【1次模試】ポカよけ、目利き、再現力、そして壮絶感

こんにちは。こぐまです。

6月30日と7月1日の2日間、ついにTACの1次模試ですね。ある意味、天下分け目の決戦です。
今日から模試前日まで、原則として模試関連の記事を各執筆陣がアップする予定です。

私は別の受験校に通っていましたので、約1年前、初の1次模試をTAC八重洲校の大教室でばりばりのアウェー感を感じながら受験したことを鮮明に覚えています。

根拠のない精神論を好むものではありませんが、ストレート合格を真剣に目指すならば、ここから2次試験の10月21日まで、限界を超えて勉強する覚悟を決め、まずこの1次模試に総力を挙げて臨んでください。

スト生にとり、2次試験の壁の高さは涙が出るほど壮絶です(少なくとも私にとっては)。
その壮絶感を先取りするつもりで、ゴールが明確な1次試験(≒模試)で1点でも多く勝ち取るためにあらゆる努力を払うことは、2次試験の勉強に少しでも役に立ってくれると思います。

一昨年、昨年と模試直前の名記事が掲載されていますので、これ以上の新しいことを捻り出すことは難しいのですが、自分の経験から模試受験前に考えておいてほしいことを簡単に書いてみます。

1.「ポカよけ」と「目利き力」の最終検証
2.完成答練終了~模試までの学習
3.直前チェック資料の準備

 

◆最終検証の場◆

これまでの完成答練などを通じて、自分の犯しやすいポカミスや癖、時間配分の難しさなどを把握して、反省材料を持っていることと思います。

私の場合は、
・不適切な選択肢を選ぶ問題で、迷ってあれこれ考えているうちに適切肢をマークしてしまう。
・経済学、財務・会計で時間ぎりぎりいっぱいになることがあった。
というのがウィークポイントでした。

また、私はありませんでしたが、マークの行ずれも気をつけたいところ。
これらについては、この記事で自分なりのポカよけをまとめていますので、ご参考までに。

問題の目利きは簡単ではないですが、特に60分の科目では後回しにする問題、捨てる問題を割り切って選別し、できる問題からさくさくとマークしていくことを自分に言い聞かせていました。

ムキになって難問も解こうとする性格なので、この割り切りを身に付けるのには抵抗がありましたが、先人の言う通り、合格するにはある程度、さっぱり、きっぱり処理していくことも大事だと思います。

厳しいことを言いますが、この模試で上記のようなポカヨケ考案や目利き力養成をしようと考えているようでは遅いです。
完成答練も経験したのですから、自分なりに確立した方法を持って模試に臨み最終検証すること。そのうえで本番に向け微調整です。

 

◆模試までの学習◆

中小の完成答練から模試まで、だいたい1週間くらいしかないですね。
単純計算で1科目あたり1日しか充てられません。かといって、7科目を同じ配分でやるのは非効率

私の場合は、60分科目と中小の答練復習に集中していました。それに加えて、苦手の情報はスピ問1回転
まだ伸びシロのありそうな科目の得点力を少しでも上げること、経済、財務・会計を時間内で解き切る力を確実にすることに主眼を置きました。

そうすることで、アウェーのTAC模試で6割以上を取れれば、何とかいけるかも?と思っていたためです。

模試を本番と捉えて、わずかな期間とはいえ、自分にとって最大限、点を伸ばすには何をやり(やらず)、どう工夫すべきか、考えてみることは、次の超直前期での学習方法のヒントを見つけ、合格に近づく一歩になると思います。

また、今年は模試~本試験の期間が、昨年と比較すると1週間ほど短いため、模試終了後のダッシュも念頭に置いておきましょう。

 

◆直前チェック資料の作成◆

模試を本番と考えて、休み時間に最終チェックを行うためのファイナル・ペーパーを、粗っぽくてもいいので何か準備しておくのも重要です。

実は、私はこの段階ではほとんどできておらず、本試験1週間前から慌てて作ったのが正直なところ。大きな反省点です。

昼休みを除き、休み時間は30分とはいえ、試験前後の待ち時間、トイレの時間などを考えれば、資料を読めるのはせいぜい10分程度なので、大量の資料を用意する必要はありません。

自分の最弱点、出題まず間違いなしといった論点をコンパクトに、殴り書きのメモ程度でいいので作ってみて、本試験用ファイナル・ペーパーの土台作りをしてみてはいかがでしょうか?

 

◆最後に◆

ふうじんのこの記事は読まれましたか? 私にとっても耳が痛い厳しい指摘ですが、現実はほぼそれに近いと思います。

ただ、私は「典型的追い込み型」だったにもかかわらずスト合格できたので、遅れ気味の方も諦めることなくまずは1次に集中しましょう。
8月以降の2次対策記事で、自分の経験を踏まえて「追い込み型の挽回」なども書いていくつもりです。

さて、TAC模試は本試験よりも難しく感じ、また初めての模試ということもあってヘロヘロになりました。
それでも、上位者リストの下の方に名前が載ったことで少し自信が出てきたのと、直前期の弱点再補強のポイントを掴めたことが大きな効果でした。

先ほど書き忘れましたが、自己採点が正確にできるよ、自分のマークした選択肢をどのように問題用紙に残すかも考えておいてくださいね。
完成答練では、自己採点と正式な結果は一致していましたか?

本試験で、時間に追われるあまり、自分のマークした解答がどれだったか曖昧になったりすると、合格発表までの1ヶ月を悶々と過ごすことになりかねませんし、自己採点合格と思っていたらだめだった(またはその逆)ということが起こり得ますので、老婆心ながら申し添えておきます。

まずは模試での「合格」、ご健闘をお祈りしております。

by  こぐま

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