐため、頑張っていきましょう!応援しています。また次週お会いしましょう

byコニケン



コメント & トラックバック

生鮮商品などに店内でコード付けすることをインストアマーキングと呼び、JANコードと同じコード体系となっている

この問題の正解を教えてください。
インストアマーキングは解りますが、コード体系はどうなのですか?
回答お願いします。

jhonさん
こんにちは
答えは×です

インストアマーキングは、文字の通り、店内で独自のラベルを作成して商品に貼っています。
JANの国コードにあたるところ:最初の二桁は02もしくは20~29を使用することになっています。
メーカーコードを取得する必要がなく、バーコードに価格データを含めることもできます。

ぜひ、頻出のITFの特徴もチェックしておいてください!
コニケン

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